なんだか和のモノで構成されているけれどもチグハグ感。
これは英国に和の建具やら家具やら小物を持ち帰って再構成した部屋を描いているそうで、普通は並ばないモノが寄せ集まっているそうだ。
異国の人が日本文化に憧れて1部屋を日本のもので溢れさせて悦に入る愉しみは理解できる。モロッコ風な部屋とか作れたら楽しいだろうな。
世の中の服装風俗を描いたものだが迷いのない簡素な線に技術の高さがこれでもかと表れていて羨ましい。こういう絵付けをできるようになりたい。
川鍋暁斎の動物絵の傑作もあった。
ミッキーよりもこちらが好み。
高台寺の鳥獣戯画が有名だけれどもこちらの躍動感もなかなか。蟲菌戯画を描きたい。
サボテン、多肉植物愛好家ならばこんな須恵器に別の用途を考えてしまうのではないか。
蟲の自在置物の特級に精巧なもの。蝉。
そして蟷螂。この脚の細さよ。そして自在置物というからには脚など関節が自在に動く。
豪華蟲尽くし印籠も見事。螺鈿など素材の色を蟲の色に上手く当て嵌めている。いいな、欲しいな。数百万円するのだろうね。
蝉の根付け。
「女の子」展とやらがやっていた。
そういや、以前フランス人の同僚と話している時にフランス人女性は意志が強くてきついから日本の女性が好きなフランス人もいると聞いて侮辱的な話だと思った。
意志が弱くて夫の主張を通しやすい相手だと思っているのならば日本の女性も舐められたものだ。イギリスでの一般認識はどうだか知らんけど。
ナルトやジョジョ、ワンピースなど日本の漫画は人気が高くフィギュアも高価だが売れるのだそうだ。
納豆も売られているのだね。
そしてロンドンに和食チェーンを展開するITSUによるカップ麺。
昆布茶も流行っているらしい。缶で飲みたいモノではない気がするけれども、日本では売れなさそうだが海外で刺さる好例かもしれない。
居並ぶタップの真ん中にアサヒスーパードライを見た時には誇らしい気持ちになった。