2010-01-01から1年間の記事一覧
年の暮れから初雪が降り始めた。1時間であっという間に塀の上に15センチほども積もる。 フィリピン生まれの移民犬、マンゴーにとっては初雪なのでどんな反応をするか期待が高まったが、即座にうんこさん。確かに真っ白な雪の上のうんこさんは今までに見たこ…
敦賀市内のタベログで評価の高い地魚料理屋で越前旅行を締めることに。 こちらはトラフグの唐揚げ1500円。これは至って普通。卒倒しそうな不味さだった「やべ清」が遥か昔のことのように感じる。美味しい店だってこんなに世の中にはあるではないか。運悪くバ…
蟹しゃぶの味に驚いた。こんなに美味いものだとは。花が咲くような姿を広告写真で目にして、実際に手にしてみたいとは思っていたが、茹で蟹の味とさほど変わるまいと思っていた。 ここで頂いた茹で蟹、焼き蟹などは記憶にある味の更に美味いものを味わったと…
厨温泉にできてまだ3年ほどの民宿だという。展望露天風呂があるわけでも、重厚な部屋があるわけでもない。しかし旬の越前蟹を目一杯楽しみ、温泉で体を温め、簡素だが新しく清潔な部屋は泊まるには申し分ない。コストパフォーマンスに優れていて満足度は高い…
なかなか楽しめた越前蟹ミュージアム。特に冬の季節、街中周辺に大した観光名所は無いので蟹を学びに訪れる価値はある。晴れて蟹検定3級を頂戴してきた。 国産のズワイガニを冷凍にすることはまず無いという。国産であれば、生きたままか茹でた状態で冷凍す…
甘いものを食べる自分への言い訳でしかないのだけれども。この日は。 京都北山MaleBrancheのケーキを買った。以前、インド出張の前に友人に頂いたバターカステラもここのものだと初めて知った。最近、店舗展開も盛んでとても勢いのある店である。バナナの入…
前から気になっていた植木屋兼カフェに行ってきた。今出川堀川のなんともわかりにくい場所にあるのだが、そういえばここら辺に前、雑誌で見た店があるはずだけれども・・・と路地に入って偶然見つけた。2010年の6月8日に開店したばかりのお店だそうである。 町…
佇まい良し、接客良し、蕎麦良し、他の京料理も味良し。お気に入りの店の一つとなった。 晩夏に一度行った際には満席で食べることができなかった。それ以来、何かの祝いに再訪しようと話していたのだが、残念ながら祝えるようなことは何も起きず、仕方なくク…
大正、昭和の旅館でよく用いられている和風照明が好きだ。 鉄製のランプシェードに和風の文様が入っており、枠の黒と乳白色のガラスとのコントラストも潔くて良い。中央には房が付いていて装飾的なのだがシャンデリアのようにくどくならないのも良い。 以前…
23日はクリスマスイブの前祝日のような錯覚をしている人もいそうだが、125代今上天皇の誕生日。 エリザベス二世の戴冠式に参列されるために船でイギリスまで外遊された際には、船上で麻雀に熱中し、以降麻雀は趣味の一つなのだそうだ。天皇と打ってみたいも…
好きな画家の一人に酒井抱一がいる。 徳川幕府有数の譜代大名であり姫路城主、酒井家の次男という非常に経済力に恵まれた出自であるところが興味深い。しかし長兄が姫路に転封になった際には長旅の中で長兄に不幸があった場合には家督を継ぐために仮養子にな…
録画されていたアメトークというテレビ番組の「天下一品芸人」を観て、あまりに皆が美味いというので煽られて初めて天下一品を食べに行ってきた。もちろん、狙いはこってりスープである。とんこつラーメンよりもこってりとしていると評されるだけあって、箸…
ミッキーはパグである。 以前、1時間半ほども離れた友人宅にマンゴーを連れて行った際には、3時間近くも追いかけっこをして夜には身動きしないほどに満足の中で疲れ果てていた。 やはり犬は犬同士で遊ぶのが一番楽しいようである。歩いて行ける近所で似たよ…
以前、雑誌で知り、先週に行ってみた蕎麦屋である。和モダンな内装の町家を改装した蕎麦屋で、こだわりの十割蕎麦を使った蕎麦コースが売り。 秋に収穫された茨城産の常陸秋蕎麦の実を農家から直接仕入れ、摂氏七度・湿度60%に保った冷蔵庫で保管して年間…
このカフェはドッグカフェでこそないものの、犬を歓迎してくれるので、途中休憩所として重宝している。 すっかり冬になったというのに門の脇の紅葉にはまだ秋の名残。とりわけ侘びた町家の風情の残る店で、気に入っている。今回は他にも客がいたので、犬連れ…
試しに干柿用の渋柿を10個1,000円で買ってみた。既に紐で対に結んであるので手軽に作れる。これをまず皮を剥き、沸騰した湯に5秒ほどくぐらせて渋を抜くとともに表面を加熱消毒する「醂(さわ)し」作業を施す。そして雨があたらず、風の通る軒下に吊るすこ…
1ヶ月経ち、ようやく修理に出したカメラが手元に戻ってきた。 やはりコンパクトデジタルカメラと比べて描写力が違う。 所詮、自己満足なのだから本人が撮っていて楽しくなければな。 ちょっと嬉しいから、写真のサイズを大きくする。
大原のバス停から寂光院に向かう小道の途中に民家を改装した若い夫婦のお店がある。 陽当たりの良い居間には織り機が据えてあり、奥さんが自然素材で染めた絹や麻で織物をしている。スカーフや服、暖簾など滋味の溢れる色合いの品が並んでいる。 そして奥に…
「おおはらおんな」ではなく「おはらめ」と読むらしい。もっと美人に作ってやればよいのに。 正しくはこう。どうやら観光客のようだった。舞妓体験のように最近では大原女体験もやっているらしい。 寂光院窯の店先にて。バルス。購買意欲が崩壊した。著作権…
こんなことをいっては甚だ失礼だが、全く期待していなかった。ぐるっとパスという美術館割引冊子の10個目のスタンプを獲得するためでしかなかった。失礼な話だ。 それを嬉しい驚きで期待を裏切ってくれた。入館料なんと一人200円。それが割引になり100円。し…
秋も終わってしまった。今年は12月3日の大雨が紅葉を根こそぎ枝から叩き落してしまった。紅葉の名所は洛中に数多しといえど、数週間の間に廻れるのはごく僅か。
石段に紅葉が降り積もる様を拝みたかったのだけれども、もう散った後で紅葉はもう掃き除かれてしまっていた。しかも紅葉が落ちても紅い色を保つのは極僅かな時間で、すぐに茶褐色に枯れてしまう。 目の前に若いお姉さんのいるときのマンゴーの足並みは速い。…
大原の温泉旅館に泊まった。1泊3食付きで9000円ほど。悪くは無いのだが、割高感は残る。 道向かいの雲井茶屋という味噌の専門店も経営しており、大原の里に泊まると夜は味噌鍋を味わえる。味噌鍋自体はそこそこ美味しいのだが、学校の合宿所の食器のようなプ…
勝林院の僧房のひとつで、宝泉院や三千院に比べると特徴に乏しいであるとか訪れる観光客は少ないなどと評されていることも多いが、非常に好印象の寺だった。 欄間には江戸時代中期の狩野派の画家の筆である三十六詩仙画が掛けられている。それにはさほど歓心…
往生極楽院 弥陀三尊と記されている。この三つの蓮華座の梵字がよろしいですな。
三千院に次ぐ人気観光地、勝林寺僧房の宝泉院。絶えず観光客が押しかけており落ち着いた風情には欠けるが物珍しいものに溢れている。如何にも京都らしい借景庭園のひとつの類型が見られる。 鶴亀庭園の樹齢700年の五葉の松が見所のひとつ。門をくぐって左手…
向日葵のような印が面白いと思うのだが。