東三条大将軍神社


欄干の角が破風というか、櫓のようになっているのが素晴らしい神社。京都に数百ある寺社仏閣の中で、観光案内に取り上げられるほどの逸話や名所を持った神社ではないようだ。しかし、神社の全体の雰囲気が凛として良い。建材の引き締まった黒い色調と、端々の手の込んだ金細工。


桓武天皇平安京を造営した際に、邪霊の進入を防ぐために四方に祭った神社のひとつとのこと。ということは随分と歴史のある神社なのだな。

  • 東方:東三条大将軍
  • 西方:大将軍八神社
  • 南方:藤森神社境内大将軍社
  • 北方:今宮神社境内大将軍社



祭があるようで、犬連れのふらりと立ち寄ったよそもんも温かく迎えてくれた。



全て本物や人工の野菜や果物で飾られた風変わりの神輿を拝見して来た。




大将軍神社が面する一条通では、百鬼夜行の妖怪パレードが夕方から行われるらしい。