2013-06-01から1ヶ月間の記事一覧

ドイツ車でアウトバーンを走る

空港からKronbergまでタクシーで向かう。乗ったタクシーは真新しいBMWで、予め値段を聞くと目的地まで40€程度とのこと。無難な値段だろう。 車はとても静かに走り出し、走行音はどこか遠くの音のようだった。 ふと気付くとスピードメーターは180km/hを指して…

玩仏

経済犯罪への実刑判決

カジノの負債返済などに充てるため、子会社から計55億3千万円を借り入れ、損害を与えたとして、会社法違反(特別背任)罪に問われた大王製紙前会長、井川意高被告(48)について、最高裁第3小法廷(木内道祥裁判長)は、被告側の上告を棄却する決定を…

中村藤吉

思いのほか、京都の名の知れた店は東京にも出店していたりする。 満月の阿闍梨餅も売られているし、ふと新宿三丁目で乗り換えようとしたらLe Petit Mecという京都の知られたパン屋もあった。そういえば然花抄院も見かけたな。 となれば進出して欲しい店の筆…

ひさびさに見たマダニ

マンゴーの鼻先に変な丸い塊が毛に絡まっているのを見つけた。 息子が食卓からこぼした挽肉の塊でも食べようとがっついて、誤って鼻先につけてしまったまま取れなくなったのか。 取ろうとして、凍りついた。心臓に悪い瞬間。挽肉の固まりは血を限界まで吸っ…

立った 歩いた

アフリカのとある国の言葉で立ち上がるという意味の名前をつけた1歳1ヶ月になる息子。その息子がついに歩いた。生まれたばかりの小鹿のようなよろよろとした歩き方ではなく、まるで前から歩けたようなそぶりで。 よろめいても転ぶことはなく、そうなる前に自…

庭の植木、植木鉢の引越準備

庭に植えてしまっている楓の品種達、「乙女桜」「青柳」「紅珊瑚」は掘り起こして新居に植えたい。 庭に植えている山椒の株はどうしようか。木の芽は料理に添えるのに意外と重宝するのだが、なぜか株の移植に弱く急に枯れこむこともある。 烏丸半島の蓮の種…

加藤清正公廟

お参りするのもこれが当分の間、最後になるだろうか。山科疏水の本圀寺の奥にある加藤清正公の廟。 金の鳥居が眩しい。雪が降って一面白化粧の中だと金色は一転、清々しく見えた。夏に緑を背景に見ると、ギラギラして見える。

苦手。虚ろ。

プライベートの気の置けない友人とのパーティーならいざ知らず、同僚だとか知人とのパーティーとかそういう華やかな場所は本当に苦手だと痛感した。沈黙を気にしなくてもいいような相手と酒をちびちび飲むようなので十分。というか、そういうのでないとしん…

カメラ付き携帯

フィリピンに行く前に日本で使っていた320万画素のカメラ付き携帯電話が出てきた。懐かしさを感じながら別れる。 携帯電話に準一眼レフのカメラ性能が備わったらカメラなど持ち歩かなくなるだろうな。最近はめっきりカメラを持ち歩かなくなった。iPhoneでも…

さよならCD

逡巡と葛藤の末にCDを全て処分することにした。ジャケ買いなんて言葉もあったし、ビデオの映像世界だけでなくアルバムの選曲や曲順までもがアーティストの表現の一部だったというのもわかる。しかし私にとってやはり音楽は聴く為のもので、今のご時世ではmpe…

旅の伴との惜別

旅を導いてくれた各国の「地球の歩き方」ともお別れ。旅人のバイブルのような観光案内本で旅先の用心棒でもあり良き暇潰しでもあった。 しかし、こいつも書籍という形をとるよりもおそらくiPhoneのような端末に電子データをダウンロードして使えるようになっ…

新居を決めた

新居。 職場の誰に話してもそんな遠くに住むのかと言われるが、通勤一時間ほどの神奈川の住宅街にしようかと思う。 テラスハウスというのか。片面を隣家と接した二戸建て住宅。足音をさほど気にする必要もないし、三方向がひらけていて窓を開ければ夏にもエ…

新居を決める

悩ましい意思決定には優先順位を明確にしないといけない。特に選択肢が無数にある場合には。 一戸建て。子供の走り回る音を気にしなくて良い環境。年柄年中子供に走るなと怒るのも嫌だし、下の階の人が迷惑しているのを無視するのも嫌だ。 採光と風通しの良…

息苦しさ

スーツやワイシャツをきっちり着て、革靴を履いて、地下鉄を乗りこなして日々暮らす人達がなんだか凄く思えてしまう。 息つく間も無く働いて、バリバリと稼いで、流行りのモノを知りつつも少し冷めていて。ようわからん高い時計なんぞを腕に嵌めて。 理解で…

金鉱 重松清

中国出張に行く前、三条京阪のブックオフでふと重松清の小説「流星ワゴン」が眼にとまった。けして無名ではないし今までも何度も見かけていただろうに、今回初めて目にとまった不思議。 父と子の物語だった。父になり、思うところも出てきた自分がこの小説を…

都会と物欲

東京の商業施設はどこも絶え間無く刷新されていて、モノに溢れている。魅力的だ。 値札を見ると、そんなにどれも買えないことがわかる。知らなかったら欲しいとも思わないものが所狭しと並べられ物欲が煽られる。 1もっと稼ぐことに意欲を燃やす 2物欲を減ら…

楽を避ける

アジア各国の工場に出向き、視察して大抵問題点は30ほど簡単に見つかり、あれやこれや助言して回る。何故かあまり理解したがらない分野な上に、社内では相当な重圧を受けている分野なので有難がられる。やばそうだから見に来てくれと依頼されるのは悪い気は…

人生やり直し

中国出張からそのまま東京へ。友人に声をかける気にもならず、居場所なく渋谷をうろうろ。 何故か人生をやり直したいかどうか疑問が湧いた。 やり直せたらもっと二回目はうまくやれるのだろうけど、今の嫁さんと息子と犬に出逢えない気もする。そう考えると…

広州の街路樹

街路樹がマンゴーの樹だなんて素敵じゃないか。 夜、交通量の減った道端で先がY字になった竿を巧みに操って若者たちがマンゴーを採っていた。柿を採るようなものか。 柿並木の道とか、林檎並木の道とか、枇杷並木の道なんてのもあってもよいかもな。新居に果…

超絶技巧

晩に食事をした後、クルーズをしに河辺まで歩いた。 河岸では幾人かが珈琲色の水面を覗き込んでいる。気になって一緒になって見ていたのだが何も見えない。インド人の同僚と、首を傾げて不思議がっていると、3mはあろうかという先に網のついた竿をもった男が…

広東料理

何度も来ている店だというのに、注文する料理を決めるのにやたら長くウェイトレスと話し込む。いつものあれとあれ、といった風にさくさく決めない理由は何なのだろう。不思議。 鶏肉料理を頼んでも細い足のブツ切りばかりで、腿肉や胸肉の大きな塊が入ってい…

飽食

人数分以上の皿を頼むなと何度伝えても、うまくいかない。後から後から料理が出てきて、誰がこんなに注文したのか聞くと悪びれることもなくこれも美味しいから頼んだと言う。 美味い。そこは同意するし感謝するが毎回30%近くは残しているのではないか。食…

中国語を操る

中国で働く先輩の自宅で食事をご馳走になった。 奥様がいつのまにか中国語を流暢に話せるようになっており甚く感心した。ようわからん音の羅列にしか聞こえないのにそこから意味を汲み取れて会話できるなんてかっこいい。中国語はそんな魔法のような言語だ。

宴の痕

中国人の同僚が特別な家族の集いにいつも利用するという広東料理店に連れて行ってくれた。さすが食は広州に有りというだけあって上海や北京で食べるよりどれも美味しかった。 しかし後生だから、食べきれる分だけ注文してくれ。 そう言ったにもかかわらず中…

鶏と蛙を誤発注

とりあえず広州に到着。タイ人、インド人、日本人のチームメンバーと合流して夜の街に繰り出す。とある英語の通じない料理屋に入り、鶏肉料理を頼もうと思ってメニューから指をさして選んだら、蛙料理が出てきた。 再度メニューを見ると「田鶏」と書いてあっ…