2010-08-08 スミス堂 旅 遠出 建築 キリスト教をさほど知らない宮大工が想像力を膨らませ、宮大工の技術を駆使して礼拝堂を造るとどうなるか。そんな建築物。みかけを洋風に見せているものの細部に和風な意匠が残る偽洋風建築は明治大正の建築に数多いが、みかけからして寺と間違えそうなほどの西洋教会というのは非常に珍しい。 礼拝堂の扉には四君子と葡萄 欄間には十字と葡萄。 天使の聖書台は京都の仏師が一本の木材から彫りだしたものだという。 足元を見る限り、仏像にしか見えませんな。 彦根市本町3丁目 TEL:0749-24-8781