京都大徳寺にお邪魔するにあたり、ギリギリ焼き上がった陶の羊像。
井戸守にして下さったようです。
羊面六臂の如意輪観音に似た姿勢。
こう見えて植木鉢。3つ穴が空いており草花を挿せるようにしてあります。
16世紀創建の古刹の古井戸に据えられて5割り増しでよく見える気がします。
井戸は深く静謐な水を湛えています。お寺の床を掃除する際に汲んでいるのはいつも拝見していますが、お茶にも使うのかもしれません。
前回訪問時に納めた裃羊坐像は室内に置かれていました。
朝6時の薄暗がりに静かに佇んでます。
私の最も好きな場所の一つに置かせてもらったのはなんとも嬉しいこと。