陶蟲夏草鉢「団子虫」 X 一輪挿しの花々

また静かな鉢が出来上がった。これはガラスの瓶に乗せる一輪挿し用の蓋。 横から見ると目立たないが無数の脚が見える。 ミントの花を活けてみる。ダンゴムシが大きく感じられる。 ゼラニウムの花を活けてみた。不思議とゼラニウムの花が大きく感じられるよう…

ミヤマクワガタの想定外に早い蛹化

ミヤマクワガタは卵から成虫になるまでに20〜24ヶ月なると聞いていたのでもう1年かかるものだと思っていたのだが、久しぶりに幼虫の土を変えた際に2匹が蛹になっているのに気付いた。 白いな。しかも小さい。どう見てもメスだ。 もう暫くしたら成虫になって…

陶蟲夏草「団子蟲」 x エケベリア「ボンビシナ」

もう3〜4年前に作った陶器鉢が長いこと未使用で空いていたので元気の良いエケベリア「ボンビシナ」を植えつけた。この頃の作品ではいかに陶器で有機的な陶肌を作り出すかを試行錯誤していた。 少ない土、乏しい栄養と乾燥にも強靭な体力で耐えられる多肉植物…

陶蟲夏草鉢「蝉幼虫」x サボテン「銀手鞠」

釉掛けの際に転倒させ破損させて台無しにしてしまった鉢。一番出来上がりが楽しみだっただけに見るのが辛い。 頭部に白い菌糸体のようなものが生えてきているが、元々は3本にょきにょきと生えていた。菌糸体だけ白信楽土を使ってさらに質感を変える手の入れ…

陶蟲夏草鉢「兜虫」 x ハオルチア「氷砂糖」

今はまだ不恰好だけれども1年後に茎立ちした後が狙いの姿。切花ではないので植えて育てて理想の容姿にしていく。 しかもメダカと泥鰌の飼われている日陰の水槽の上で水耕栽培で数年間育っていたハオルチア「氷砂糖」。園芸店で見かける株姿とは大きく違って…

陶蟲夏草「蝉幼虫」 x マミラリア「かぐや姫」「白斜子」

土から出てこようとして果てたような蝉の幼虫。そんな陶器の植木鉢を作った。 白いサボテンを生やしたい。実生から育てているヒョロヒョロと徒長したマミラリアを移植してみた。 難易度は高いが、無事に根を下ろし育ったら最も好みのイメージになるのはこの…

陶蟲夏草鉢「鋸鍬形頭胸部」 X セダム「虹の玉」

もう一つの陶蟲夏草鉢「深山鍬形」だがこちらは頭と胸の部分だけ。森を歩いていて、時々死骸の頭や腹だけ見つかることがある。そんなイメージ。 実を言うと頭は上を向いていたのだが、本焼成中に倒れてしまった。鉢の下に転がり落ちていたら大惨事で隣の鉢に…

蝉幼虫大行進

近くの小さな公園へ。なんと100年に1度見られるかどうかという蝉の大行進状の羽化が見られた。太陽系惑星が一直線状に並ぶような怪奇自然現象。 吉兆なのか。 全体で一つの意識を共有しているかのような大行進跡。 というのは作り話。 大きな樹の枝先に無数…

神秘的な蝉脱皮の夜宴

子供が星を見たいというので懐中電灯と星座盤を持って夜の蚕糸の森公園へ。 東京の空は1等星しか見られない。デネブ、アルタイル、ベガ。星座盤にない場所に明るい星があると思ったら土星だった。 そして蚕糸の森公園を歩くと蝉幼虫の脱皮の夜宴だった。羽化…

陶蟲夏草鉢「団子虫」 X エケベリア「フロスティ」

定番と化してきたこの団子虫の腑から植物が生えてくるスタイルの鉢。 土台の鉢の粉引具合もちょうど良い。 開口部は少し狭いので植える多肉植物は選ばないといけない。茎立ちするタイプになるのだろう。 このぐらいの背丈の七宝樹錦でも良いかもな。 手頃な…

陶蟲夏草鉢「鋸鍬形」 X マミラリア「かぐや姫」

陶蟲夏草鉢「鋸鍬形」が焼きあがった。 土台鉢は鉄分の多い赤2号土、蟲は黒泥土の使い分け。 垂れ下がった脚先や頭と大顎が落下することなく無事に焼きあがってくれるかは不安だったけれども乗り越えてくれた。 黒土の透け具合もちょうど良いのではないか。 …

小窯素焼き ノコギリクワガタ造形

窯詰め途中写真。小窯で素焼き焼成。触手のような鉢が中途半端な高さで右側がえらく非効率な窯炊きとなってしまった。 1時間に100℃近く温度は上がっていく。5時間後、522℃まで上がるのを見届けて、窯の上の栓を閉めた。本当は600℃まで上がって水蒸気をしっか…

陶蟲夏草「蝉」

制作備忘録。 陶蟲夏草「蝉」鉢が請われて福岡の方にお譲りした。蝉の似た鉢は手元に一つは置いておきたいと思って作り足した。前作より前脚がだいぶゴツくなった気がする。 一品一品、形が違う。進歩なのかブレなのか。同じモノは二つとない一品モノの手作…

陶蟲夏草「象蟲」

我が家のシマトネリコの木にゾウムシが住み着いている。枝や幹にくりくりと穴を開けているのだろう。 多少の害はあるのだろうけれども、樹勢に影響を感じないのでゾウムシは受け入れることにした。しかしカメムシよ、君らはダメだ。 ゾウムシに寄生する冬虫…

ミヤマクワガタとアトラスオオカブト蛹

作業時間は3時間。やはり1つにつき1.5時間かかっている。 鍬のような湾曲がやはり素晴らしいな、と思ってクワガタの大顎だけを抜き出してみた。 このぐわんと曲がっている感じ。乾燥する際に歪みそう。 背中のゴツゴツ具合はミヤマクワガタのそれ。 もう一…

カブトムシの羽化

昨夏に秩父で子供たちと捕まえたヤマトカブトムシが無事に、唐突に、次々と羽化して地中から這い出してきた。 メスや小さなオスが出てきて、最後に角の立派なヤツが出てきた。小さなオスは角が曲がってしまっていた。前翅はしっかり閉じるが凹みがある。もし…

クワガタ標本陶台座

シリコンカーバイドを混ぜて発泡させた溶岩釉を塗った。それによりクワガタの爪が引っかかって固定できるようになる。 問題はたたらの収縮率が予想を上回っていてネジ穴がずれてしまった。 やり直しかね。 狙いは悪くない。黒い蟲が陶版の上だと引き立って豪…

鋸鍬形蟲と団子蟲の造形。

無職は6月から働き始めた。15年前の若手の頃のような兵隊作業でなかなかしんどい。そうなると陶芸することでの気分転換が大きな意味を持つ。 6月中旬 作業時間3時間 団子蟲はもうかなり作り慣れてきたように思う。適度なデフォルメでまあ、こんなもんだろう…

冬虫夏草界の空也上人

だいぶクラッスラ「玉稚児」が育ってきた。 団子虫らしい黒い甲殻の陶蟲夏草鉢で気に入っている。 実はこの陶鉢は西国三十三カ寺巡礼のひとつ六波羅密寺にある空也上人像に触発されて作っている。 全く似ていないけれども、団子虫を苗床に何本も枝分かれして…

お玉杓子から蛙へ

4月6日蚕糸の森公園から採集 10匹持ち帰ったのだが採集当日に既に弱っていた個体は翌日、仲間に喰われていた。弱っていて死ぬ前に喰われて絶命したのか、既に死んだから仲間を喰ったのか。 4月25日 後脚が出てきている。餌は泥鰌の餌をあげたり、煮干しをあ…

メダカを迎え入れカブトムシ、お玉杓子の面倒を見る

動植物の世話をする事は、私がいなくては生きていけない彼らを通じて自己肯定感を高めるという、自分を癒す行為なのではないか。他者の存在をよすがにしないと自分の存在価値が虚ろであることを自覚している人の症状なのではないか。その説が正しいとすると…

「陶蟲夏草」でインスタグラムアカウントを作ってみた

新しく出会う人が増え、趣味の話になって陶芸が趣味だというと「どんなの作っているんですか」と聞かれることも度々あり、作品を見せると「インスタやってますか」「インスタ教えてください」と聞かれることが多い。もうfacebookを交換する時代ではなくなっ…

冬を耐えて紅葉する多肉三選

冬にほぼ断水していたこともあり、引き締まって葉先が紅葉している。 綴化ではなく単なる三頭分岐だったのだけれども、三方位に塊状に展開している姿は面白い。 そんな多肉によじ登るオオクワガタ。本当によくできた模型玩具だ。 飛ぶ。 前翅を開いて腹が露…

来店するたびにときめく高円寺「むし社」

夏に向けてカブトムシマットを交換しなければならない。9月に入れたきりのカブトムシマットは流石に食べては糞をする毎日を過ごしていたので飼育箱の中の飼育マットは2〜3割が糞に置換されてしまっているのではないか。 カブトムシやクワガタ飼育に必要な…

ヤマトカブトムシの幼虫 春

プリっぷり。栄養がありそうな見た目。昆虫食の時代は来るのかもしれない。 昨年夏に秩父で採集し交尾させ繁殖させたヤマトカブトムシの幼虫をプラケースで飼育している。雄親は角が小さなどちらかというと未成熟な個体だった。雌親も小柄だった。遺伝が大き…

点灯蟲

300円のガチャガチャの玩具。点灯するテントウムシという駄洒落。出オチ。動くわけでもない。 でもきちんと点灯してくれる。 電池が切れたら交換できないのが難点。 とはいえ300円で販売してかつ利益が出るように安価に単純な構造で設計するその技術力。そん…

2022年ツルオブザイヤー大賞

毎年1月に私の中だけで開催される最も素晴らしい蔓の形を決めるツルオブザイヤー。1月は蔓植物の活動もほぼ止まり剪定に最適な季節でもある。 選考基準は以下の2点 1.造形的面白さ 2.冬虫夏草的相性 6位入賞 上の方に葛藤や逡巡がモヤモヤとして塊を成してい…

陶蟲夏草鉢「大和兜」「団子」「大花潜」

適当に白い乾燥植物を差したままのヤマトカブトムシ陶蟲夏草鉢。何を植えようか長いこと思案している。 愛嬌のある顔をしていると思う。ポーズを変えて似たようなやつをもう、2、3個ほど作りたい。 奇跡のように径が金属製円台にピタリと嵌って空中で固定さ…

陶製標本ドーム構想 備忘

カタゾウムシのラメってブリンブリン(ギラギラしていることの米語スラング)した模様がサイケデリックで強烈で、、心を鷲掴みにされた。上の写真の右端のものなど国宝曜変天目茶碗のよう。稲葉天目と呼ばれるやつだ。その隣は金蒔絵のよう。左端の個体のオ…

蟲の聖地 高円寺「むし社」

高円寺は環七の西側、早稲田通りの北側のマルエツの入居ビル3階に蟲好きにはたまらない聖地のような店があるとの情報を得て息子と覗いてきた。店内の全体写真は撮り忘れた。80m2ぐらいの広さだろうか。生体が沢山売られていてどれもが大きい。パラワンヒラタ…