2010-10-01から1ヶ月間の記事一覧

Café KOCSI

三条付近で利便性が高く、食事良し、書籍豊富、雰囲気良し、長居良し、犬可となんともめっけもんなカフェに出会えた。唯一の難点は若干高め値段設定か。 雨が止まない午後、読みかけの文庫本を鞄に入れ京都に気分転換しに行った。三条京阪から寺町通りを四条…

「ウチの子自慢フォトかわいいグランプリ」

飼い主馬鹿なもので、「ウチの子自慢フォトかわいいグランプリ」なる写真コンテストに小生の駄犬の写真を応募しておりましたところ、拙作ながらも入賞しておりました。その勢いで「ペットと泊まれる宿ご招待」まで獲っておいで、マンゴー。まあ、グランプリ…

庭の野草

庭に最近、猛烈な勢いで雑草が生え始めていて、庭の手入れもしなければと思いながら傍観してしまっている。 前の居住者は庭弄りが好きだったのだろう。洋風にしようとした痕跡の残る室内と違って、庭に植わっているものは日本の山野草が多い。ポット植えでは…

蝉の抜け殻

幾度と無く雨に打たれても初夏からずっとある。中の人はもう生きてやいないだろうが、外側だけでも冬を越せないだろうか。 「おやぶん、これ食べられるかね」 「まあ、蝦の姿揚げみたいなもんだから食べられるかもな」

蒲公英

庭の隅に蒲公英と思しき草花が。しかし背丈が60センチ近くある。西洋蒲公英もこんなに巨大化するのだろうか。若干日陰なので目一杯徒長したのだろうか。 こうしてみると、なるほど。放射線状に葉が効率良く陽射しを受け止めようとしている。 早く短焦点レン…

おいらマンゴー。毛深い漢はどうっすか。巷じゃ熊が里に下りてきて問題になってるね。おいらもテディベアそっくりって声かけられるけど、熊より犬のほうがテディベアに似ているってどうなんよ。 実は夜なんかは普通にトコトコ立って歩いてるんだけどね。視線…

Bibliotic Hello!

底冷えする京都の地にあって、入り口にバナナの木が茂る異空間カフェ。アカデミックでスタイリッシュでスノビッシュな長居可能なカフェである。 アート系雑誌がふんだんに書庫に並べられており、好きな人にはたまらぬ暇つぶしスポットだろう。気兼ねなく長居…

一保堂の炒り番茶

たまたまジャムを買いに入った三条通の明治屋で店の角に無造作に置かれていた。150g370円。安い。店頭では寺町二条の本店でしか売っていないと聞いていたので、買いに行く手間が省けたと思い衝動買い。 「草喰なかひがし」や俵屋指揮のてんぷら屋「点邑」を…

原寸大アクションフィギア展

前回、京都国際マンガミュージアムでは「土偶からフィギアまで」と題された海洋堂フィギア展なるものをやっていたが、今回は1:1原寸大アクションフィギア展をやっていた。 10月22日は秋で過ごし易い気候の中、昼間は時代祭、夜は鞍馬の火祭りと大きな祭が二…

バーキテクチャー

日曜大工が盛んな国では自信あるものが、犬小屋にも腕を振るうらしい。吠える=Bark 建築=Architecture 犬小屋=Barkitechture なるほど。日曜大工やろうかな。マンゴーの為に室内用の犬小屋を作ってあげてもよいかもな。最近流行の旅館in旅館みたいな感じ…

鞍馬の火祭り

940年に平安京内裏の由岐神社を鞍馬に遷して以来、遷宮とその霊験を後世に伝えるべく行っているそうな。 淡々とした祭が多い京都にあって、褌を締めた男衆が豪壮に巨大な松明や鉾を担いで練り歩く。鞍馬の集落の男の元服の儀式を兼ねており、神輿が下りる際…

鈴虫寺 華厳寺

参拝後、げんなりと、どす黒い気分になって出てきた。なんとも惨い。高密度な世俗というか、商売熱心と言うか。禅寺だと聞いてさらに暗澹。宗教に絶望しそうだわ。 なんでもここ華厳寺の幸福地蔵はどんな願い事でもひとつ叶えてくれるということで、とりわけ…

苔乃茶屋

西芳寺の近くに門前蕎麦屋が二軒隣り合っており、熾烈な客引き合戦を繰り広げていた。 出前の店には結構、客が入っているが、奥の店には少なかった。三人が懸命に声をかけてくれるので客の少ないほうに入る。 参拝中に自転車を預かってくれたほか、写経のサ…

苔寺 西芳寺

京都盆地を東から西へ。祇園から松尾大社まで四条通を延々と自転車で横断した。京都盆地を東西に往復してざっと30km。それもこれも念願の苔愛好者の聖地、苔寺の為。伏見稲荷と並んで、一押しの日本的な景観ではなかろうか。さらに、見て歩くだけの観光に飽…

受け止めてあげる

約束もしていなかったのに、西陣の近くまで来ていたというだけで、友人宅に突然に寄せさせてもらった。しかもお茶を頂いた挙句、帰り際に新栗の栗蒸羊羹と秘密の焼き菓子の「耳」まで頂戴してしまった。 マンゴーを娘さんに遊んでもらっている間に、そこの家…

東三条大将軍神社

欄干の角が破風というか、櫓のようになっているのが素晴らしい神社。京都に数百ある寺社仏閣の中で、観光案内に取り上げられるほどの逸話や名所を持った神社ではないようだ。しかし、神社の全体の雰囲気が凛として良い。建材の引き締まった黒い色調と、端々…

Dog Cafe vol2

人間にはコーヒー、カフェオレや紅茶などの定番カフェドリンクに数種のケーキ。犬用にはケーキとクッキーが用意されている。 キャラメルバナナのシフォンケーキを頼んだ。キャラメルは控えめ,バナナの甘さが感じられて良い。気づけばマグカップには犬のシル…

Dog Cafe

蛸薬師通りを烏丸を越えた新町通りの先にこじんまりとある。 京都の好きなドッグカフェ暫定一位となった。他の多くの犬カフェオーナーも犬を嫌いだと言うことは恐らくないのだろうが、ここのオーナーは心底犬を愛しているのだろうというのが、初見でも断言し…

紅い四連星

蟹というやつは、蝦からヤドカリに進化し、ヤドカリから蟹へと進化したらしい。 蝦は鋏を除いて左右対称だが、ヤドカリ時代には貝の巻きに合わせて随分と体が歪んでしまった。それがまた貝から這い出て腹に尾を巻きつけて進化していく。 そんなわけでタラバ…

乙女桜と珊瑚閣

紅葉の苗木をインターネットで買った。そこらのホームセンターで売られていても良さそうなものだが、天神市ですら見つからなかった。 幹が紅い「珊瑚閣」と廉価な「乙女桜」という品種。桜だなんて紛らわしい品種名だこと。それぞれ八十センチほどの苗で千九…

まだ10月半ばだというのに朝方が冷える。 痛みに気付いたら踵には既にあかぎれ。あかぎれには皹と皸という字があるが、 旁と扁の逆になった漢字はどうして生まれたのか。褌に皹で輝く。なんのこっち ゃ。 季節の移り変わりが速い。四季どころか二十四節にま…

犬の孤独

小生も嫁さんもマンゴーも居間で愛用していた長座蒲団にマンゴーが小便をした。 ショックだった一方でなんとなく予想の範囲でもある。週末に実家に連れて帰り、連日えらい可愛がられようだった。たくさん構ってもらった後に散歩に連れ出して貰えず相手にされ…

供養

三連休に祖父の13回忌の法要があったので実家に帰ってきた。 ところで、自分が死んで供養されたとして、死んだ自分はあげられているお経の意味が解るのだろうか。それとも音を聞くだけで死後の身には効用があるのか。 そもそもお経は現世の人に良く生きるた…

並河靖之七宝記念館

東山周辺にある七宝作家の工房を保存した美術館。 七宝は銀線で縁取った輪郭線にガラス質の釉薬を流し込んで焼いたエナメル工芸品。ようは塗り絵のような原理なので極色彩で繊細な図柄は当然難しい。そのはずなのだがこの繊細さはどうだろう。小振りな小瓶に…

雑草

雑草の鉄製花活仕立 鉄のチーンという音を最近気に入っている。

餌やり

金魚藻が茂りすぎているものだから、肝心な金魚は殆ど目にすることができない。しかし時折、庭にはそこらから猫がやってくるので獲られない為にはこれで良いのかもしれん。 唯一、確実に観られるのが餌をやる時。 鰹節のようなフレーク状の餌。金魚は構造上…

京都市美術館 院展

日本美術院の再興第95回院展を京都市美術館に見に行ってきた。 東京美術学校を排斥された岡倉天心を中心に橋本雅邦、六角紫水、横山大観、下村観山、寺崎広業、小堀鞆音、菱田春草、西郷孤月らが結成、後に再度再興した日本美術院の春秋2回行われる作品展で…

金魚藻

カボンバという種の金魚藻を睡蓮鉢に入れてある。何やらラテンな響きのする北米 原産の沈水性植物。 水草は以下の重要な役割があるとされる。 二酸化炭素を吸収し酸素を供給する 金魚の隠れ家となりストレスを低減する 金魚の餌となる 小生にとっては、水換…

京都生ショコラ

京都にこんなに美味しいチョコレート屋があるとは。町家で生チョコを味わいたいが、愛犬も連れて行きたいという我侭に応えられるのはここだけ。 ホテルオークラから抜擢され、ニューヨークの日本領事館シェフを務めたこともある中西広文氏が築100年の空家だ…

苔 2日後

2日経った。前日かなりの大雨が降ったため、若干苔が流されてしまっている。 近づいて観察してみると、なんと膨大な団子蟲が蠢いている。憎たらしや。団子蟲は山林で枯れ葉を分解する。どうやら苔を食害している様子。 これは切り刻んだ苔の一部が枯死したか…