ロシアのウクライナ侵攻のせいで今現在の欧州航路はこんなルートらしい。なんとアラスカと東シベリアの間であるベーリング海峡を抜けてグリーンランドの上を通過していく。飛行時間も伸び、燃料費も高騰すれば飛行機代が嵩むはずだ。ちなみにアラスカの先端にはYorkやWalesという街があってイギリスっぽい。
羽田空港のANAチェックインカウンターは端末セルフ方式に自動化され、機内預入荷物もセルフ方式に変わっていた。
手荷物検査でベルトを外す必要もなく、PCを取り出す必要もなく快適だった。
パスポートコントロールもパスポートの読み取りと写真撮影も自動化されている。おかげで海外渡航で一番嫌な時間のかかるプロセスが短時間で済んだ。そうなると中での待機時間が増え、飲食や免税店の利用率も上がる気がする。3年の間にいろいろ進歩していたのだな。
14時間のフライト後に1時間タクシーに乗ってショーディッチエリアのホテルへ。嘘か本当か昔は治安の悪い地域だったが再開発が進んでロンドンの下北沢と称されることもあるエリアだとか。
夜にはDJが立っていた。
オシャレで高級感がある。
地上階がロビー、5階までの中低層ホテル。
銅メッキピカピカの消化器。これは目につくところに置いてもインテリアになる。
部屋はけして広くはない。
置かれているスピーカーがMarshallだったり少しインダストリアルレトロと高級感が混ざるスタイル。
部屋も磨き込まれた金や銅の金具使いに美意識の感じられるパリのホテルに多かった少し甘くカラフルな内装とは潮流の違いを感じる内装。ロンドンの方が彩度が低い印象。
冷蔵庫にもミネラルウォーターが2本ある。無料だそうだがガラスボトルで重く、散策に持ち出すには不便。
静かに飲めるバーがあったり
ジムがあったり
4ツ星ホテルだが1泊4万円近い。高い。パリで愛用していた定宿は高級感もあって似たようなグレードでそれでも2万5千円ぐらいな感じだった。
ビジネスクラスを禁じているケチめな会社が標準的な出張者への推薦滞在先として提示しているホテルなのだからこれがロンドンの相場なのだろう。
朝食はスクランブルエッグ、ソーセージ、ベーコン、豆など典型的なイングリッシュブレックファーストのメニューもあったが他にもクロワッサン、プロシュート、チーズ、シリアル、パウンドケーキ各種など豊富だった。
出してくれるカプチーノが美味。
次回があれば次回も同じ宿でも良いかもしれない。