2023-10-01から1ヶ月間の記事一覧

「22cafe」にて「花と角」 青蟲を迎える。

高円寺で蟲の標本販売をされていたinsectportのSNS投稿からこれまたご近所の永福町のカフェで別の方の展示販売があるというので自転車を走らせる。 17時から夕御飯の支度をするとして16時までに買物に行くならば14:00〜15:00の間に足を運べそうだと瞬時に計…

日本酒生活「天領」「鶺鴒鳴」

かつて飛騨高山に旅行した際に買って帰って美味しくて惚れた地酒「天領」。これを新宿伊勢丹の催事で見つけた。 ああ、こんな味だったな。相変わらずうまいな。自分の味覚は変わってないな。そう思いつつあっという間に空いてしまった。 次に開けたのは京都…

白馬の絶景山並みカフェ 「喫茶 白月」

白馬の方にある山間の小さなカフェ。ケーキも手作り、珈琲も自家焙煎。どちらもとびきり美味しく、このカフェを目指して人が集まる。 テーブルも器も作家さんによるもので存在感がある逸品揃い。 カウンター下の一画の背景のムラのある青と引き立つ白磁壺に…

信州の森と陶蟲夏草鉢と

自作の陶蟲夏草一輪挿しを持ち込んで信州の緑の中に置いて撮影してみた。こんなキノコを胴の横に生やしても良いかもしれない。 植生の中に佇む白い自然造形物。キノコや粘菌の菌糸体をこってりと艶のある飴釉にしても面白いかもしれない。 何の木の葉だろう…

ルーフトップテント付きジムニーで旅をする

友人のルーフトップテント付きジムニーでキャンピングさせてもらった。 このテントの素晴らしい点は屋根が斜めに開くのだが、低い方にも高さがあって圧迫感が少なく、電気カーペットや薄いマットレス、寝袋や枕をセットしたままで屋根を閉じられる点。 もう…

長野オリンピックセンター夢の跡

長野オリンピックの象徴とも言うべきジャンプ台を訪れた。見た目の上でもシンボリックだし、競技成績の上でも日の丸飛行隊はシンボリックだった。 スキー場にあるようなリフトで上に登り、そこからタワーの上へと階段もしくはエレベーターで登る。しかしスタ…

高円寺1番の串カツ「タマキ」

串カツはこんなに美味しかったっけ。正直、予想を上回った串カツ屋。元はイラン人が経営するトマトラーメンの名店があったところだ。 オシャレにタイルの上に金網を張った専用皿に揚げたての串カツを提供してくれる。 これは食べてみないことには伝わらない…

陶蟲夏草鉢「ノコギリクワガタ」

大顎や粘菌の菌糸体が折れるのは時間の問題だろう。鉢を持つ際にも持ちどころに気を使う。 ようは誰かにお譲りすべきでないような耐久性の低さ。それでいて植木鉢という実用雑器を目的として作っている矛盾。 手元に置いて、植物を植え込んで育てようかと思…

子供が夢中、実験ラボ「イマジナス」

杉並第四小学校が小中一貫の高円寺学園として統合されたことで杉並第四小学校は廃校となった。その校舎を改装して新たに誕生したのがイマジナス。 SUGINAMIのアナグラムでIMAGINUSだそうだ。公募されたアイデアなのだそうで、考えた人は天才ではないかと思っ…

陶蟲夏草鉢「ヘラクレスオオカブト」 X シルバーブルニア

ついに作ってしまった。人気の昆虫カブトムシの中の人気品種ヘラクレス。ありふれた蟲や地味な蟲の美に焦点を当てたい私としては気恥ずかしい。 雑な柄杓掛けした白釉薬が民藝の雑器らしさになって良かった。 開口部も大きいので少し幹の太いサボテンやユー…

陶蟲夏草鉢「ツノゼミ」 X 柘榴花

みんな大好き、ツノゼミ。(私の歪んで狭い蟲好きな人対象調べ) 難点はその奇怪珍妙な角が陶器で作るには相性が悪い。先の球が焼成時に垂れ下がってしまうので柄部分を細く長くできない。正面から見ると珍妙なコック帽のようになってしまった。 それにして…

陶蟲夏草鉢「タランチュラ」 X クラスペディアグラボーサ

焼き上がりを初めて見た時、「よしっ」と心の中で叫んだ。「タランチュラ」こと和名「大土蜘蛛」の陶蟲夏草鉢。 黄色のクラスペディアグラボーサのドライフラワーと合わせると春めいた明るい雰囲気になった。 まあ、一般ウケしないだろうがこんなものをテー…

京都からの戦利品

京都のお菓子は大抵、東京で買えてしまう。何を買って帰ろうか、という時にこれも買えるしな、あれも新宿伊勢丹で売っているしな、となる。何せ京都の友人宅へのお土産の菓子折りを新宿伊勢丹に買いに行き、京都のものだらけで困ったぐらいだ。 北野天満宮学…

京都家族旅行備忘録

京都への家族旅行の備忘録 新幹線で京都へ 東洋亭の百年洋食ハンバーグランチ 大徳寺の友人宅へ 荷物をおろし、わらび餅を頂く 大徳寺総見院で信長墓所、信長公像を拝む 金閣寺を拝む。鐘を撞き、賽銭を投げる。 徒歩でしょうざんリゾート「わかどり」 真暗…

感慨深い京都家族旅行

家族旅行には年に数回行くけれども、全く違うなんだかとても満たされた気持ちになれた京都家族旅行。 京都が好きだから、お寺や苔庭が好きだから、というだけではなく私にとって京都はいろいろな思い出が詰まった特別な街なのだと思う。 京都の寺社仏閣の多…

清水寺、高台寺、八坂神社

こってこてな京都観光。息子は清水の舞台が観たいらしい。もう外国人観光客で溢れていることは分かりきっていたが敢えて行く。 あいも変わらず鮮やかで美しい塔。 京都御所が見下ろせてしまうので立ち入らないようになっているとか。 この緑が紅に染まった後…

瑞峯院

大徳寺瑞峯院へ。 何年ぶりだろうか。二十年ぶり近いかもしれない。それでも鮮明に記憶に残っていたこの龍の枯山水。 子供達にはどのように記憶に残るだろうか。 私自身、小学生の頃には寺社仏閣や庭には興味はなかったように思う。それでも十年後、二十年後…

銀閣寺の苔が素晴らし過ぎる件

その朝晩のモヤが発生する地形ゆえなのか。京都銀閣寺の苔が素晴らしい。 言葉で語るに及ばず。 金閣寺の派手でわかりやすい美へのアンチテーゼだったのか、単に足利義政が自分の好みを追求した結果なのか。

大徳寺の古刹に拙陶像を奉納する。

京都大徳寺にお邪魔するにあたり、ギリギリ焼き上がった陶の羊像。 井戸守にして下さったようです。 羊面六臂の如意輪観音に似た姿勢。 こう見えて植木鉢。3つ穴が空いており草花を挿せるようにしてあります。 16世紀創建の古刹の古井戸に据えられて5割り増…

織田信長公墓所参り、金閣寺、大徳寺

そういえば、息子は京都生まれだった。 学校で歴史の勉強を始めたこともあり、京都にも興味が出始めたそうなので京都に家族で来てみた。 新幹線で昼に京都に着いて、鰊蕎麦を食べようかと「松葉」を探すも新幹線コンコース内で戻らないことに気づき、駅ビル…

15年ぶりに飲んだ 飛騨「天領」

まだ子供も産まれていない頃、夫婦で飛騨高山に遊びに行った。その時にやたら美味しかった記憶のある天領が新宿伊勢丹で催事販売に来ていたので思わず買ってしまった。 早速、開けて飲んだのだが、ああ、これこれ。期待通りに美味しくて嬉しくなった。 あの…

秋は味覚で感じるタイプ。高円寺「椿」

落ち着く味、杉勇の純米。 秋刀魚ですよ、秋刀魚。最近で秋を一番感じた瞬間は中秋の満月でもなくこれだった。 美味なやつだった。 見上げるとススキに電灯の傘が満月のようだった。 焼き味噌をちょびちょび箸で摘みながらお酒を舐める。 茗荷たっぷりの手打…