陶蟲夏草 大黒黄金 X エケベリア「銘月」

今日の願望。子供のスキー合宿がキャンセルになってしまった埋め合わせに雪山家族旅行に行きたい。スキー学校に入れている間に私は上級コースを攻めて、午後は一緒に滑る。温泉に入って美味しいものを食べて、クタクタになって寝て。

 

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これも定番の型と言える。鉢と多肉植物のサイズバランスはとても良いと思う。鉢の釉薬がかからずに見えている土肌も無作為の個性で気に入っている。

 

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ダイコクコガネも「大黒黄金」と漢字表記すると重厚感と高級感がするが、フンコロガシの一種と言ってしまうと威光が消えてしまう。野生では鹿の糞なんかにも集まるらしい。山で見かけると、かっこいいのだけれども口周りや腹には細かい毛が生えていて、どこかの糞の中に潜り込んでいたかもしれないことを想像するとたじろいでしまう。

片翅をこじあけて多肉植物が生えてきたような様子にした。脚のゴツゴツした様もうまく残った。

 

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こじんまりとまとまっている。庭先に投げておいて、あるいは花壇の土の中に半分ほど埋めておいて数年放置してみたい気もする。

映画「レオン」と殺し屋が愛した植木鉢

深夜、映画「レオン」を観た。

繰り返し観たいお気に入りの映画を50本探したいと思いながら映画をあれこれ観ているが、既に50選に入っている映画の一つ。

 

ここ最近に観た映画がどれもイマイチだった。繰り返し観たい映画を探しながらもお気に入りを何度も楽しむ暇もなく人生が終わってしまっては意味がないと思ったこともあり、レオンを再生した。

 

相変わらず素晴らしい映画だ。ゲーリー・オールドマンのキレキレな悪役、瑞々しく鮮烈なデビューを飾ったナタリー・ポートマン、そして寡黙で不器用で根は純朴な殺し屋を演じたジャン・レノ。名優を活かし切った作品だと思う。

 

展開を知っていて次はこうなる、もうすぐあのシーンが来るとわかっても楽しめる映画。静止画を印刷して飾りたくなるような美しく鑑賞に堪えるシーンが散らばる。かっこよいのだよ。それでいてストーリー展開もテンポが良くて映像美に監督が酔いしれた独りよがり映画にはなっていない。こういう作品を見るとCGの進歩は要らないとさえ思わされる。

 

今回、初めて気づいたことがある。殺し屋が大事にしている植木鉢があるのだが、植わっているのはアグラオネマ・カーティシーという熱帯植物なのだよな。それを露地に植えると雪の降るニューヨークでは確実に凍死してしまう。来年の春は迎えられないのだよ。

以前、この作品を観た頃はまだそこまで植物に関心がなかったのかもしれない。知識が増えたことで素晴らしいものをそのままに楽しめなくなるならば年を取ること、知識を得ることはつまらないものだ。

 

月100ドルの小遣いでマチルダを追い払うトニーの薄情さに、レオンは利用されて使い捨てられたことを気付かされる。マチルダはレオンの願いを代わりに叶えるべく地に根が張るよう願って植木鉢から地面に植え替えるが、形見の植物も冬を超えられずに枯れて消え、1年もしたら誰もがその植物のことも忘れてしまうことだろう。

無知と無関心により消えていく風の前の塵のような存在。何も残らず、忘れられていくその無常観も意図されているのかもしれない。植物の品種への知識不足からくるミスではなく、これもプロットのうちだとしたら益々深い映画。

レオン 完全版 (字幕版)

レオン 完全版 (字幕版)

  • 発売日: 2013/11/26
  • メディア: Prime Video
 

 

ご褒美オザキフラワーパークで獅子王丸を狩る

自分に甘いもんで、少しばかり仕事を頑張った気がしていたので自分へのご褒美を買いに子供達と自転車でオザキフラワーパークへ。片道9km往復18km、片道47分の子供にとって初めての長距離自転車。

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もっと写真を撮りたかったけれども、子供に目を配りながらだとなかなかそうはいかない。それでも思わず撮ったのはこのガガイモ。立派な株で1200円と値段も手頃に思える。ガガイモは咲く花の奇想天外さにワクワク感がある。後ろ髪を引かれながら別の売り場へ。

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何故か長男に「予算は3000円までね」と枠を決められた。おまえは、妻か。おかんか。

予算枠内で購入を躊躇ったサボテン3株はどれも2000円弱。ぷっくり具合が素晴らしい。

 

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子供達の意見も聞いて購入したのはこちら、「獅子王丸」。寒暑に強く露地栽培でもいけるのも良い。過保護にしすぎず、屋外で育てたい。傷なんて気にしない。

 

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こちらも張りと艶が魅力的だった。もう少し棘が太かったらこちらにしたかもしれない。

オザキフラワーパークは希少品種や良株が揃うが、けして安さが売りの店ではないと思っている。しかしそんな中で2000円弱でこのサイズはお得感がある。満足。さて、どの鉢に植え込もうか。

 

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長男のチョイスはこちら、苺3種。アイベリー、おいCベリー、ふさのか。

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次男のチョイスはブラックベリートリプルクラウン」。こちらは収穫できるのは2年後かね。気長に待つのも楽しみ。

 

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買い物を終えて、併設のGROWERS CAFEへ。屋外席があるのでそちらで頂く。

タコライスも美味し。美味し。

 

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クリームチーズにカボチャ、ハムのピザも美味し。美味し。

語彙力少なめ。

 

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なんだか全体的に黄色い。

 

黒土マグネシヤマット筒鉢 X エケベリア綴化

今日の願望。ロマンスカー箱根登山鉄道を乗り継いでエクシブ箱根に泊まりに行きたい。紫陽花の頃の登山鉄道の車窓からの眺めは乙だろうな。大涌谷まで足を伸ばして黒玉子食べて。月が水面に写り眼前に山々が広がるエクシブ箱根の露天風呂が恋しい。富士屋ホテルにも泊まってみたい。


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変哲の無い形の鉢。黒土に乱雑に釉薬を筆塗りしてある。

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主張の弱い鉢も必要だと思う。これには多肉植物生コンテナで見つけたエケベリアを植込みたいと思っていた。綴化の疑いのあるエケベリアの一株をこちらに植え込んで観察したい。

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果たして本当に綴化だろうか。かなり風雨にさらされストレスや刺激を受けているのでそれにより成長点異常が生じた可能性も充分に考えられる。それとも単なる複数分頭だろうか。混みいってるだけで3つぐらいに分岐していく過程の可能性もある。

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葉の先に傷模様がある。おそらく冷害を受けた後の傷なのだが、これはこれで模様のようで面白い。全ての葉にこの模様が出てくれたら見ごたえがあるのだが、意図的に冷害を与えるのはさすがにやりすぎか。

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そもそもなんていうエケベリア品種なのかが思い出せない。綴化が進むことを祈りながら育てていこう。

瓦礫鉢 X セダム「乙女心」

今日の願望。 御岳山の滝を見て宿坊に子供達と泊まって、朝は一緒に参拝し、山道を歩いて降りてつるつる温泉に浸かって帰りたい。今までは子供達の体力が足らず、歩いて下山するだけだったが次回は急な山道をクタクタになるまで歩かせたい。



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できれば陶蟲夏草に植え込みたかったのだが、思ったよりも茎が太くなっていて入らなかった。そこで引き続き元気に枝葉を伸ばして欲しいので土容量が比較的大きいこの天面が瓦礫風な鉢に植え込んだ。

 

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それにしても、「乙女心」はもっとピンクに染まる可愛らしいセダムではなかったか。なんだか触手のように見える。可愛らしいものを期待しているわけではないので私は気に入っているが、「乙女心」という名前には違和感が拭えない。紅葉し始めのほんの一時期だけピンクなのだが、紅葉が進むと暗褐色になり、これが本来あるべき行き着く姿だと思われる。

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ヒョロヒョロと伸びているが、各枝の先には葉が密に茂っているので徒長ではなく健康な姿だ。見てにやけてしまう見事な枝っぷり。叶うことならば蟲に生やしたかった。まさしく冬虫夏草らしい樹形なだけに惜しいので、今年中にまた陶蟲夏草鉢に植え替えるかもしれない。

 

陶蟲夏草 兜虫幼虫 X エケベリア「銘月」

今日の願望。キャンピングカーで2、3泊の家族旅行に出かけたい。長野、上高地のほうとか行きたい。そこらの地元の常連向け食堂で食べ、温泉に入って。川の字になって寝て、朝起きたら、キャンピングカーの中でトーストを焼いてコーヒーを淹れて。そして車を降りると信州の山々。係を決めて、子供達にもあれこれ手伝わせて。


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結局、私の中ではとても典型的な形に落ち着いた。

 

蟲の腹から植物が食い破ってヒョロヒョロと伸びる姿。

 

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幼虫には体の側面に気門の穴を作ったのが今回のこだわり。

とりわけ兜虫の幼虫や蝉の幼虫を載せる鉢には側面を異なる土の練り込みにして断層のようにしても面白いかもしれない。

 

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北風に吹きさらされる露天で育っているので冬は「銘月」も葉色が悪い。傷も多い。バルコニーや室内で育てたら綺麗な葉に代謝させられそうだ。

 

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にょきにょき。そういえば、どれだけ長く伸びるものなのだろうか。

根から葉までが長くなりすぎると樹液が円滑に循環しなくなって枯れるのだろうか。

陶蟲夏草 象虫 X セダム「虹の玉」

今日の願望。東京の離島に行きたい。調布空港からセスナに乗って、式根島と地鉈温泉。初島のエクシブに泊まって子供をアスレチックに連れて行くのでもいいな。


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もっと大きな多肉植物を植えようと思っていた。台座鉢の土容量も多い。しかし植え込む穴が小さくて茎が太いものは既に入らなかったので予定変更してセダム「虹の玉」を植え込んだ。

葉が沢山ついた主茎と、ひょろひょろと伸びた側茎が面白い。


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この赤さ、肉々しさは群生にせずに単体で引き立てると面白味を感じる。とても土の少ない鉢にへばりつくように何年も生えていたので、これからは根を一気に伸ばしていけるに違いない。徒長に注意しながら育てたい。


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学び

大きな鉢にしたならば穴も大きくしなければ大きな植物は植えられない