真柏のための陶蟲夏草鉢の注文制作

このブログを見てくださっているayumittさんという盆栽や写真を趣味にされている方から植木鉢を作って欲しいとの注文を頂いた。育ててらっしゃる盆栽の真柏を植える為にありふれていない特別な鉢を求めているとのこと。 植物愛溢れるブログをいつも書いてら…

日本百名滝 払沢の滝

キャンプ場を発って近くの払沢の滝に寄ってみた。日本百名滝だそうだ。アプローチも美しい。全く何もないような滝につながる遊歩道にぽつんと現れる郵便局。切株の断面に芯を避けるように外周にだけ苔生している。五輪に並べ替えたくなる。改めて苔が私にと…

荻窪 紅葉と日本庭園の大田黒公園

門からの並木のアプローチが美しい紅葉の大木が見事樹肌が苔生した古木がたくさん正統派な和のしつらい大田黒邸リビングの壁紙が秀逸池の錦鯉が立派錦鯉への餌遣りが楽しい入場無料荻窪にこんなに癒される公園があったとは。和風な立派な門を抜けると新緑と…

白マグネシヤ脚付き球体鉢 X 常盤忍

零下まで冷え込む日が続く東京。さすがにサボテンの植え替えはするのが怖い。今、できることは何だろうかと庭やバルコニーを巡回してしまう。 そこで常盤忍を昨年末に焼き上がった鉢に植え込んだ。常盤忍は日本土着の植物なので冬の乾燥にも強く、冬にも瑞々…

苔と犬とミッドライフクライシス

平成最後の夏なんてフレーズをよく聞くようになった。今は関西に住む大学時代の友人と久しぶりに会うと、「海外旅行に行っても、もう、迷いなくマドモワゼルではなくマダームって言われちゃうんだよね」とのたまってた。そりゃ、無理だろ。私はとっくにお兄…

ルーマニア新婚夫婦を見送って思い出したこと

ルーマニア。思い入れのある、お世話になった国だけれども。 友人の話を聞いていて、面白くもないこともたくさん思い出した。 当時のルーマニアは平均月収が50ユーロ程度だった。ギリギリで生きている人も、時代の変化についていけない人も、先行き不安に駆…

上海一目惚れした根と苔の芸術

莫干山路50号で度肝を抜かれたのがこちら。主役級の存在感があるのに勿体ないことに人通りの少ない路地裏にあった。 巨大な広く浅く張った根の塊。本来は幹が伸びていたであろう中心部には龍が彫られている。なんとスケールの大きな中華の大陸的作品か。 根…

鎌倉 苔巡り 杉本寺 報国寺

八幡宮から東へさらに進んでいく。面倒ならばバスで鎌倉駅前から杉本観音前まで行くと楽だ。ここまでくると観光客は一気に少なくなる。 さすが、鎌倉三十三箇所、坂東三十三箇所、双方の第一番の札所だけあって風格がある。伝創建734年なので1200年近くにも…

富士 青木ヶ原の樹海

富士の青木ヶ原樹海に迷い込んで。地表面が緑に覆われている割合が高い。そう、見ている緑は葉の緑ではなく苔の緑だ。 富士の裾野にかかる霧で年間を通して高い湿度が保たれるからだろうか。樹海は苔天国。 樹海らしい景観というのは別に木が密林のように生…

高円寺の美苔スポット

珍しいほどに雨続きの9月。ようやくの晴れ間に皆、一息いれた。 そんななかで長雨を誰よりも愉しみ、絶好調だったのがいる。 何苔だろう。杉苔でもないし。タチ苔か。端正な星形に展開する苔で群生はキメが細かくて美しい。 環境としては南側花壇の裏の北側…

一番は庭にある。石像 石仏 根津美術館

日本の近代化の時代に東武鉄道で興し、大富豪となった根津氏が収集した美術工芸品。 大層値打ちのありそうなものが並んでいるな、という印象。 期待をよく裏切って愉しませてくれたのが起伏に富んだ広大な日本庭園。あちらこちらに石塔や石仏、石像が景色の…

球体の巣

どういう蜘蛛だろう。 とても細い糸でできている。普段は細すぎて見えないのかもしれないが、霧と朝露に濡れて蜘蛛の巣が白く分かりやすくなっている。左右から覗き込むとなかなかに綺麗な球体状だということがわかる。 蛾や蝶を捕まえるだけならば平面の網…

雨の御岳山

雷雨予想が続いた三連休。市街地で豪雨な中、御岳山ではしとしとと穏やかな雨が降り続けた。貴重な雨と霧の中の御岳山。 こんな苔の楽園にテントを張るのはどこの粋人ぞ。

御岳山参道の杉並木

まだ4歳になったばかりの幼い脚にはロックガーデンや七代の滝はしんどいと思われた。辛い思い出にならないように、ケーブルカー駅でソフトクリームを食べさせ、そこから参道の杉並木を延々と歩いて降りた。 ケーブルカー駅は藤棚が満開。標高1000m前後の御岳…

御岳山の苔

遠目に美しく、近くによれば小世界。 陰影礼賛。苔は日陰に多い。その緑の深さに落ちる陰影が際立つのが好きなのかもしれない。 渓流の流れを目で追うのも愉しい。 御岳山はなかなかに苔の名所だ。次回は川苔山を攻めてみたい。苔は癒し。

御岳山 次回への備忘録

御岳山へは再訪は確実だと思われるので、次回の備忘録。 ホリデー快速の本数は少ないが新宿方面まで出る際に青梅、立川での乗り換えを必要としない直通便なので利便性は高い。ホリデー快速の時間に合わせて往き帰りの日程を組むのが良いと思われる。特に土日…

高尾山よりも御岳山

・新宿から電車で1時間10分、バスで10分の近郊 ・講で賑わった巡礼の地 ・茅葺の家屋が散在 ・犬連れに優しいコース ・狼を祀る武蔵御嶽神社 ・お務めや座禅に参加できる宿坊 ・運良ければ雲海が見える ・整備された登山道 ・滝行も可能 ・滝や神代の杉など…

苔の秘湯 蒼の山荘

自家用車を持っているうちでなければまず訪れないだろう場所に行っておきたいので、神奈川の丹沢湖に近い中川温泉に行くことにした。ようは、日本秘湯を守る会の加盟宿である蒼の山荘に泊まってみたかった。 典型的なウェブサイトが美化され過ぎた宿だと思う…

重森三玲庭園美術館

重森三玲は勉強が全くといっていいほどからきし駄目だったらしい。画業を志すも帝都の芸術学校には絵の上手い奴は腐るほどいて、画業でも挫折した。 日本の美を探求することに舵を切り変え、活け花を学び、当時記録などなかった全国の寺社仏閣の庭園を記録し…

ゴリラな達磨大師鉢に取り敢えず苔を載せてみた。道端の何度もマンゴーがおしっこをしてそれを吸ってるかもしれない苔。それが梅雨の雨をうけて青々となんとも綺麗だったもので、つい。 これは銀苔ですかね。

石山寺子育観音

石山寺はその寺の名前の由来になったように硅灰石の岩がちな山肌に建てられている。本堂の裏手奥には岩場を登ったところに子育観音がある。 蔦で覆われた巨木が生えているのだが、岩がちゆえに根が土に入り込めず、表面を網目のように這っている。この空間の…

山道のコンクリート苔

宇治の黄檗から三室戸寺まで歩いていった。間に田舎の山道のようなところを通っていく。道脇には茶畑や竹林が広がる。さらに坂を上がっていくと両側にそそりたつ岩肌が護岸された一帯がある。なかなか車でしか通らないような道でなるほど、歩行者は他にだれ…

盆苔庭に椛

昨秋に京都の各寺から採集して播いた椛の若株が順調に育っている。 半数は海外出張の間の酷暑で枯らしてしまったが、依然として永観堂、南禅寺、醍醐寺や疎水の椛の苗は生き延びた。 それを今回、まとめて角鉢の苔の一面に移植してみた。苔はマンジュウゴケ…

吊忍

あらたに涼を吊ってみました。

コロニー

苔好きにはたまらない、垂直な岩肌にこんもりと茂る苔のコロニー。その岩肌の風合いも趣がある。この一枚の岩ごと家の庭に持ち帰りたい。 なぜ一ヶ所だけ円形に茂っているのだろう。

紅葉盆栽鉢

黒い天目の浅鉢に紅葉の幼木を植えてみた。ケト土を盛り上げ、山で拾った苔を張ってなんとなく盆栽風。悪くない。 元気に立ち上がる朔が木立のようで童話の苔の天体のよう。そんな童話があるのかなど知らんけど。 てらっとした陶肌が主張しすぎるようで焼き…

実光院

勝林院の僧房のひとつで、宝泉院や三千院に比べると特徴に乏しいであるとか訪れる観光客は少ないなどと評されていることも多いが、非常に好印象の寺だった。 欄間には江戸時代中期の狩野派の画家の筆である三十六詩仙画が掛けられている。それにはさほど歓心…

宝泉院

三千院に次ぐ人気観光地、勝林寺僧房の宝泉院。絶えず観光客が押しかけており落ち着いた風情には欠けるが物珍しいものに溢れている。如何にも京都らしい借景庭園のひとつの類型が見られる。 鶴亀庭園の樹齢700年の五葉の松が見所のひとつ。門をくぐって左手…

天龍寺の苔

天龍寺の庭園は見事だ。少しでも草木に興味がある人にとっては、草木と立て札に書かれた和名を見比べて楽しむことができる。風変わりな和名も多く、なぜこんな名前がつけられたのか想像するだけでなんとなく面白く感じる。 「杉葉苔」、「大和鞭苔」、「枝艶…

苔寺 西芳寺

京都盆地を東から西へ。祇園から松尾大社まで四条通を延々と自転車で横断した。京都盆地を東西に往復してざっと30km。それもこれも念願の苔愛好者の聖地、苔寺の為。伏見稲荷と並んで、一押しの日本的な景観ではなかろうか。さらに、見て歩くだけの観光に飽…