寺社仏閣

豊川稲荷

何だか異界のような一景。 中野駅前南口の豊川稲荷社。 いいな、この雰囲気。

再現名古屋城本丸御殿

姫路城と合わせて国宝第一号となった名古屋城は豊富に写真等の資料が残されており、米軍による空襲で消失した本丸御殿の忠実な再現の助けとなったそうだ。 軍国主義から解放し民主化してくれたアメリカには感謝しつつ、無差別空爆をし貴重な文化財の多くを破…

旅する陶蟲夏草鉢 クエンカ大聖堂

世界遺産を背景に借りたら作品も5割り増しでよく見えやしないだろうか。一番のお気に入りはこの黄金色に包まれた一枚。 漫画「ジョジョの奇妙な冒険」で主人公が無機物に有機物の命を付与する能力を宿しており、その能力が「ゴールドエクペリエンス」だった…

世界遺産城塞都市Cuenca

マドリッドで王宮やプラド美術館を回るのも悪くは無いが一度行った場所を再訪するよりも行ったことのない場所へ行きたいというもの。 急遽日帰り旅行に出かけることにした。 300km以上の速度で走るスペイン版新幹線で1時間の距離のクエンカへ。 赤茶けた乾い…

熱海保養所泊、小田原北条攻めの歴史散策

息子と先発して熱海へ。熱海駅前からバスでニューアカオホテルへ。ローズガーデンの上に隈研吾設計の海を一望し大きなブランコを漕げる素敵なカフェがあると聞いたのだが、なんと大人4000円の入場料を払ってローズガーデンに入らねばならないのだという。カ…

感慨深い京都家族旅行

家族旅行には年に数回行くけれども、全く違うなんだかとても満たされた気持ちになれた京都家族旅行。 京都が好きだから、お寺や苔庭が好きだから、というだけではなく私にとって京都はいろいろな思い出が詰まった特別な街なのだと思う。 京都の寺社仏閣の多…

清水寺、高台寺、八坂神社

こってこてな京都観光。息子は清水の舞台が観たいらしい。もう外国人観光客で溢れていることは分かりきっていたが敢えて行く。 あいも変わらず鮮やかで美しい塔。 京都御所が見下ろせてしまうので立ち入らないようになっているとか。 この緑が紅に染まった後…

瑞峯院

大徳寺瑞峯院へ。 何年ぶりだろうか。二十年ぶり近いかもしれない。それでも鮮明に記憶に残っていたこの龍の枯山水。 子供達にはどのように記憶に残るだろうか。 私自身、小学生の頃には寺社仏閣や庭には興味はなかったように思う。それでも十年後、二十年後…

大徳寺の古刹に拙陶像を奉納する。

京都大徳寺にお邪魔するにあたり、ギリギリ焼き上がった陶の羊像。 井戸守にして下さったようです。 羊面六臂の如意輪観音に似た姿勢。 こう見えて植木鉢。3つ穴が空いており草花を挿せるようにしてあります。 16世紀創建の古刹の古井戸に据えられて5割り増…

織田信長公墓所参り、金閣寺、大徳寺

そういえば、息子は京都生まれだった。 学校で歴史の勉強を始めたこともあり、京都にも興味が出始めたそうなので京都に家族で来てみた。 新幹線で昼に京都に着いて、鰊蕎麦を食べようかと「松葉」を探すも新幹線コンコース内で戻らないことに気づき、駅ビル…

唐人お吉と下田

踊り子号に乗る前に時間があったので下田のペリーロードを散策した。あの黒船で江戸幕府に改革を迫ったペリー提督がついに下田と函館を開港させることに合意した日米和親条約。 追ってその日米和親条約の細則を定めた下田条約を調印したのがこの了仙寺だとい…

好きな京都巡り。しる幸、大徳寺、船岡温泉、さらさ西陣。

神戸の友人宅に連泊させてもらった後、京都の友人に会いに。 京都に再訪してなんだかとても感傷的になってしまった。私の人生の中で一番楽しかった時代であり、作陶を始めた地でもある。 もっと自分の求めるものを貪欲に、試行錯誤しつつ求めていかないとい…

本能寺

さほど寺社仏閣に興味のない息子が行きたい唯一の場所が本能寺だという。あの織田信長が明智光秀に奇襲され討たれた本能寺だ。 取り敢えずは近くのスマート珈琲店で朝御飯。 そして京都市役所前にある本能寺。パッとしない印象だった。 改めて子供にねだられ…

神頼み 高円寺天祖神社

息子がどこか近くの神社に参拝に行きたいと言う。そんな新人深かったか疑問に思ったが塾のクラス替えテストがあるだかで御神籤を引きたいのだという。 受験: 努力は報われる。 これ以上はない良い文言だ。努力しないと報われないよ。でもした努力は報われる…

高円寺の藤の名所 妙法寺

寺が多い街は花木が多い。 公園が多くても花木は増えるが日本の公園は根底には西洋式庭園の考えがあるようで花壇の区画内を埋め尽くすようにパンジーやチューリップをたくさん植える傾向が強く、一株を引き立たせるように、あるいは背景の建物との調和を強く…

社会科見学旅行 鹿島神宮、鹿島臨海工業地帯、銚子港、犬吠埼、屏風ケ浦

社会科見学旅行は案外楽しいかもしれない。子供も多弁になり、たくさん聞いてくる。たくさん話す。 ・もう一つの要石のある鹿島神宮参拝 ・日本の化学工業と経済を支える鹿島臨海工業地帯を見学。夜景が素晴らしいらしい。 ・港公園で工場を背景に花見 ・日…

社会科見学旅行。香取神宮、伊能忠敬、Coedo佐原

子供の要望で社会科見学旅行 ・香取神宮で「すずめの戸締り」にもでる「要石」、東郷平八郎の揮毫などを拝見 ・小江戸「佐原」の映える街並みを堪能 ・50歳を過ぎてから日本全国を測量した偉人伊能忠敬記念館を見学 ・川沿いのワーズワースで舌鼓 ・最も古い…

夜の来宮神社の御神木ライトアップ

夜も23時まで境内を開放してライトアップしてくれているというので夕食後に来宮神社へ。 神々しい静謐な趣き。 昼には気持ちの良いカフェのテラス席も夜にはドラマチック。 卯年の絵馬が可愛らしすぎて撮ってしまった。 左右に鳳凰の来宮神社の印も好みだ。…

お食い初め 横浜

お食い初めの親族祝いから伊勢山皇大神宮に参拝。 横浜に住んでいたのに桜木町駅のすぐ近くにこんなに立派な神社があるとは知らなんだ。 清々しい佇まい。 御祈祷の待合室には貴族の行列の雅な絵が描かれている。 立派、立派。こういう和風情緒は好みです。 …

人気観光スポット化した来宮神社と御神木

熱海保養所と併せた再訪スポット候補地入り。 1300年以上の歴史を持つという来宮神社だが、えらくモダンに境内設備が改装されて外せない若いカップルのデートスポットのようになっていた。 90年前に不審火で失った末社も令和4年に全て再建。至る所がフォトジ…

高円寺の蓮寺「長善寺」で蓮葉の美枯に出会う

高円寺で一番の蓮寺と聞かれて思い浮かべるのはここ「長善寺」。 もう盛りは過ぎてしまって蜂巣になっている鉢が多かったけれどもいくつか美麗な花を拝めた。 墓地の裏手に回ると蔵の壁に見事な鳳凰の鏝絵。その下に蓮が咲き乱れていたらさぞかし美しい光景…

「馬橋稲荷」で願掛け

暑い日々だけれども、そこまででも無いなと思える朝もある。健康管理のためにジョギングに出るのだけれども10分もしたら汗だくになってしまう。 そうこうして馬橋稲荷神社へ。 ここは願掛けしにくる人が多くいる その願掛け稲荷様が可愛らしい民藝の土産物ら…

侘びて錆びた能楽堂 中尊寺白山神社

中尊寺といえば金色堂と霊宝館に注目が集まりがちだがこの重文指定の野外能楽堂も必見。 この能楽堂の古色溢れた松の絵を記録に残しておきたい。 古びて灰褐色に褪色した板は遠目に銀箔地に似た輝きを放つ。どうにかして類似表現できないものか。

世界遺産 奥州平泉の金色堂

世界遺産に登録された奥州平泉、藤原四代の栄華を伝える寺社仏閣。東京から電車で4時間、車でも5時間半かかり周辺に大きな観光地もないのでなかなか周遊プランも立てづらく今まで来る機会に恵まれなかった。 石巻でレンタカーを借りる機会があったので、折角…

友人を訪ねて回る旅 京都の古刹泊で鮎と空豆に舌鼓

今回は古くからの友人に会って回る旅になった。和歌山出身の大学同級生の地元にお邪魔して次の仕事に関連する人を紹介してもらい、京都では15年ほど前から親しくさせて頂いている住職のお寺に泊めていただくことに。 さらには日帰りで神戸の元同僚宅に会いに…

第二の心の故郷、京都。さらさ西陣。

9年ぶりの京都。私にとっての第二の心の故郷だ。在住期間としては神戸5年、シドニー4年についで京都に3年だが心の中ではシドニーよりも神戸よりも親しみを覚える。 いろいろすっ飛ばして地下鉄にのり鞍馬口で降りる。 これが京都だよ。単なる住宅街の変哲も…

和歌山4日目 秀逸ゲストハウスRICO、粉河寺の山門の美仏

ここにも大楠の御神木。 西国三十三カ寺三番札所 粉河寺の本堂は三十三寺で最大の威容。 東西南北4km四方、七堂伽藍、五百五十ヶ坊寺領4万石を誇った武装勢力は豊臣秀吉の紀州攻めで寺宝と共に焼失。 粉河寺は大門、中門の仁王像が美仏揃い。 蓮華座と光背を…

和歌山3日目。加太、黒江、和歌山市街。

月曜日の午前から加太の海の見える屋上露天風呂は極楽。 淡嶋神社は必見の2万体以上の人形供養の神社。 黒江の漆器産業は面影だけでほぼ滅んでいる。 在和歌山の標本制作会社を知る。https://amphillc.com/ 西国三十三カ寺の紀三井寺に参拝。痛恨の御朱印帳…

2万体人形供養の淡嶋神社

フェリーは欠航しているので友ヶ島には行けなかったが、代わりに温泉に入って美味しい魚介御膳を食べて。想定外の事態を楽しむ能力には長けていると思っている。全く調べていなかったがこんな立派で特異な神社にも出会えた。 全国から2万体以上の人形が供養…

高野山宿坊 櫻池院

もうすぐ900年の古刹宿坊 武田信玄公の位牌のある菩提寺 重森三玲の枯山水庭園 精進料理、朝の勤行 小型犬を泊められる あまり調べずに空いている部屋があるということで選んだ宿坊は6年後に900年を迎えるという高野山の中でも珍しく創建当時の建物が今も焼…