2023-12-01から1ヶ月間の記事一覧

2023年抱負の総括

仕事で人員削減のしわ寄せを目いっぱいに浴びて健康を大いに損ねた年だった。その一方で学習テーマを定めて歴史を学びに佐原や京都へ、自給自足やSDGを学びに栃木へと子連れ旅行に行ったり、陶芸では雑誌に複数回掲載してもらい3つの販売店と契約を交わして…

谷中の蒼いカフェ「ニカイ」

二階にあるからニカイなのか。どこぞの青をテーマにしたカフェよりも青尽くしだった。この絵画フレームを無数に壁に掛ける装飾はいつか真似してみたいと思っている。 いっそ各フレームの中にそれぞれ陶蟲や昆虫標本を配置したいと思っている。壁に直付けして…

国立西洋美術館「ブーグロー」

創作インスピレーションを摂取する予定の1日。 国立西洋美術館のブグロー展 谷中のギャラリーカフェ「ニカイ」 ウサギノネドコ 菊池ビエンナーレ 作陶 コルビジェ設計の歴史的建造物なのだっけ。ロダンのブロンズ像が並ぶ。 猟師でもあり画家でもあったとい…

ヤマトカブトムシ蛹鉢

吊るか、金属棒を下から挿してスタンドに立てて飾れるようにするか。そんなヤマトカブトムシの植木鉢。 白い釉薬を掛けると適度に輪郭が消えてちょうど良くなってくれるのではないか。 半身をもっと風化しているようにするにはどうしたら良いか。黒泥土を泥…

カブトムシ陶蟲のジオラマ樹鉢習作造形

ジオラマのような陶蟲夏草鉢を作ろうと思い立ち取り掛かる。まずはカブトムシを数匹散りばめた鉢。出来上がりによっては焼き上がった鉢に実物のカブトムシ標本を載せてみても良いと思っている。 時間をかけた割に何かが欠けているようにも思う。もっと張り切…

タガメサイダーとクリスマスケーキ

なんだか次男のケーキの盛り付けスキルも少しづつ上達してきたような気がする。巷では百貨店の一個5,000円の予約配送高級ケーキが派手に崩れていたなんてことがニュースになっていた。 クリスマスケーキばかりはどんな有名ケーキ屋も作り溜めた冷凍解凍ケー…

陶蟲夏草鉢を釉掛け本焼き

乾燥前の控え室。 大窯で素焼き。磁器の素焼きと3段で焼かせていただいた。 素焼きに破損は無し。と思いきや、2鉢、3箇所を破損させてしまった。 軽く紙鑢でバリを取り トルコ青結晶釉や溶岩釉をかけた後に撥水剤で保護。鉢の底面や脚も保護。 今になって、…

年末の仕事を終えて17連休!陶芸、映画、美術館、イルミネーションを楽しむ予定

今年の年末は仕事の始末がうまくいったので12月25日から1月5日まで休むことにした。7日間有給休暇を使うだけで17連休となるのでなかなかROIが高い。 陶芸造形 吊り団子蟲、三葉虫、アトラス蛹 次のシリーズの為の鉢部分の轆轤水挽き ジオラマ鉢の試作三重の…

合わせて陶蟲夏草鉢を作りたい植物リスト

鉢を作ってから何を植えるのかを考えるのではなく、この植物を植えるための陶蟲夏草鉢はどうあるべきかを考えていくシリーズ。とりあえず素材をここ数週間で集めている。 マミラリアとだけあって品種不明。 エキノプシス サブデヌダータ マーベリック 白珠丸…

子供に見せたい和魂洋才ゴジラの最高傑作「ゴジラ-1.0」

ゴジラ-1.0を観てきた。しかも敬意を表してゴジラ像の立つゴジラスクエアを有する日比谷TOHOシネマズでIMAX版を観てきた。期待は大きかったがその期待を良くも超えてきたように思う。 戦後の瓦礫と化したバラック街、銀座を破壊するゴジラの迫力、逃げたこと…

善福寺川沿いでご近所常連に愛される「Go Crazy Cafe」

一度は夜に来たいと思っていたGoCrazy CafeのBarカウンター。 すっかりクリスマス仕様になっている。 とても気さくな話しやすいおばちゃんが適度な距離感で話し相手をしてくれる。入れ替わり立ち替わり常連さんがふらりと一人でやってくる地域に愛されたBar…

ピンク背景に骨格標本が美しいインターメディアティク

東京で誇るべきはこの東京大学の科学遺産と文化遺産を展示した無料の博物館。艶やかなピンクを背景に美的センスが迸る展示に毎回うっとりとする。 馬の骨格標本もこの迫力よ。棒立ちした骨格標本はいくらでも見るが、後脚で立ち上がる躍動感溢れる骨格標本を…

インターメディアテクの魚学展

子供を連れて東京駅前の東京大学所蔵の科学文化遺産を無料展示する施設「インターメディアテク」へ。 インターメディアテクにクリスマスツリーを作らせるとこんな感じになるらしい。苦笑。 季節によって展示内容もいろいろと変わるらしい。ますます素晴らし…

ワインとチーズを愉しむ西荻窪「松庵文庫」

大学以来の友人と西荻窪の松庵文庫で食事をする。 久しぶりに再訪したがテーブルから椅子から調度品も家具もセンスが良い。 適度に薄暗く落ち着く雰囲気。 カトラリーの反射する鈍色も眺めて楽しい。 プルミエクリュのシャンパンから飲みごたえのあるブルゴ…

高円寺でただ日本酒を味わうなら「古今」

12月8日に開店したばかりという高円寺北口のココカラファインの地下にある居酒屋。日本酒バーという方が合うかもしれない。 裏春鹿。飛鸞。どちらも捨て難いが、飲んだことのない銘柄を試したく飛鸞を頂く。表現する言葉が見つからないが、食中酒としても食…

キルビルロケ地「権八」

外国からのお客さんの接待に使われることの多い六本木の「権八」へ。ここはクエンティンタランティーノ監督映画「キルビル」の大乱闘シーンのロケ地として知られている。 キルビルって何年前の映画だよ。調べると2002〜2003年の映画なのでもう20年以上も昔と…

勇者のために死ぬモブという心境

ファンタジー小説や漫画でそれなりに経験や技量があるのに世の中に諦めを抱いたオイボレが出てくる。希望に燃えた若い勇者に感化され、「次の世代に希望をつなぐ」とばかりに勇者の道を切り開くべく礎石となって死んでいく。 そんな境地に向かいつつあるのか…

全てに対する醒め

全てを醒めた目で見てしまい沈鬱になる。 歌手を目指したいという人に対して、毎日8時間歌ってみて、それを○ヶ月続けてもまだ歌うのが好きなら歌手を目指せば良い、といった助言がどこかネットに載っていた。 一年毎日轆轤をまわしたり作陶したら飽きると思…

朝ジョギングと善福寺の「GO CRAZY CAFE」

銀杏の綺麗な昨今。 今年はジョギングが昨年の半分ほどもできていない。身体が重い。それでも走らねば身体が鈍る。 来週で繁忙期を抜ける。今年の年末は少しはゆっくりできるのではないかと期待している。 5kmほど先のGO CRAZY CAFEへ。犬のいる公園沿いの癒…

陶蟲夏草鉢「蝉成虫」

失敗作なのかもしれない。そう呼ぶと哀れにも思う。翅脈も作って出来上がりに期待していた鉢なので残念だ。 頭部に掛けた溶岩釉が拡散しすぎて必要なディテールが失われてしまった。腐食した蟲の死骸がモチーフだとしても、眼が綺麗に見えることは重要なのだ…

渋谷園芸で多肉物色、「樹藝夢」でランチ

午前中に2時間ほど作陶し、午後は豊島園前の庭の湯で仕事をするのがルーティン化しつつある。今日は渋谷園芸でランチを食べることにした。 サンルームのような席が冬の陽光を浴びれて気持ちが良い。 サラダ。 少し辛いソーセージとキノコのパスタ。美味しい…

冬支度 セロームとユーフォルビア

セロームを室内に取り込んだ。 12年前の縄文土器風黒鉢。下手だな、と思うけれども愛着がある。また今の私の感性で縄文土器風鉢を作りたい。 ユーフォルビアもやがては陶蟲夏草鉢に移植したいと思っている。昔の自作鉢で育てながら移植を待つのが流れとなり…

芋蟲 フタオチョウ近縁種の幼虫 造形

芋虫は冬虫夏草の苗床になりやすいのだが、鉢にするとなると難しい。体躯が細いから単体では鉢にしにくい。 ドラゴンヘッドキャタピラーと呼ばれる頭に突起のついたフタオチョウ近縁種の幼虫。デフォルメと創作が入っているので厳密な品種同定のできない創作…

陶蟲夏草鉢「ゾウムシ」造形

ゾウムシの陶蟲夏草鉢を作った。 粘菌子実体に埋もれるようにしてみたかった。 埋没感は出ただろうか。しかし眼が大きすぎると後になって後悔。眼を大きくして蛾のように愛嬌が出る蟲もいるがそれは蛾の眼が大きい品種を見慣れているからかもしれない。実物…

青色喫茶「OZ」

Tiny Aliceというスタンダードプードルの看板犬がいるカフェが10月から新しいカフェに変わっていた。アリスはどこに行ってしまったのだろう。自宅でお留守番か。 喫茶というよりはカフェ。テナントで貸し出す方針に転換したらしい。 青がテーマらしいが青小…

冬支度 サボテンの取り込み

白星「姫春星」はしっかりと根付いてくれたようだ。 半年前よりも確実に大きくなっている。白玉がメタボリックに増殖している様が好みなのでこれに合う陶蟲夏草鉢を作りたい。 縦にしたカブトムシの蛹鉢か、ハナムグリの背中から生やすか。10年近く昔に作っ…

最近の読書備忘録

「後悔病棟」垣谷美雨著 ☆☆☆ 癌末期患者病棟に配属された人の気持ちが読めず問題ばかりを起こしている若い女医が心の声を聴ける聴診器を手に入れるところから話が始まるオムニバス4編。 仕事ばかりに励み、子供たちは見舞いに来るのも面倒くさそうなほどに…

油滴天目鹿頭骨鉢 X アロエ「翡翠殿」

油滴天目鹿頭骨鉢に植えて4年になるアロエ「翡翠殿」。そろそろ耐寒性の限界に近づいたので家の中に取り込むことにした。 成長は遅いが着実に伸びている。翡翠殿は株元から子株は出すが途中から枝別れはしないので鹿角のようにはならない。もっと適した多肉…