美術館 博物館

熱海梅園

・細工の上等な欄間の背後に椿の紅や葉の緑を覗かせる ・広縁のある座敷を備えた日本家屋での長期滞在ワーケーション 徒歩数分の熱海梅園へ朝食の腹ごなし散歩へ。 こちらは献上梅だそうで今や上皇に退かれた平成天皇に毎年献上されている梅だそうだ。 「冬…

新宿御苑

新宿御苑の温室は被写体に溢れていた。 この大きな葉、一枚が花よりも華やかで雄弁で圧倒される。 卓上に見上げるように葉が覆った一画を夢想する。眩しくないように葉陰を作ってくれる。そして見上げるとステンドグラスのようだ。 大きさというのも一つの力…

国立科学博物館常設展で作陶アイデア探し

相変わらず美しい、西洋を無心に追いかけた時代の建物。1928年竣工。 高校生だった鈴木少年にちなんだフタバスズキリュウ。水中でなければこの首の長さはあり得ないのだろうな。 陶のキノコを花壇に植えるのはどうだろうか。 スッポンタケはなんとも創作意欲…

ウシシカまみれ剥製天国

リーチュエという偶蹄類を知らなかった。とても好みな角と体格をしている。 いそうでなかなかいないS字湾曲で大きな角。 V字に広がりつつ前後にS字湾曲している優美なフォルム。 そして角と体躯のバランスも良い。リーチュエもいつか作陶しなければと思う。 …

国立科学博物館「毒展」

子供にねだられて国立科学博物館で11月から開催されている「毒展」へ。動物、植物、鉱物や合成物の毒がテーマだそうだ。 前日決めた話なので日曜日の予約チケットは売切れて既に無く、開場30分前に到着して当日券狙い。8時半に到着。朝イチなので当日券は購…

富岡製糸場

蚕がさらに好きになった。お白様。また精度を上げて蚕蛾の陶蟲夏草鉢を作成したい。 群馬黄金という黄金の絹糸があることを知った。 日本の近代化と富国強兵を支えた絹糸輸出産業を115年の長きに渡り支えてきた富岡製糸場。世界遺産に相応しいのかはよくわか…

熱海MOAの菩薩

文句のつけようのない美しさ。平安時代(12世紀)重要文化財「阿弥陀如来及両脇侍坐像(あみだにょらいおよびりょうわきじざぞう)」。阿弥陀如来の左右に観音菩薩と勢至菩薩が侍る。 どうやらガラスの質も素晴らしいようでガラスの存在を忘れてしまう透明度…

熱海MOAの馬俑

巨大な羊頭鉢を造りたい。 26年ぶりに熱海のMOA美術館に来た。学生だった自分が今は亡き祖母の車椅子を押して歩いて回ったのを覚えている。前回、何をみたのかなんて全く覚えていないが改めて観ると素晴らしいものだらけ。 この完全な状態を保った中国の馬俑…

ポーラ美術館のうなじ

箱根に行った際に台風に直撃されて雨天続きだったのでポーラ美術館に行ったことを書き留めておく。 ポーラは資生堂や花王鐘紡までの大手ではないけれども芯の通った技術開発をしている会社という印象で近年の日本初の医薬部外品認証を勝ち取ったシワ改善製品…

東京国立博物館の器たち

東京国立博物館へ行った。本当は藝大祭で学生の作品を観て刺激を受けたかったのだけれども、事前チケット購入制になっていた。既に完売されていて、それがないと入れないという。抜かりなく調べておくべきだった。 そんなわけで東京国立博物館に立ち寄った。…

リュトンを造ろう

東京国立博物館の東洋館で私好みの逸品を見つけた。 サボテンや多肉植物を植えたくなる造形。

美仏に心が洗われる

仏頂尊勝陀羅尼を三面三目八臂で表した仏母の美仏。指先の艶かしさ、滑らかさ。尊顔の柔和さ。 目、瞼の輪郭は私では決して想像として湧いてこない形状。日本人ではなく大陸の血筋の顔ならではだろうか。北京の工房で17-18世紀に造られたものだそうで皇帝に…

銀座丸の内開拓 欲に生きる

「自惚れ」と「わかったつもり」と「見栄」を剥がしていかないといけない。 まあ、自分のこれまでを信じるしかない。思う通りにならないことも多いけれども、最善を尽くしてあとは「やることやったし、知らんがな」の精神で気楽にやっていくしかない。トライ…

朝倉彫塑館

日暮里にお出かけ。令和4年にもなってこの昭和感たるや。 日本を代表する彫刻家朝倉文夫のアトリエ兼住居として29年間暮らした場だという。 館内は写真撮影禁止とあったので載せられるものがないが、素晴らしいブロンズ像の数々。 制作を容易にするために天…

石巻 再訪 東日本大震災津波伝承館と震災遺構

奥州平泉では藤原家四代の栄華よりもそれが滅びた跡の寂しさを強く感じたし、石巻といえば東日本大震災で津波からの被害を最も被った地だ。廃鶏を潰して「命をいただく」食育のイベントも目の前で野生の命を奪う鹿猟もあった。今回の東北の旅は死にまつわる…

ビールを飲みながら歩ける品川水族館

ビールを飲みながら見て回れる水族館 癒しが欲しい時に持っておきたい一案 クラゲとイソギンチャクが癒される 子供たちが学校に行っている間に妻と2人で水族館へ。デートだ、デート。 TeamLabかと思った。しかし写真映えはするけれども近くで見ると粗いだけ…

幻想的な廃墟の湯

御船山楽園ホテルではTeamLabのデジタルアートを取り入れている。 入口のロビーに無数のランプが吊るされ、鏡面に映し出されて実際よりも多く感じる。 6つほどのデジタルアート展示がある。 遠目に見ると焔に見えるもの。 デジタルサイネージパネルに高精度…

佐賀5日目。神社巡りに廃墟風呂、「らかんの湯」でサウナ開眼。

香蘭社の本店はちょっとした美術館。 陶山神社は晴れの日に来るべき。伊万里焼でできた鳥居は見所。 武雄は武雄温泉、武雄図書館、武雄神社、御船山楽園ホテルも全て歩いて回れる範囲にあって便利。 武雄神社の樹齢3000年の大楠御神木は必見。雨の日でも、雨…

国内最高峰の佐賀県立九州陶磁文化館

4月にリニューアルオープンしたばかりだという佐賀県立九州陶磁文化館。 有田や陶磁器の歴史の説明がわかりやすい。 デジタルに自分好みの有田焼をデザインして大きく表示するコーナーなんてのもある。輪違い紋に虎と蝶の八角皿を作ってみた。 同じ輪違い紋…

深川製磁への愛が届かない。懐が。

そういえば、陶器に嵌る前に深川製磁に少しばかり嵌っていたことを思い出した。 海外駐在をするにあたって来客をもてなすには和柄の皿があったほうが良いよな、とネットで調べて華があって好みに感じられたのが深川製磁だった。そんなわけで我が家には愛用し…

佐賀4日目 有田。日本の磁器産業始まりの地と廃墟宮殿。

日本の磁器のはじまりの地は作陶する者にとって訪れておきたい聖地 陶祖李参平の人生に想いを馳せる。自伝小説か何かないものか。 ポーセリンパークのツヴィンガー宮殿は素敵な廃墟に変わっていく予感 宗政酒造はB級観光スポット運営をしていることから侮っ…

唐津藩御用窯 中里太郎右衛門陶房

宿から徒歩1分の先にある中里太郎右衛門陶房が陶芸好きとしては一番見応えがあったように思う。 民藝館のような佇まい。12代中里太郎右衛門は人間国宝になった作陶家で戦後に衰退した唐津焼中興の祖だそうだ。その御兄弟の中里隆さん、その息子多亀さん、孫…

埼玉のスミソニアン博物館「所沢航空記念館」

所沢といえばトトロの森、所沢サクラタウン、古民家民宿。さらには日本で初めての空港が作られた航空発祥の地でもあるらしい。 子供達を連れて埼玉のスミソニアン博物館こと、所沢航空記念館へ。私が勝手に名付けた。 私は常々「東洋のナイアガラ」だとかそ…

岡本太郎記念館

おそらく、最も敬愛し尊敬している芸術家の1人が岡本太郎。その記念館に今まで足が向かわなかったが、ふと行く気になった。岡本太郎が幼少期から過ごした旧家跡地であり、戦災で消失後は40年以上住むことになったアトリエを建てた地。 岡本太郎は小柄な人で…

吉祥寺 鉱物カフェ

吉祥寺の駅から遠くないが人の流れのない一画にひっそりとあるカフェに行ってみた。鉱物をテーマに据えた博物趣味の店。荻窪の「チャンバー オブ レイブン」と大きな方向性は似ているが、こちらは深くどっぷり鉱物の世界。飲物は単価1200円前後、スイーツも1…

箱根美術館の陶器 火焔式土器など名品揃い

「陶器を見に来たかったわけね」と妻に言われた。いや、箱根美術館の苔庭を一度は見たいと思っていたのであって箱根美術館の展示物が殆ど陶器で、箱根美術館が苔庭の綺麗な陶器美術館だとは知らなかった。コロナ禍なので苔庭を歩くのも密にならず良かろうと…

箱根美術館の美麗苔

箱根美術館に足を延ばした。京都の苔寺の苔天国には及ばないかもしれないが、関東にあってはなかなかの苔天国。晩夏初秋なのでまだ少し枯れかけた色ではある。梅雨時だと深い鮮やかな緑がさぞ美しいのだろうな。 渓流のような景色も作られていて素晴らしい。…

ネイチャーアクアリウム

東京ドームで催されているADAのネイチャーアクアリウム展へ。 独自の様式や世界観を確立して世界水槽レイアウト大会を催し、日本から世界標準を確立した天野尚氏は本当に日本の宝だと思う。 https://www.adana.co.jp/jp/contents/iaplc/2017/index.html 話は…

諏訪旅 1日目 縄文遺跡や土器を楽しめるようになった

一人で好きにどこにでも出かけて良いとのことで、下諏訪のゲストハウスを拠点に下諏訪と上諏訪を散策することにした。テーマはゲストハウス+日本酒蔵めぐり+銭湯巡り+寺社巡りという子供が飽きることを満喫しようかと思う。 学び 無価値に見えて興味がなかっ…

国立科学博物館 鹿の耳の位置の衝撃

子供にせがまれてネット予約して訪れた国立科学博物館だったけれども、私としても地球館の常設展示に大いに収穫があって楽しめた。 衝撃を受けてしまった。偶蹄類の耳はこんなに頭の後ろにあったとは。あるいは角が私の想像以上に額の前の方にあったというこ…