大徳寺瑞峯院へ。
何年ぶりだろうか。二十年ぶり近いかもしれない。それでも鮮明に記憶に残っていたこの龍の枯山水。
子供達にはどのように記憶に残るだろうか。
私自身、小学生の頃には寺社仏閣や庭には興味はなかったように思う。それでも十年後、二十年後に興味が発現するきっかけにはなるものかもしれない。
この佇まいは素晴らしい。
アンティーク風や人工的な経年劣化では出すのが困難な質感と表現。
言葉で表現し難い。この侘び寂びを理解できるものを尊び、できないものを見下す文化人の風潮は人によってはこの上なく鼻につくものだったかもしれないとも思う。
好き嫌いはさておき、それでも容易に真似し難いセンスの塊だとは思ったのではないか。