2010-08-01から1ヶ月間の記事一覧

熱帯夜

おいらマンゴー。フィリピン生まれのおいらは暑さには強いはずなんだが、この国の寝苦しさにはびっくり。 毛をもっと短く刈ってくれんかなあ。日本ではトリミングが5000円以上するからケチっているのだろうか。親分がバリカンでばっさりやってくれればそれで…

新居

今日から京都でのおいらの新しい生活が始まる。 それはそっち。これはあっち。おいらが指示しないと引越しはスムーズに行かない。誰もおいらのことを見てくれないが。 それにしてもマニラから持ってきたキングサイズベッドは日本の家屋には大きすぎて引越し…

立方体西瓜

何が狙いだ。トラック積載効率の更なる改善の為だとか冷蔵庫に収まりが良いようにだとか言われるが、まあそれらしい「でっちあげ」だろう。さすがエコノミックアニマルだなどと外国のメディアが喜ぶネタだ。 技術があるから使いたくなる。汎用工業規格品に溢…

洗濯機

スペースポッドのドア。そんなデザインの洗濯機。 斜めドラムで洗浄力も抜群、ワンボタンで乾燥までさせることもできる。水使用量は改良に改良を加え、随分と少量で済むのだそうだ。風呂の残り湯を使っても水位が見た目に殆ど減っていなくて、消費者が壊れて…

冷蔵庫

我が家に届けられた新品の冷蔵庫。開くとまるで宇宙船のような冷蔵庫の中。近未来的な明かりが灯る。ツマミを左右にスライドさせると全ての棚の高さを上下させられる。自動製氷機能をとっても、泡のない透明な氷を時間をかけて作る機能や、とりあえず氷を短…

担担麺

ラーメン激戦地帯がある。三条通のほんの20メートルほどの間に、ラーメン屋が3軒も並んでおり、それぞれに客がいつもそれなりに入っている。 まずは担担麺屋を試してみた。担担麺のつけ麺大盛り、1000円也。思いのほか担担麺の汁はあっさりとして、辛さも控…

酒池肉林

花粉にまみれ、花弁に挟まって休む蜜蜂。表情に変化など無いのかも知れぬが、そこはかとなく幸せそうだ。 こういうのを酒池肉林というだろうか。どうでも良いが、肉林というのは肉があたかも木々のように林立するということなのだが、肉食男子的表現なのか草…

山科疎水 夏

川面を流れる桜の花びらを眺めるなら疎水だろう。平安神宮前も、山科も川沿いには桜並木があり、春は特に素晴らしい。旅先でジョギングをするというのも気分の良いものだ。周遊コースではないが、犬を連れて走り回るのも良いだろう。実際、そうすることが目…

蜘蛛

ティファニーブルー

とある神社で見かけた袴の青緑。欧米では一般的にロビンエッグブルーと言われ、コマドリの卵の色をさすが、たぶんティファニーブルーと言ったほうが想像しやすい。そもそもコマドリの卵の色がこんな色をしているなんて知らない人のほうが多いのではないか。 …

紅葉の土間

東福寺付近のとある塔頭でみかけた土間。 こんなにも葉脈が綺麗に写し取れるものなのだな。 もみじは若葉や秋の紅葉の色鮮やかさに気をとられがちだが、こうして形だけをみても素晴らしい。

伏見稲荷

こんなに印象深い景観もそうは無い。ここで記念撮影すれば、いかにも日本に、京都に行ってきましたという絵面になる。 物体の連続は何でも芸術になる。たぶん。アンディー・ウォーホルのスープ缶だって、彫刻の森の「交叉する空間構造」だって。 非日常的な…

しのぶ

京都の新居に植えたい観葉植物のひとつに「しのぶ」がある。 これは日本に自生する羊歯類なのだが、特に常磐忍は雪降る寒冷地ですら緑を保つ常緑草なのである。坪庭なんかにちょぼちょぼと生えているあれだ。常に瑞々しく、かつ半陰性でもある為、建物の陰な…

男の腕や手に浮き出した血管が好きだという趣味を持った女性が友人の中にちらほらいる。そういうものを理解できずにいたが、硬い岩盤に挑むように地表に隆起しながら根を張る姿に見とれながら、ああ、こういうことかと思うに至る。勝手な勘違いかも知れんが…

彦根城下町

予想以上に町並みが綺麗に整えられていた。古びた風情は無いが、活気がある。こんな町が増えて欲しい。100年後にはそれなりの雰囲気を纏うであろうよ。頑張れ。 観光地作りの成功例として表彰されているらしい。 近江牛、鮎尽くしと近江名物の店が並び観光客…

能面

いつだって日本人の表情はわからない。怒られた時にニヤニヤ笑うのは何故だ。泣くのが肯定されるのは何故だ。外国人にはわからないらしい。日本人の自分だって何故かわからない。 とりあえず日本的なるものの代表であり、翳りのある神秘的な日本文化を象徴す…

彦根城

まず一度は訪れる価値がある。見所満載、そして京都からも電車で1時間の近さにあり、遠足には申し分ない。姫路城がしばらく改修中なので観るべきは彦根城ではなかろうか。 博物館では能面や能、鎧兜や数振の太刀から豪華絢爛な着物や掛け軸を拝める。そして…

唐紙

この唐紙というやつも随分と高価なものである。京都で有名なのは老舗「唐長」だが家の内装に使おうと思っても目玉が飛び出るような値。何十にも下張りを重ねた襖は当然値が張る。 和紙の上に雲母などが使われたものは華やかだが、唐紙に惹かれるのはむしろそ…

金魚桶鉢

http://www.grass-garden.com/http://www.wisewise.com/news/2010/100510.shtml

御簾

DIY

ようは和式ブラインド。この直線的なデザインは凛とした印象を与えてくれる。中でも織り込んだ高級感のある布で縁取られ、巻き上げた御簾を止める鉤(こ)と呼ばれる金具と総角結びの房のついたものは高級感があってよろしい。編み方にも、葵編み、亀甲編み…

彦根猫

この国の人間は病気じゃないのかね。 二次元の美少女キャラにしか興味が持てなくなった男性をヲタだの病んでるだの言うらしいが、それを言うなら、このあっしを素通りして着ぐるみなんぞを追っかけている女子供もイタイってなもんだ。 着ぐるみの中はもしか…

ひこにゃん

アニメ文化というのは思わぬところに波及しているものだ。キティーなんかのサンリオキャラクターや各種アニメのキャラクターなど日本はキャラクター化が巧みなようだ。海外の子供にも魅力的らしい。 ご当地キャラクターですぐ思い出せるものと言えば「まりも…

スミス堂

キリスト教をさほど知らない宮大工が想像力を膨らませ、宮大工の技術を駆使して礼拝堂を造るとどうなるか。そんな建築物。みかけを洋風に見せているものの細部に和風な意匠が残る偽洋風建築は明治大正の建築に数多いが、みかけからして寺と間違えそうなほど…

今宮神社

京都三大奇祭に数えられる4月の「やすらい祭」、神輿や牛車を拝める5月の今宮祭、舞人6人楽人5人が東遊「あずまあそび」と呼ばれる舞を舞う10月の例祭など、時期が合えば壮麗な衣裳の祭が見られる。 京都西陣の八百屋に生まれた「お玉」が徳川3代将軍家光の…

大本山 大光山本圀寺

朱の鳥居のトンネルを拝みたければ伏見稲荷。水面に立つ鳥居を拝みたければ宮島だろう。金色の鳥居をみたくば本圀寺となる。この本圀寺、金尽くしである。 こんなことを言っては失礼かもしれないが、浮かんでくる言葉は「胡散臭い」「新興宗教」「悪趣味」で…

天智天皇陵

歴史に相当含蓄がある人、天皇陵を訪れて回るつもりの人、想像力豊かな人にお勧めだろう。さもなくばここを楽しむのは難しい。長く続く並木は涼やかだが、他に抜けられる道はなく、宮内庁直轄の天皇陵でもある為、犬の散歩も御法度。 奥まで進んでも石の鳥居…

船岡温泉

京都で最も目で楽しめる銭湯ではなかろうか。銭湯愛好家の間では最京の銭湯だのと言われている1923年創業の有名な銭湯らしい。初めての利用は神戸から京都まで3時間かけて自転車で来た際に、汗を流す為に立ち寄った4年前。金閣寺、龍安寺、大徳寺などを回っ…

かね井

蕎麦にうるさい愛好家にも、薀蓄抜きで素朴に美味しい蕎麦を食べたいひとにも応えてくれる蕎麦屋だ。初めて蕎麦を食べる外国人にもここから試して欲しいものだ。 通り過ぎてしまいそうになる。店先には店名のわかる看板も暖簾も無く、ただ広く開放された間口…

京都壬生堂

以前、友人が海外駐在時に遊びに来てくれた際に、七転八起の達磨をモチーフにしたTシャツを頂いた。黒字に蛍光緑と蛍光桃というポップで個性的なもの。友人宅に夕食に招かれていたのだが、来ていたTシャツが汗まみれだったので何でもよいから買おうと、全く…

炙り餅 一和

大徳寺の頭塔をめぐり、今宮神社に参拝する前かあるいは参拝した後にでも立ち寄って足を休めるのに最適である。どこかの宿場町のような風情の中に北側右手に創業1000年の「一文字屋和輔」、南側左手に創業400年の「かざりや」がある。一文字屋、通称一和は平…