Seattle CitizenM

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9時間飛行機に乗ってシアトルへ。直行便は楽だわ。しかしデルタ航空は日本語字幕のある機内映画が少なくてそれは残念だった。英語で観ると娯楽ではなく勉強してる気分になる。

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チェックインしたのはCitizenMというホテルだが、部屋は日本のホテル並みに狭い。
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シンクというか化粧台がこの薄いカウンターだけで、あとはユニットに近いバス、トイレ。給湯器もコーヒーもお茶も無料の水もない。
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左下に申し訳程度に小さな冷蔵庫がある。歯ブラシなどのアメニティも皆無。
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そのくせシャワーの照明を7色に調光できる。無駄機能。
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朝食はついておらず、ホテル内にレストランもなし。売店に冷たいサンドイッチが$5〜8であるだけであまりにも侘しい。
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ラウンジはなんとなく雰囲気は良いのだがサービスが無さすぎる。アートホテルらしくいろんなところにアート作品が置かれている。
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物価の高いアメリカで1泊$120だからロンドンが1泊4万円したことを思えば全然ありなのかもしれない。豪華格安ビジネスホテルと思うべきなのだろうな。
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良かったのは低層階と高層階を無料で選べること。高層階を選んだら夜景は綺麗だった。

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10/18 造形完了

試して失敗するのが1番の近道。


波が来た。工房に朝から籠り6時間は粘るも寒過ぎて身体の芯まで冷えてきてこれ以上留まると風邪を引く可能性が高そうに思えたので退散。もう一個ぐらい作りたかったが2鉢の造形を完了させて退室。

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勝手な想像生物ではなくて実在する蟲。
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ダンゴムシにも突起が生えたトゲトゲのダンゴムシがいる。トゲトゲを作るだけで作業時間が一気に増える。とはいえ蟲1匹に数週間もかけるようなディテールではなく2〜3時間ぐらいか。鉢の造形も合わせると轆轤挽きと削りで30分は追加でかかっており、やはり創作スピードは遅い。
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そんな陶蟲夏草。カランコエファングを何となく植え込みたい。最近は販売の容易さを優先してしまっていた傾向があるが、やはり植え込んで世界観を提示したい。
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販売するにしろ、しっかり植え込んで販売したい。


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こちらの鉢はメタリフェルホソアカクワガタに捧ぐ。
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紫や青のメタリックにしたいところだけれどもスタイルを守って白にする。
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とはいえ、いつかは楽焼でラスター金属光沢のメタリフェルも作ってみたいとは思っている。
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売りやすさを考慮していないものをまた作りたい気持ちに任せて作ってしまった。右顎はどう考えても破損しやすい。売るとしても現物対面持ち帰り限定だろうな。間違ってもオンライン販売はしてはならない。

 

とりあえず焼き上がりが楽しみな鉢が2つできたので良しとする。ちなみに例え完売しようとも値段を上げたくはない。値段は変えずに昨日より明日作るものをより良くしたい。何十万円で売れるものを作れるようになりたいわけではなく、今の価格から変えずに短時間でより良いものをたくさん作れるようになりたい。

 

まずいな、残り8個を3月中旬までに完成させられるだろうか。さもなくば4月までに完成させるのは厳しい。

 

梅里公園の出遅れて盛りの過ぎた梅

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梅里公園の梅は2月中旬でとっくに盛りを過ぎていた。
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ほんの数本、遅咲きの株にまとわりついて鑑賞する。
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おお、深い濃い紅。
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紅千鳥というそうだ。
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枝ぶりの良い白梅。
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そして公園入り口の名物枝垂梅もかろうじて花は残っていた。
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呉服枝垂というのか。今年も立派に咲いてくれて嬉しい。

 

今年はやはり暖冬なのだな。3月末の職場の花見大会は散り桜になる見込みだそうだ。

2024年五美大展 3

 

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作品の前でしばらく人だかりがあった。
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特に陰陽の陰の表現に美人画の画集を数多く出版されている池永康晟さんを思い出した。
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ギャラリーもついて軌道に乗っている将来を嘱望された作家さんなのだろうな。美人画は人気がありそう。
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何の木だろうか。青と碧で描かれながらも脳裏に描く巨樹と似たイメージであることの不思議。
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撮り忘れたと思っていたが撮っていた。遠目だとデザイン的に見えるのだが近くに寄ると気づかなかったディテールがたくさん見えて引き込まれる。
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金属に浮いた緑青のような色合いと細い金の線で戴金のように描かれた細部がとても好み。
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髪の毛が波となり雲となり。モダンで無機質なホールやロビーに飾られていそうな絵だが、外を向けば紅葉や遠景、内を向けばこの絵があるような和室の露天風呂で長風呂したい。
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これも版画か。今年の五美大展は魅入る版画が多い。

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手首の跡は傷が癒着したようにも見える。この赤は血なのだろうか。
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なんとも言葉にできない不思議さと深さを感じる。どんなストーリーがあるのだろうか。
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2024年 五美大展2

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欧州の美術館の19世紀絵画にありそうな雰囲気ながら人物は日本人。
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なんともアカデミックで他の学生さんとは異なる時空間とベクトルで制作している印象。100年前の欧州に生まれた方が幸せだったりするのだろうか。存在感の際立つ重厚な一画だった。

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写真にすると実物で見た魅力が伝わらない。眼が良いのだよ。首の下に垂れる鎖もあれこれと想像を惹起させる。
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このままの方向で沢山の仏像を作って欲しい。
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遠目には全く平面的に見えた。話題の限りなく光を反射しない黒塗料を使っているのだろうか。黒い液体を輸血している。
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スマホの画像だと明るく撮れてしまうが実際はかなり黒い。それでいて造形が単なるマネキンではなくとても上手いこともわかる。
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トリウマのような空想動物。
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顔が可愛かった。
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私としては格別に興味を惹かれるのは陶像。素人ながら作陶していると、陶器で作られているというだけであれこれ読み取ろうとしてしまう。
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そもそもこのサイズの陶像をヒビ割れすることもなく焼成できるのが凄い。
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鉄、マンガン系の釉薬だろうか。釉薬も独自に調合したのか。
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写実静物画を卒業制作として描いた学生はほとんどいないのでとても目を引いた。
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珍しいだけでなくこの技術の高さ。
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なぜ2024年のこの時代に写実絵画なのかと聞かれることもあるのかもしれないが単に好きだから、美しく魅力的だからではダメなのだろうか。
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衝撃的だったのがこの茶と白の大蛇。
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圧倒的なリアリティだし、どれだけ近づいて凝視しても粗が見えない。
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木工の光沢のない柔らかさが素晴らしい。
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この微細な凹凸が素晴らしい。「コレ、欲しい!」という所有欲の衝動に襲われる。
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正統派な日本画の技術をふんだんに盛り込んだ煌びやかな一枚。
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金箔の艶やかさの中に濃い色調の葉、柘榴でありながら赤を抑え気味に描いた実。和食、割烹料理の店が飾りたくなる作品ではないか。
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遠目に見ると虎。
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至近距離で見ると鹿や金剛インコ。
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夢のあと。羊の横顔が良いな。羊というだけで足が止まってしまう。
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2024年 五美大展 1

東京の5つの美大の合同卒業制作展「五美大展」が毎年新国立美術館で催されるのだが、入場料無料で子供と気軽に絵画や彫刻、デザインなど多彩な作品を楽しめる。

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多摩美エリアから入ったのだが版画のクオリティの高さに目が覚めた。
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モチーフがとても好み。これが版画とは。どれだけの時間をかけて作品世界を掘り込むのだろう。
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肩の彦生え枝が良い。冬虫夏草をモチーフに作品制作してくれないものか。今後の個展情報を追いかけていきたい。
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「フライドポテト中毒」
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「ラーメン中毒」。自分がラーメン屋のオーナー店主なら店内に飾りたくなる。
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スープに沈みかけたスマホから日付の変わる1分前、深夜のラーメン入浴だとわかる。豚骨や背脂系ではなく澄んだ醤油ラーメンなんだろうな、などと勝手に想像。
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近くに寄って見るとさらに美麗な景色が見えてくる。
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私は傾向として部屋に飾りたくなるような綺麗めで穏やかな絵、しかも動植物などを素材にした写実性の高い絵が好きだ。それでも美術館では言語化できない、あるいは負の感情も掻き立てられるような作品を見るのも好きだ。
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そんな作品。恐ろしげな感性表現。こういうのはもうセンスとしか言いようがない。
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見てるだけで気が静まるいこいの絵。カフェの壁、ホテルのロビーなどに飾られて空間の雰囲気を支配して欲しい景色。
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こんな廃墟民家の室内の壁にもたれてぼーっと感慨に浸りたい。
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ファンタジーアートな版画。企業がいろんな依頼をしたくなる作家さんではなかろうか。
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フナムシだろうか。線の強弱、写実性、濃淡が素晴らしい。こんな絵を描けるようになりたい。絵付けしたい。
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鯛だ。大漁の鯛だ。波濤も魚だ。どんな含意がある絵なのだろう。
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静謐さに引き込まれた作品。
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見ているあいだ、周囲の音が消えるかのような静かな絵。
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細部だけをじっくり見ても楽しめる濃度。
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躍動感のある骨馬。派手でいて近くで見るとデザイン画ではなくしっかり絵画。
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この色の組み合わせは自分からは出てこないものだな、と思う。
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金属彩の垂らし込みのような表現は好み
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写実具象と抽象が混ざった魅力
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美大生の卒業制作ともなると造形物も作り込み濃度が高い。
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大きい。
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タブレットで反転させて鑑賞させる捻りのある試み。
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祖母愛に溢れた作品。実の祖母なのか近所のご婦人かは実際のところわからないのだけれども。
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スタイルも手法も多様な作品が見られて飽きることがないのが五美大展の好きなところ。誰もが自分の好みの作品を見つけられるのではないか。
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メタリフェルホソアカクワガタ

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メタリフェルの青い個体。遠目に見て即座に購入を決めた。黄銅、紫や赤味を帯びた個体は多いが青は少し珍しい。
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青と紫をガラスドームに収めた。

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構造色だからか、LED強光に照らすと青は感じられず、金属の複雑な干渉模様のようなものが見られる。
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良い作陶参考資料がまた増えた。

 

さあ、メタリフェルを造形しよう。