最終日は空港に向かう前に買い物をした。そこらへんのスーパーではお土産にするようなFORTNUM&MAISONのようなブランド紅茶などは売っていない。スーパーで売っているTWININGなら日本でもKALDIやそこらのスーパーでも大量に売られていてわざわざ買って帰る必要もない。
そういう時にはロンドンにもあるデパートメントストア「LIVERTY」に行くことになる。1875年開業の老舗百貨店でパリでいえばラファイエットのような所だ。エレベーターや階段など目につくところが全て年季の入った木造で燻銀の風格ある建物だった。100年以前は私のような庶民は入店できなかったのだろうな。
リュックや防水ジャケットなどのアウトドア用品から
なんとスノーピークのキャンプ用品
そしてハイブランドのハイセンスでハイプライスなスニーカー
家具やら生地やら
革張りの動物人形も大層可愛く、値段は凶悪だった。
白い私好みな陶器も取り揃えられている。
これは380£だそうだ。7万円弱。なかなか衝撃のお値段。フランスのブランド。
服飾宝石、食器、布地と何でもあってまさに百貨店。とてもお高そうな理容室もあって紳士が散髪していた。1階には香水や化粧品が並ぶのだが一画に食品売り場もあった。
こういうのがイギリスらしいパッケージデザインなのだろう。白鳥印のジン。
こちらはライオン印のジン。どれも棚に並べて見栄えがする。伝統や風格が醸し出される。
こういうのがイギリス一の高級百貨店に並ぶ商品パッケージなのか。
傾向が見えてくる。嫌いじゃないね。むしろ好き。
チョコレート詰め合わせボックスを買った。
16個入り。おそらく2段に重なって入ってる
ジントリュフチョコ。イギリスはTIPTREEのジャムに「ストロベリー&シャンパン」や「オレンジ&モルトウィスキー」なんてのがあるように遊び心のあるフレーバーが楽しい。
今回購入して期待大なのがチャツネ。野菜を煮込んだ甘くないジャムのようなものでカレーや煮込み料理に入れてコクを出すものらしい。しかもエールというビール酵母かす入りがイギリスらしい。
そしてイギリスらしい印象なのでショートブレッドも購入してみた。パサパサしたカロリーメイトのようなやつと勝手に思っている。
ここから先はスーパーで買ったもの。マーマイト味のおつまみ。
トウモロコシスナック。
蜂蜜煎餅と呼んでいるオランダのストループワッフル。
高級百貨店「LIVERTY」のすぐ近くにある玩具百貨店「Hamley's」
なんと7フロア全てが玩具売り場だという危険な店。
息子用に買ったLEGO。赤い2階建バスは14£。2500円ほど。かなり高いけどロンドンっぽいし良しとしよう。そして問題は隣の人形。ロンドンでしか買えないLEGOはないかと聞いたらこれをわざわざバックヤードから取り出してくれた。値札がついてなかったのだがせいぜい3〜4£だろうと思ったので3階からG階のレジへ。レシートを見るとこのフィギュアも単体で14£している。2度見、3度見してもやはり14£。どうやらコレクターアイテムで高音がつくものらしいが、だからといってその値付けはどうなのよ、LEGOさんよ。遊ぶ子供相手じゃなく遊ばずに希少価値で売買する大人を向いて商売してはいないか。
そして長男にはプラモデル組立式のサイバーハンド。空圧で動くらしい。説明書は英語だが、辞書を引くなりして格闘しながら作って欲しい。