美術館 博物館
月初1日の搬入日は本業があったので行けず、ようやく10月の展示をしっかりと見れた。資本のがっつり入った商業施設のような作り込まれたスチームパンクの作品売場が作られていて驚いた。 Kamaty Moonという作家さん。 どんな人なのだろう。 粘土による造形と…
久しぶりに下の子を連れてサンシャイン水族館へ。 空を飛ぶように泳ぐペンギンのシルエットが美しい。 遠くへの旅行はさておき、東京近郊の外出に息子2人が遊びについてくることは少なくなって来たことを認識してしまった。 小さい頃のあの無邪気な姿はもう…
早稲田にある日本のガウディとも言われる梵寿綱が設計建築した店舗併設アパート、「ドラード和世陀」。 その建物の一階にあるのが前から入ってみたかったドラードギャラリー。 梵寿綱さんの熱烈ファンでもある小原聖史さんというコピーライター、美術作家が…
ほぼ1年ぶりに再度招待いただいてラフォーレ原宿の「愛と狂気のマーケット」の展示販売に戻ってきた。 愛と狂気のマーケット売場正面入口を入って左手すぐのとても目につく場所をあてがってくれて身が引き締まる思い。昨年は初めての参加だったのでBOX小とい…
8月20日から31日まで六本木の新国立美術館の近くで開催されている「六本木採集 蟲展」に在廊してみた。 今年にできたばかりのギャラリーで母体は広告デザイン会社。そんなこともあり作家説明のキャプションやSNSのビジュアルもカッコ良い。いいな、欲しい。 …
現地の中学校にはウズベク、タジク、ロシアなど様々な人種民族の子供たちが集まっていて、◯◯人はどうだというステレオタイプは一定はあるらしい。大昔から住んでいる高麗人という韓国系の人たちもいる。多くの人に韓国人と日本人の区別はついていないとのこ…
京都鉄道博物館、さいたま鉄道博物館を楽しんだ鉄道好きとしてはウズベキスタンタシュケントの鉄道博物館も抑えときたいもの。 ソ連時代の蒸気機関車が何台も並ぶ。帝政ロシア時代の蒸気機関車ではなく、ソ連時代の蒸気機関車だ。1949年稼働の設計速度時速35…
存在感に度肝を抜かれた。 薄暗い豪華絢爛な部屋に一際輝くねぶた像は北村春一さんによるもの。後継者もおらず衰退していく工藝が全国で多い中でねぶた師は次世代が育ち、引き継がれるだけでなく変化進化しているように思う。とても嬉しく誇らしく思うととも…
狂気 書かれているのは愛 たまにラフォーレ原宿内の「愛と狂気のマーケット」を覗いてみると知らなかったクリエイター作家さんと出会えて楽しい。 今回の嬉しい出会いはies designという作家さんの革製の財布や小物入れ。 なかなか目がイッテしまっている。 …
森彦から立ち寄りを繰り返しながら教えてもらったカフェギャラリー「犬養」へ。その界隈では「法邑」と「犬養」は有名な店らしい。 ドアストッパーが心臓に悪かった。 店内は空いていたので奥の4人掛け席へ。札幌だからエアコンを昔は必要としていなかったの…
お誘い頂いている六本木の企画展会場に下見がてらお邪魔して話を聞いてきた。 鉄骨の梁が南側窓際、北側部屋奥、西側にある。壁に釘打ちでかけるだけでなく、梁から吊るす展示が可能。 植物植え込みの展示が可能。 窓際に玉サボテンを植え込んだ吊り下げ鉢。…
子供を観たいとせがまれた映画館に放り込み、もう一人の子供のパスポートを受け取りに都庁へ。 そして映画が終わるまでの時間にどこの喫茶店で優雅に寛ぐことにしようかと考え、ふと高島屋の美術ギャラリーで何がやっているか調べてみた。 なんと、堀貴春さ…
行ったさ、大阪万博。赤と青を見るとミャクミャクを連想させるまでに浸透して1万5千円の縫いぐるみが品切れ続出になるほど浸透したのだから凄いものだ。 予約の取れているヘルスパビリオンへ。 半年のためにこれだけの建造物を何十と作るのだからなんとも大…
大阪万博で予想を裏切ったのはリングの大屋根の上には植物が植え込まれて草原のようになっていて、中心部やあちこちも洋花を敷き詰めたような飾り方ではなく日本の山野草が咲き乱れていること。 Earth MartやDialogue Theatreという映画上映施設の一画が特に…
大阪万博の目玉でありシンボルは世界一巨大な木造のリング。こんなに高さがあるものだと知らなかった。 陽射しがキツいとの報道ばかりだったけれども、リングが大きな日陰と休憩のスペースを作ってくれている。 そして屋上には草花が植え込まれて草原が広が…
高円寺は昔はライブハウスが多く若いミュージシャンが集まる街だったが昨今は古着屋が増え続けておりそれ目当てに電車で来る人も多い。そんな高円寺の新しい潮流だと感じているのがギャラリーの増加だ。 あづま通商店街にはCloudというギャラリーカフェがあ…
名古屋駅から近い大須というところのギャラリーで開催される企画展に出展してみた。 33作家の作品が集合した1週間の企画展。絵が中心で可愛らしい系のイラストも多い。 残念ながら主催者の方とSNSでやり取りしただけで、本音としては企画展示のテーマなどを…
望月朱里さんのニジイロクワガタに脱帽。このクワガタの魅力が詰まった造形をしているし、金属の青メタリックな色も素晴らしい。 川村望雪さんの「群」という山羊まみれの幸せな光景。 劉さんの木製の面のテクスチャーの細かさに感嘆。こういうのを陶器で作…
レジデンツの大階段を降りた先にある銅像の展示広間はなぜか素通りしてしまう人が多くてもったいない。 銅という金属で造られた像は陶器など比べ物にならない強度があり、衝撃にも強い。そんな強固な素材でこんなにも素晴らしいものが作られていることに驚嘆…
バイエルン王国の首都にあるヴィッテルスバッハ王家の居住宮殿レジデンツ。 素晴らしい。第二次大戦で空爆被害を受けたそうだが気付けないほどに修復されている。ルネッサンス、バロック、ロココなど多様な建築様式で作られた複合建築で懐古主義に溢れた宮殿…
バイエルン宮殿レジデンツのあまり人が観に行かない銅像展示エリアにそれはあった。 私がこれまでの人生で見てきた中で最も素晴らしいメデューサ像。 その美貌からポセイドンの愛人にされ、アテナの怒りを買って髪が蛇の化物にされたメデューサ。ペルセウス…
この美しさ、迫力はどうよ。 ヨーロッパオオツノジカをこの建物のこの位置に配する美意識に脱帽した。 首の骨が最も太いのだね。その強靭な脚よりも。 王たる風格。 鹿に跨った気分になれそうな豪華な橇。これを見るとサンタクロースの橇を連想する。 奇形角…
芦ノ湖の元箱根にある成川美術館へ。もっと山腹の眺めの良い場所にあるのかと思っていたがそんなこともない。日本画専門の美術館ということで見過ごせなかった。 早速、釘付けになったのがこの椿。日本画の題材としてはありふれている。 この白に赤の絞りの…
2年ごとに開催されるという昆虫大学という虫系作家や研究者の展示販売会イベントに初めて参加してみた。 10時開場の直後は大混雑だったそうで 森の蟲やキノコ、粘菌、冬虫夏草をマクロ撮影されている写真家のブースに置かれたオサムシタケ。金属光沢の美しい…
Instagramで知り、作品の実物を見てみたいと思っていた藤川さきさんの個展が原宿で行われていたので仕事後にギリギリ駆け込んだ。 油彩だけでなく陶オブジェも作っているのでとりわけ興味があった。 単なるキレイな女の子ではなく憂いを浴びた街中の女の子を…
京都の自然造形や博物標本の雑貨が集まるミセ、カフェ、ヤド、ギャラリーの夢の複合施設「ウサギノネドコ」のギャラリーで10月4日から12月4日まで「蟲めづる」展が開催。 以下抜粋 「人間や哺乳類と大きく異なるように見えるからこそ、嫌悪や恐怖の対象とさ…
大阪城天守閣は30分以上の行列とのこと。天守閣は外から観てこそ壮観だし、天守閣から観られる景色は大阪のビルや府庁舎でしかないので登らないことにした。 その代わりに目と鼻の先にある海洋堂ミュージアムに入ることにした。本丸の中心地に海洋堂ミュージ…