こってこてな京都観光。息子は清水の舞台が観たいらしい。もう外国人観光客で溢れていることは分かりきっていたが敢えて行く。
あいも変わらず鮮やかで美しい塔。
京都御所が見下ろせてしまうので立ち入らないようになっているとか。
この緑が紅に染まった後の秋の清水もさぞかし見応えがあるのだろう。いや昔、観たではないか。
確かに、京都に寺社仏閣は数多くあれど確かに清水寺は際立って立体的で個性的だ。眺望も唯一無二。
音羽の滝は大行列だったが並んで水を飲んだ。
そして西利の蕎麦屋で鰊蕎麦を頂いた。鰊は美味しかったのだが蕎麦はふにゃふにゃと柔らかく、まるで生八橋のようだった。八橋屋の西利ではなく、蕎麦屋の松葉で食べたかったと妻はしきりに悔しがる。
SnSでよく見かける、京都らしい建物をそのまま活かしたスターバックスコーヒー。
中は床張りで思ったほど京都らしいわけでもないように感じた。敢えてスターバックスを飲まなくても、京都にはいくらでも美味しいカフェのある激戦地ではないか。
昔は洛外の辺境だったのだろうが今では清水寺から産寧坂を降りて繋がる好立地に大きな敷地を持つ観光寺院だ。
昔はこのダイナミックな渡り廊下階段を通れたような気もするのだが記憶違いだろうか。
通行できないが下から、上から眺められてそのワクワクする立体感は堪能できる。
シロアリに喰われて柱がボロボロだった。補修しないものだろうか。台風も苛烈になってきているのでいつか倒壊しそうで心配になる。
嵐山は人混みが酷いらしい。
皆、高台寺にも来れば良いのにと思う。こちらは人も少なく、無人の竹林を撮れる。
高台寺は鬼瓦が良い。
軒瓦も高台寺の文字が入っていて自己主張がある。
坂本龍馬の墓のある霊山護国寺はスルーして八坂神社へ。祇園祭の主役となる神社だが平常時は閑散としている。境内に出店が所狭しと並ぶ姿も懐かしい。