2015-11-01から1ヶ月間の記事一覧

シェパーズ パース

ぺんぺん草という名のカフェ。 店の奥は、年がら年中ずっと薄暗い落ち着く空間。 プロヴァンス風というやつなのだろうか。自らの家をこんな風にすることはないだろうけど、気分転換にこういう場所が街中にあるのは有り難い。 古びて角の丸まった家具。 錆び…

天すけ

週末はいつも大行列なもんで食べる機会に恵まれなかったが平日の20時以降ならば10席のカウンターも半分が埋まっている程度。ようやく来られた。カウンター越しに目の前で揚げているのを見ながら食べられるのも嬉しい。 天婦羅定食は天婦羅を数種類ほど個別に…

洋梨

ラフランス以外に洋梨の品種なんて知らなんだ。ゼネラルクラーク。形の良いラフランスといった感じか。熟した果実は瑞々しく果肉がきめ細やかで洋梨ならではの品の良い香りがする。ラフランスよりも若干石質が多いか。 これはルレクチェ。微細に入る茶色い脈…

情けない日々

いろんな意味で眺める度に辛くなる眺めだな。 結局、胸を張れるほどの挑戦もしてなければ克服した成功体験もない。前職を去る時に、感慨も未練もやり切った満足感も無かった。あっけなかった。自分は他の人よりもあれこれが出来ているという自他の評価が付く…

外国からの客人をもてなすのにはずれなし、古民家古本酒場「コクテイル」

ルーマニア人6人にルーマニア人を夫に持つマレーシア人を連れて古本酒場コクテイルへ。 焼肉を食べた後なのでおでんに大正コロッケを摘みながら、好き好きに酒やウィスキー、ビールなどを飲んだ。 店内に流れる沖縄民謡の音色と男性とも女性とも判別できない…

十割蕎麦の老舗「信濃」

私が敬愛する日本酒蔵元「庭のうぐいす」の山口酒造の主人が東京に来るたび、高円寺に来るたびに食べると卸酒屋に勧められた蕎麦屋。 十割蕎麦は750円。 茹で上がると店主が「お待ちどおさまでーす」と厨房から愛想の良い声を上げる。奥さんが無駄な物が何も…

R座読書館

仕事をしにお籠りするには、あるいは思索にふけるにはこれ以上の店を知らない。 緑に溢れ、熱帯魚水槽があり、本棚があり、小さく区切られたローチェアと机があり、趣味興味に任せた本やオブジェが並ぶ。こんな書斎があれば良いのに、という夢想した姿がここ…

天祖神社

創建1087年の多摩郡高円寺村の鎮守。 朝陽に輝く神社は清々しく美しい。

陶芸再開

2年振りに陶芸教室に通い出すことにした。思い通りにならず、無力感に苛まれて焦せる、あの必死になれる感覚が戻ってきた。 月に2回ほど、指導して頂ける先生が来られる日に不定期で開催されている。 陶芸教室は自分を含めて6名ほど。作りたい作品のデッサン…

南2丁目 七つ森

高円寺を代表する名物カフェと言える。高円寺と新高円寺を結ぶルック商店街の目立つ位置にあり、存在感は大きい。 京都にありそうな、かつては軒を連ねた長屋のうち一軒だけが取り残されたような佇まい。古民家ではなく、古くから商いをしていた様子の間取り…

安くて本場の味。高円寺でベトナム料理ならば「チョップスティックス」

大一市場という一角の建物内には8店舗ほどがひしめいている。元は乾物屋横丁だったが今は飲食店しかない。 閉鎖的で表通りからわかりづらい立地にも関わらず、絶えず客で賑わっている。店の顔ぶれが良く、評判の高い店ばかりだ。街行く人の動線に無く、ぶら…

Coffee Amp改装

Ampが新装開店していた。 店の奥の焙煎スペースがかなり広くなっており、店内の席が大幅に減らされていた。珈琲を飲むなら周辺に珈琲屋は沢山ある。豆を買ってくれる客に主眼を置きたいということなのだろう。 幸いなことに、店頭のテラス席は残されていた。…

庭のうぐいす

辛口でありながらキレが良く、米の旨味も感じられて好みの酒だ。水のようにサラサラとしすぎない。 ラベルのデザインもシンプルで愛嬌があって良い。これも自分にとっては重要視している要素。卓上に置くならば見た目に愉しめる意匠のほうが良い。 福岡久留…

フクロウカフェ バロン

最近、猫カフェやフクロウカフェ、ウサギカフェなどが外国からの旅行者に人気らしい。この手の店は無いのだという。動物愛護の観点で日本は緩いからという話もある。いづれにしろ、ネタとして外国人来訪者に興味があるか聞いてみる価値はある。そういえばル…

内玄関建具

大正から昭和初期に作られた檜製の千本格子戸を仕立て直して使っている。 冬に向けて暖気が逃げにくくなるよう、格子戸に障子紙を貼ってみた。ちなみに子供が小さいこともあり紙ではなく強化和紙でPETフイルムの芯材の両面に和紙をラミネートしたものを用い…

繭蔵

青梅にもこんな店があるんだね。繭蔵。 2階はギャラリー。非日常な景観に切花やらを配置して撮影した作品が飾られていた。薄暗く陰の濃い背景に浮かび上がる多肉植物。そんな写真を自分も撮りたい。

青梅 住吉神社 超絶技巧木彫

久々に素晴らしい神社の木彫装飾に出会った。 上下の梁の木目が観世水のような流水を思わせる。これは狙ったのだろうな。素晴らしい。正面から垂直水平が歪まないように撮影して白黒で印刷したものを額に入れて居間に飾りたい。 創建1369年。 ここまでの執着…

猫ジオラマ - 青梅 昭和幻燈館

なぜここまで猫尽くしかというと、映画看板で町興しをしようとした青梅が映画看板画家でもあった赤塚不二夫の協力を仰ぎ、ついでに赤塚不二夫の愛猫がテレビCMで絶大な人気を博していたので、加えて猫の街を自称し始めたという「これでいいのだ」な作為的な…

猫シネマパラダイス

ニャーシネマパラダイスがないのは落ち度ではないか。 ニャウシカが一番オリジナルから乖離しているように見受けるのは、版元の著作権保護への意識の高さに比例しているということでしょうか。 猫の惑星 荒野の七猫 ショーニャンコの空に 十二匹の怒れる猫達…

赤塚不二夫の説くバカ道

「バカっていうのは自分がハダカになることだ。 世の中の常識を無視して、 純粋な自分だけのものの見方や生き方を 押し通すことなんだよ。 バカだからこそ語れる真実っていっぱいあるんだ。」 「『天才バカボン』を描き出した時にもまず思った。 バカに真実…

青梅という街並み

駅舎から既に昭和初期の街並みは始まっている。 街道沿いには映画の立て看板を冠した商店が並び、団塊の世代が子供の頃に親しんだものに溢れていて面白い。ただ、紅葉の時期の11月の土曜日だというのに道行く人は少ない。少なさすぎる。これで町興しが成功し…

新宿都庁の夜景

・無料で開放 ・23時まで開放されている ・西新宿高層ビル街の眺め ・日本土産物店もあり ・英語を話すスタッフ よって外国人をもてなすのに最適 スカイツリーの展望台は高すぎてかつ、周囲に高い建物が無いので案外、素っ気ないと聞く。その点、東京タワー…

南1丁目 博多ラーメン「ばりこて」

スロバキア人の友人は京都でラーメンの美味しさに目覚めたらしい。そして豚骨ラーメンが彼の中でたどり着いた最高のラーメンなんだそうだ。 そんな訳で、それではと東高円寺の豚骨ラーメン屋「ばりこて」に連れて行った。本場博多の味に拘り、関東風の調味料…

果樹源

高円寺駅前すぐ、高架下。もともとは青果店だったのだろうか。 内装がうるさく無く、簡素で好み。古びた板の天板テーブルに黒い椅子。焦茶と黒で纏めてある。 窓際には全面ガラス戸が嵌っており、駅前の忙しい往来を別世界のように落ち着きのある店内から眺…

ホノホノカフェ再訪

前回、前々回に訪れた際には何の変哲もない可も無く不可もないカフェだと思っていた。単にルック商店街中程に他の選択肢に乏しいから入るだけかと。 今回、乳幼児2人を連れて二階の席を初めて利用したのだが、このカフェの真価は2階にあると知る。 古民家カ…

切腹ピストルズ と 高円寺フェス

高円寺フェスタ。至るところでバンドやダンス、フラなどの路上ライブが行われ駅前の広場ではゆるキャラプロレスなんてものまで。 駅前北口でたまたま通りがかった切腹ピストルズというバンドの演奏が楽しかった。江戸時代のならず者のような野良着の出で立ち…

葡萄三昧

10月は例年以上に葡萄を食べたように思う。これも一重にスーパー「オオゼキ」のおかげである。 あれこれと様々な品種を食べ比べて学んだ成果として、自分が来秋に盛り合わせを造るならばどうするかを考えてみた。ピオーネ、アレキサンドリア、クイーンニーナ…

大口真神

wikipediaより 真神(まかみ)は、現在は絶滅してしまった日本狼が神格化したもの。大口真神(おおぐちまかみ)とも呼ばれる。 真神は古来より聖獣として崇拝された。大和国(現在の奈良県)にある飛鳥の真神原の老狼は、大勢の人間を食べてきたため、その獰…