2011-10-01から1ヶ月間の記事一覧

ロシアンカフェ バーバチカ

ロシアが主題の北山にあるカフェ。 ペレストロイカとか修正主義的な無機的で無骨なモニュメントの印象でもない。鉄と血の団結ってテーマでもない。シベリアやツンドラの屈強な男達を彷彿とする強烈なウォッカが置いてあるわけでもない。なんだか乙女なロシア…

南極大陸の犬橇

ドラマ南極大陸を視聴中。 マンゴー、テレビから流れる犬橇隊の犬の吠え声に大興奮なう。

トウキテキ作品

整然とした奇麗なやつではなく、有機的というか歪な器を作りたくてそういった釉薬の掛け方を試みている。トルコ青と辰紗を放射状に垂らし、その上から黒マットをかけて還元焼成してみる。放射方向に釉薬が流れてほしいので上下逆さまに置いて焼いてもらうこ…

干柿づくり

首を長くして待っていた柿の実る秋。滋賀のとあるケーキ屋ではなぜかどこかから仕入れてきた青果や青菜を売る。去年もそこで柿を買って干し柿を作ったら大層美味かったので今年も買ってみた。随分と立派な柿だ。去年購入したものとは違う種類のようで、値段…

どうりで最近調子が悪いわけだ。。。明日は休もう。。。 というのは嘘でこれはマンゴーの平温。この季節、膝に乗せるとポカポカと温かいし、低温火傷の心配もない。 婆「温かいわあ」 マンゴー「婆ちゃん、肌冷たすぎっ」

正岡子規の仰臥漫録

収穫と豊穣の秋、ふと手に取った正岡子規の仰臥漫録を読了。結核で亡くなるまでの最期の数年の生活を記した手記なのだが、句の他に弟子とのやりとりやその日に何を食べたのかといった類いも記されている生活の手記で、子規が出版することを目的として書いた…

永遠のゼロ

友人に是非お勧めと言われて読んでみた。百田尚樹という作家の処女作である。 「生きて帰りたい」と当時のタブーを公言して憚らない「臆病で優秀だった」特異な零式戦闘機操縦士の話。分厚い文庫本だが、非常に平易に書かれておりさらりと読める。何度も泣か…

銀座

家族写真

祖母の家の引き出しから古いアルバムを引っ張り出してきた。 96歳の祖母が8歳の少女だった頃の写真が出てきた。その後ろには初めて見た曾祖父母の姿も。曾祖父は海軍に属していたらしい。世代としては日清日露戦争には関わったかもしれないが太平洋戦争時に…

祖母とマンゴー

震災後に人生三度目の疎開をしに京都の我が家に滞在して以来、大の動物博愛者になった96歳の祖母。痴呆が始まり小生の嫁さんの名前は覚えもしなかったのに、マンゴーの名は無数の記憶が失われ行く中で新たに書き加えられたらしい。春以降、度々犬を飼いたい…

白鳳マンガン陶器鉢に多肉

白鳳にマンガン流し。染みた茶色い模様がなかなか良い。 そこに苔を張って多肉を植えて。なかなか座りが良いようだ。気に入っている。

清水焼団地 陶器祭

母の誕生日プレゼントに何を買うか思い悩んでいたのだが、活花をするので花器を買おうと清水焼団地に足を運んだ。 窯元の主人に聞いたところ、経営していくにあたって仕損じ率は1割5分が上限だという。通常で1割には抑えたいものだと。 青磁の鉢が並んでい…

オー・グルニエドール

さらにはグルニエドールからケーキも買ってきてくれた。 ここのリンゴタルトが安くて美味くて大好物なのだが、もうそろそろそんな季節かね。「たま木亭」のリンゴタルトも美味しいと言っていたか。そちらも試してみたい。

パン屋巡礼

東京の友人が幾泊かしている。その友人は近年パン作りに凝っているらしく、一か月休みを取ってパン屋修行をしてたほど。このほど、2泊3日で遊びに来たのだが、それも宇治、京都、大阪、神戸のパンの有名店巡りをするというものだった。 おかげで連日のように…

変化

社長御一行と夕食会だった。 勇気だとかそういう精神論的なことを言う彼に格の違いというか指導者の器を感じた。下っ端は良いことを言おうとしてもスキルや知識に終始してしまうのだよ。 CHANCE comes from CHANGE. 二つの単語の綴りは非常に似ている。そん…

風化

すっかり秋

蟲に喰われて穴だらけ。それも病でも何でもなく桜にとっては毎年のあたりまえのことなのだよな。毛虫を多く養う樹。老いて枯れるのも当たり前のこと。

石榴

道端で拾ったやつ。なかなか店では見かけない果物になってしまった。

ジパング展

高島屋でやっていたジパング展に行ってきた。 山口晃、天明屋尚、会田誠に代表される日本画風なポップアート作家ら32人作品がそれぞれ数点づつ集められている。 チケットの表を飾っている山本太郎の手による屏風絵なんぞは、能面を着け掃除機をもった人物が…

車窓から祭鉾

何気ない光景だが、良く見ると線路の先を縦横無尽に車が交差している。京阪電車は路面電車。 クールジャパン的なフランス人オタクが熱狂しそうなパッケージ包装車両。なんて作品名かは知らんが、京阪さんもやりますな。ほかに機関車トーマスの包装車両もあり…

三井寺

うちのマンゴーにこの風格は出せない。猫というやつには猛獣の名残がより強く残るように思う。

三井寺 弁慶力餅

大きな寺にお参りに行く楽しみの一つはそこの名物を食べること。一般的に名物に旨いものは無いと言うものの、餅系の名物は噂に違わないことが多いのではないだろうか。 三井寺には弁慶が引き擦ったという鐘があるのだが、その弁慶の怪力譚にちなんだ弁慶力餅…

モテキ

おいらマンゴー。 中国出張だの、新嘉坡の上司が来日していただの、お偉いさんへの報告会議だの、小難しい言い訳を重ねておいらを放置し続けていたのでこの三連休には目一杯埋め合わせてもらう。昨日は九条山、今日も丸一日連れ出してもらった。 親分よりも…

大津祭

高山祭を思い起こさせる滋賀県大津の祭。宵山と巡幸で構成されており、小規模な祇園祭のよう。 十三基もの鉾が緑の並木の中央通りに二列に並ぶ姿は見事。鉾が離れ離れに散在する祇園祭にはない高密度な華やかさがある。 細部を眺めるのも楽しい。動く工芸美…

革堂

創造性

スティーブジョブズが亡くなった。56歳。8月の引退、つまり死の直前まで最前線で指揮を執り続けていたのか。 若すぎる死だ。彼がもし今後も生きていたらどれほどの革新を生み続けたのだろう。彼の可能性の潰えた未来の1年も、自分の未来の1年も命の価値に差…

米国人向け京都 稲荷と牛角

先週中国で会った、中国に駐在している米国人の同僚一家が1週間ほど日本に休暇に来るので昼食でも一緒にどうかと誘われた。11歳と13歳の娘を二人連れてきているというので、これは日本贔屓にする為にも案内せねばと思い、日曜日に京都案内することになった。…

10月

京都はのんびりしていて実に長閑だ。忙しいのは一部観光地だけで少し裏にまわると人は少ない。中国から帰ってくるとあちらでの喧騒は嘘のよう。 京都はのんびりしている反面、世相の変化を感じづらいということはないだろうか。大抵、新しい店やサービスは東…

万歩

勤め先で万歩計が配られ、歩いた歩数に応じて東北に勤め先が寄付を行うという企画がある。 そんなわけで歩いた。9月累計35万歩の大台に乗った。20万人の参加者のうち上位2000人、つまり上位1%に入っている。万里の長城の上を五時間も歩いたのも大きい。金は…

第五陣窯出し 白鳳丸紋角皿

はじめて踏鞴造りで皿を作ってみた。原理は簡単なはずなのに、締めが均一でないから焼くと思いのほか歪む。いっそ反らさずに完全に平らな皿にしてしまったほうが歪まないので良いかもしれない。 紅茶に漬けてみたら貫入のひび模様が見えるようになった。丸い…