2015-04-01から1ヶ月間の記事一覧

高尾山琵琶瀧水行で気付いた抱っこ忍耐修養の行

初めての高尾山。しかし山頂まで登らず、今日の目的は琵琶瀧水行修行道場。初めてなので指導を受けて臨む。 白い下着は不要。写真撮影は禁止だし、修行は男女別。丸見えというほどは透けない。 せめて般若心経は諳んじて臨みたい。お務めの実感が得られない…

北川温泉つるや吉祥亭 絶景黒根岩風呂

伊豆は北川温泉のつるや吉祥亭に息子の誕生日を祝いに来た。以前にも妻と結婚前に北川温泉内にある望水という上等な旅館に泊まったことがある。貸切の休憩室も備えた高層階の檜露天風呂に入って、見渡す限りの水平線から昇る陽が湯船に映り周囲を朱く照らし…

こんな鎌倉案内も。長谷、銭洗弁天、gula、明月院を経て北鎌倉へ。

子供を連れて藤沢駅から江ノ島電鉄に乗り鎌倉へ。 右手に海を眺めながら海岸沿いを走り、やがて市街地に入ってぶつかりそうなほど迫る民家の間を通り抜けていく。電車好きの息子には最高だ。鎌倉公園駅の少し先には上りと下り電車がすれ違う箇所があり、ひと…

天青

熊澤酒造という茅ヶ崎にある酒蔵に併設された料理屋で子供の誕生日を祝った。 ここにはトラットリアというイタリア料理店と、天青というこの酒蔵の日本酒銘柄を冠した和食料理屋があるのだが、今回は天青へ。 重厚な黒光りした梁を露わにした内装。床板も磨…

なんじゃもんじゃカフェの本格ツリーハウス

横浜市の閑静な住宅街の中、最寄り駅「三ツ沢下町」を出て10分ほど歩いた先に本格的なツリーハウスのカフェがある。そこに息子を連れて遊びに行ってきた。 手が届きそうな低さにあるツリーハウスではワクワクしない。巨木の樹上高く、見下ろせば少し怖くなる…

東京国立博物館の工芸品を幾つか

嫁さんが今日一日を好きに使って良いと言う。何しよう。あれもしたい、これもしたい。そう思ったら思考が麻痺した。ふと思いついて上野の国立博物館に行くことにした。 インドの仏展が開催されていたが、インドで鑑賞した石像の数々に比べると心動かされるも…

カヤバ珈琲

上野の美術館街の先にあるカヤバ珈琲という喫茶店で昼食をとった。 窓辺の席に案内される。古びたユラユラとした硝子の嵌った硝子戸の向こうには幅が20cm足らずの花壇があり、そこに植えられている植物がなんとも珍しい品種で目を引いた。 なんという花なの…

東京藝術大学美術館が秀逸

東京国立博物館の展示が物足りなく、消化不良だったので東京藝術大学美術館に行くと、運良くボストン美術館の日本美術と合わせた展示会をしていた。これが比べようもなく良い。東京藝術大学美術館の収蔵品のほうが素晴らしい、綺麗、技巧的、美しい、と心が…

司牡丹 純米吟醸

旨い。系統としては辛口で香りは抑え目ですっきりとキレが良いので食中酒として幅広い料理に合わせられる。それでいて酒の味はしっかりと感じられる。 酔鯨と似た印象を受ける。 高知の蔵元らしい。封印酒なのだそうだ。封印酒とは5つの蔵元がとりわけ自慢の…

読谷やちむんの里 人間国宝の系譜

読谷村座喜味にあるやちむんの里へ。読谷のアリビラに泊まっていなかったら家族を連れてこられなかった場所なので嬉しい。 人間国宝に認められた金城次郎さんの様式や技法を受け継ぐ陶工達がここ、やちむんの里に工房を構え、それぞれの工房だけでなく散在す…

琉球村 七色の風

読谷という交通の便の良い市街地にあって本島北部のような緑の濃さを感じられる点でこの店は貴重だ。太古の森を想起させるようなヒカゲヘゴが窓の外に茂る。 窓の外に緑を配し、逆行気味に光を透過させて緑を輝かせるのがやはり植物を引き立てる一番の方法に…

沖縄料理の隠れた絶品 白烏賊墨汁

なんだか心が和む夕食だった。 朝もビュッフェ、昼もビュッフェ、さらにはスイーツバイキングと暴飲暴食を続けていたので腹は全く減っていない。それでも貧乏性なもので、夕食を抜くなどという節制はできなかった。 ホテルから車を出し、駐屯米国陸軍トリイ…

日航アリビラグルメ

ホテルの中では珍しく、このホテルは食事の美味しさで評判が良い。 日航アリビラの「ベルベデール」というレストランでの朝食ビュッフェはトリップアドバイザーによる口コミランキングで2011年には日本一美味しいホテル朝食との評判を得ているらしい。 その…

日航アリビラ

熱海の岬 バブルの残り香

熱海城からバス代やケーブルカー代を浮かす為に歩いて下って行ったら腹が鳴った。断崖絶壁の上に迫り出すように建つ見晴らしのよさそうなカフェレストランが見えたので立ち寄ってみた。花の妖精という名前らしい。 無駄に豪華に甲殻付きの海鮮カレー。帆立や…

湯治で短気や不寛容や安寧や惰性は治るかどうか

箱根の送別会旅行、伊東、熱海の送別会旅行、箱根の両親への慰労旅行と温泉地へ足を運ぶ機会が続いた。さらに港北の温泉にも足を運ぶようになり只管温泉に浸かる日々。 2週間ほどで22回ほど温泉に浸かっている勘定になる。これはもはや湯治だな。何を治して…

起雲閣 暖炉

同じく起雲閣の玉渓という洋館。中世英国の「チューダー様式」に「名栗仕上げ」を取り入れたヨーロッパの山荘風の造りだそうだ。 その洋館に素晴らしい暖炉がある。こういうものを見ると、立身出世に興味の無い自分も金持ちになりたいと思う。よほどの金持ち…

起雲閣 加賀様式 ラピスラズリに飴色の白木の妙

感動しすぎて写真を撮る体も傾いたと思われる。江戸時代は百万石大名の加賀藩しか使うことの許されなかったラピスラズリの深い群青色の塗り壁。起雲閣が旅館に改装された時に石川県出身の所有者、桜井兵五郎が塗り替えたという。 檜の柾目材だけを使った贅を…

八幡山公園 越後鶴亀純米酒のラベルが花見に最適

越後鶴亀の純米酒は特別に美味しい酒でもないと思う。しかしこのラベルを見たら花見に持っていく酒はこれしかなかろうと。酔鯨でも春鹿でもないのだよな。時には酒の味以上に目で酒を楽しむことがあったって良いではないか。 デフォルメされた丸みを帯びた鶴…

桜の熱海城

歴史的な由来も何もないコンクリートでできた観光城。

伊豆山神社

伊豆の地名のもとにもなった由緒ある神社。850段以上もの石階段の参道を登った山裾に鎮座する。 塗りなおされたばかりの木彫が目に鮮やかで素晴らしい。魔を退けるような色の組み合わせ。 豆桜の美しい境内だった。 この神社特製の御朱印帳の意匠が強烈で面…

獺祭 純米大吟醸 磨き三割九分

機会あって久しぶりに飲んだ。 しかしそもそも自分は大吟醸は吟醸香が強すぎてあまり好きではないはずだ。しかも獺祭は今やブランドとしての俄か人気が出過ぎて値段が釣りあがっている。取り敢えず人気があって高いから飲みたい、飲んだと言いたい。そんなド…

4月にしたいこと

無職の1カ月で次の再スタートにむけて準備をしたい。案外、めまぐるしい日々になりそうだ。 家族旅行 当分ゆったりとした時間は過ごせないだろうから、家族との時間を。妻が入院中にお世話になった両家実家にも御礼旅行。 昨年流れてしまった沖縄アリビラ旅…

枝垂八重桜

違和感に気付いた。一般的な桜は散った後に新緑が芽吹く。葉桜もあるが葉桜の枝垂八重はあまり見かけない気がする。 だから桃色と若葉色が空間を点在して埋めるこの眺めが新鮮に映ったのか。ピンクとライムグリーンだなんて瑞々しくて華やかな組み合わせじゃ…

硝子のような桜 花びら

無職となって1日目。それでも毎日ヒゲは剃るべきかなどどうでもいいことを考えて一日が始まる。 染井吉野が咲き乱れるのも綺麗だけれども、山桜や矮小品種の桜というやつも良い。木陰の中で逆光を浴びて輝いて見える。 この硝子のような硬質で透明な質感は染…