2015-01-01から1年間の記事一覧

2015年を振り返って

安寧からの脱却。 心と体に若さを取り戻す。 不条理の克服。 辛抱強さを身につける。 これらを2015年のテーマに据えた。12年勤めた会社を辞め、かなり社風の異なる会社に転職して順応するのはそれなりに大きな変化ではあった。心身を新たにする良い機会に恵…

花壇中央の計画

花壇中央の掃き出し窓の前には山野草などを植えて、室内から目で楽しめる涼しさと潤いの感じられる区画にしようかと思う。 ジューンベリーとシャシャンボの株元の根締として南側には日向を好む背の高い草木を、窓際には背の低い草花を自然な印象で植えていき…

植え付け シマトネリコ

島忠で1280円で売られていた株立ちのシマトネリコを高窓の前に植えた。夏に明るい葉色を逆光で居間から仰ぎ見られると良い。目隠し用の樹だ。 どうやら陽当たりを好むものの真夏の直射日光には葉焼けしてしまうらしいが大丈夫だろうか。耐寒性も-3度程度まで…

レモンマリーゴールド

タラゴンと書かれていたので思わず買ってしまったが実際にはレモンマリーゴールドだそうだ。タラゴンに似た香りと葉の形で、料理にも香草茶にも使えるので販促の為にフォーシーズンタラゴンという渾名が付けられているということらしい。タラゴン擬きとして…

アネモネ

青いアネモネを植えてみた。 初夏に葉がかれて以降、水を遣らない 花は咲き終わったら切る 高温多湿には弱いらしい。その一方で寒さには強く、むしろ翌年にも蕾をつけるには十分な寒さに当てることが必要な球根植物だそうだ。 冬は落葉するヒメウツギの北側…

花壇の初期化完了 全体計画策定

一人で黙々とレンギョウの古根を掘り起こし、増殖しすぎた著莪と水仙の根を抜き、堆積した桃の実を取り除いた。さらには土を掘り起こし、頂戴した腐葉土を全体に漉き込んで行く。腰が痛くなりながらも長さ10mほどの花壇の初期化が完了した。 目指す方向とし…

庭作り開始

土仕事の連日。目の前の花壇を手入れせねばと思いながらもう12月。葉が落ちて剪定するにしろ移植するにしろ好都合な季節だ。 目隠しを兼ねて南側の窓の前にジューンベリーとシャシャンボを植えることにした。 インターネットで熊本の造園業者に注文したもの…

夢見る貧乏な芸人、音楽家、画家、役者とともにある大衆中華の名店「七面鳥」

こんな店が近くに欲しかった。子供らが小さいうちは家族で通い、時には子守を任された父が息子を連れて行き、やがては腹を空かせた息子が学生のうちから一人で通いだす。そんな客の親子の成長を店側も代替わりしながら見守ってくれる。 何十回と目の前を通り…

クリスマス

まだ寝たくないと息子が泣いた。よほど楽しかったらしい。 朝、息子が目覚めると枕元には大きな玩具の箱にクリスマスの毛糸の袋に入ったお菓子。祖母からもお菓子、絵本、玩具の詰め合わせ。そうこうしているうちにパン教室を主宰している友人から手作りのク…

12月24日 緑道の紅葉

葉が緑に見えるのは光合成に不要な波長の光が反射されているからな訳だけれども、そう考えると緑一面の樹々というのは「この波長の光は使えんな」「いやあ、うちも使い道が無くて困ってるんよ。要らないよね」とあらゆる植物が弾き返している波長を人間は眺…

悪戯小人

まだ寒い6時半ぐらいでも息子はとっくに起きている。ここ最近はなぜか自ら赤い帽子を被っていて絵本の世界の小人のようだ。かわいい。 でもこの小人、すぐルンバの掃除の邪魔をする。ま、小人の仕事はイタズラだからな。

シュワルツカッツ

もともとはアンティークショップの倉庫だったそうな。天井から壁から所狭しとモノが飛び出している玩具箱のような店。 そして置かれているモノには東欧の香りが漂う。ハンガリー、ルーマニア、チェコとかそこらへんの少しバロックで陰のある感じ。口髭を蓄え…

夜の帳

DIY

夜の帳の降りた空間。 なんちゃって擬和式かもしれんが、気に入っている。 そりゃ、床は本畳ではないし、完全な洋室だから無理はある。天井照明も蛍光色のシーリングランプでイマイチだ。まあ、それは育てる楽しみということで。 和紙で光源からの光を暈すと…

新旧 信三郎帆布鞄

嫁さんが使い倒した一澤信三郎帆布の鞄。風雨に曝され、擦れ、息子二人にも齧られて流石にボロボロになった。4年ほど使っただろうか。帆布製の頑健な鞄でなければこんなにも持たなかっただろう。 信三郎帆布は修理も扱っている。こんなにボロボロに破れるま…

南天紅葉

この緑から紅への移ろいは見事。 均一で無地の黒か白の背景に浮かび上がらせたいもんだ。

犬印 帆布鞄

京都の一澤信三郎帆布と同じく帆布で鞄を作っている。昭和28年創業のお店で、6号帆布に超撥水加工を施し、手作りで販売している。 ロードバイクのサドルの下に取り付けられるバッグが売られていた。欲しいな、これ。荷物を気軽に積めないのが籠のないロード…

食品サンプル

単に飲み食いするだけでなく、体験型の観光は思い出に残る。食品サンプル作りが外国人だけでなく日本人にも受けているのは不思議ではない。 料理屋で出される料理を写真で見せるのではなく、立体的なサンプルで見せるというのは世界を見渡すと普遍的なことで…

合羽橋 道具屋街

ルーマニア人、スロバキア人の友人が我が家に滞在している際に勧めればよかったな。料理好きの外国人ならばまず、楽しめるのではないだろうか。 ・和包丁、銅鍋、南部鉄器など実用性のある日本土産が並ぶ ・手拭い、暖簾、提灯なども業務用なので土産物屋の…

さすらいの陶芸家 としろうじんじん先生

身長は190を超えるのではないか。頭に茶筅の丁髷をつけてらっしゃる。 素焼き済みの器に絵付けをし、野焼きで焼いて下さる。 40分ほどで焼けるのを、お抹茶を頂きながら待つ。それにしてもデカイ。 懐の深く広い街。次回、お越しになる日をお待ちしておりま…

11月29日の陶芸

菊練りが頭の中で描くように上手くできない。左手が使えていないのだろう。筋力もなく、リズムが続かないものだから均等な菊にもならない。改善点が多い。 土殺しが相変わらず甘い。だから芯がずれ、土を挽いた際にも歪む。本当は作り直したほうが良いのだけ…

12月5日の緑道

朝の散歩道。山茶花の生垣を過ぎて。。。 オキザリスの蕾たち。葉で10円玉を磨くとシュウ酸でピカピカになるらしい。 コマユミかと思ったが黄色い殻はツルウメモドキか。 蔦の垂らしこみ技法のような紅葉はたまらんな。 ピラカンサ!

盆栽喫茶 スペースラビアデッソ

高円寺南口に盆栽屋がある。店先の棚に30鉢ほどの盆栽を並べており、室内は雑貨や民具の古道具屋といった感じ。 直径1mはあろうかという桶に丸々と肥えた蘭鋳が泳ぐ。2008年頃は店内もすっきりとしていて、貸しギャラリーとしての位置付けが強かったようだが…

唐紙夢想

唐紙を家のどこかに使いたい。使うならば京都の山崎商店に注文したい。唐長は少し丈に合わない気がする。手をついて、擦れて、使うような生活の場にあの高価格のものが見合うとは思えない。 柄は千成瓢箪なんて良いのではないか。子孫繁栄の吉祥柄だ。昔はこ…

バナナブレッド

バナナが熟れて余っているので、子供の喜びそうな何かを、と思いたった。砂糖少なめのもりもり食べられるお菓子を、と考えると自作が一番なのだよな。 http://www.kyounoryouri.jp/recipe/19993_バナナブレッド.html材料(直径約20cm1コ分) ・卵(M)1コ ・き…

アメリカンビューティー

白い歯を見せて力強く握手する。自信に溢れ、明るく快活。大きな声で笑う。 刷り込まれたアメリカ人の理想像だけど、何かをきっかけに抑圧され蓄積された醜悪さが反動のように一気に噴き出す。 アメリカ人のほうが欧州人や日本人より陽気で誠実なのか。そう…

R座読書館 水槽の席

R座読書館の最前列左手にある水槽席。そこには幅60cmほどの水槽の前に奥行き25cmほどの板が渡してある、小さな空間。 ブラウニー、珈琲碗、急須を並べる。 黒茶の珈琲の水面に明るく照らされた水草の眩しいほどの若草色が映り込む。絶景かな。 ネオンテトラ…

シェパーズ パース

ぺんぺん草という名のカフェ。 店の奥は、年がら年中ずっと薄暗い落ち着く空間。 プロヴァンス風というやつなのだろうか。自らの家をこんな風にすることはないだろうけど、気分転換にこういう場所が街中にあるのは有り難い。 古びて角の丸まった家具。 錆び…

天すけ

週末はいつも大行列なもんで食べる機会に恵まれなかったが平日の20時以降ならば10席のカウンターも半分が埋まっている程度。ようやく来られた。カウンター越しに目の前で揚げているのを見ながら食べられるのも嬉しい。 天婦羅定食は天婦羅を数種類ほど個別に…

洋梨

ラフランス以外に洋梨の品種なんて知らなんだ。ゼネラルクラーク。形の良いラフランスといった感じか。熟した果実は瑞々しく果肉がきめ細やかで洋梨ならではの品の良い香りがする。ラフランスよりも若干石質が多いか。 これはルレクチェ。微細に入る茶色い脈…

情けない日々

いろんな意味で眺める度に辛くなる眺めだな。 結局、胸を張れるほどの挑戦もしてなければ克服した成功体験もない。前職を去る時に、感慨も未練もやり切った満足感も無かった。あっけなかった。自分は他の人よりもあれこれが出来ているという自他の評価が付く…