小窯での本焼成の窯出し。窯に破損なし。作品も癒着、釉垂れもなく完品。
焼成費を支払うための計量を行う。毎回、重量を見てイタタタと内心痛がってしまう。軽く作りたいが植え込んだ後の安定を考えるとある程度、重心の低さのための重さも必要なのだよな。
三葉虫。なかなか存在感のある仕上がりになった。
ギラファノコギリクワガタ。細長い顎がとても繊細でいつ壊れるのか時間の問題のように思える。
ミカヅキツノゼミ。上出来。鉢のしっとりと柔らかそうな質感と陶蟲の硬質な光沢のある質感の違いを作りわけられたのではないか。明るい自然光の下だとより顕著に見えるはず。
ヨツコブツノゼミもその複雑怪奇なツノが破損も落下もすることなく焼けた。しかし少し斜めに傾いてしまった。難しい。
私にとってはスタンダードなダンゴムシの鉢。
こちらは上半身だけの鉢。グソクムシ感があって気に入っている。翡翠色の釉薬が派手に流れてしまった。
こちらは見た目以上に大きめのダンゴムシ鉢。
そして異常巻きアンモナイト。
ヘビトンボ。触角を紐で作ったらそのまま焼けたものの折れるのは時間の問題。扱いに困るものを作ってしまった。