2012-10-01から1ヶ月間の記事一覧

栗御飯

栗御飯うまし。いや、頑張った甲斐がある。もう、オカズが要らんわ。 秋に入って、近くのスーパーで買った米がなくなったところを見計らって以前合鴨農法米を購入した京丹後の農家から低農薬の新米を買った。これが同じ米かと思うぐらい輪郭がはっきりとして…

時代祭

先週、あっという間に時代祭も終わった。もう師走までもあっという間だろう。 京都市民が交代で仮装行列を担当する市民の祭りだということはわかっている。でも、もう少しなんとかならんものかね。巴御前だとか歴史上の有名人が時代衣装に身を纏って馬に跨っ…

栗の仕込み

秋らしいものを食べたくなって、石川産の栗を買ってきた。丹波産は高すぎて手が出ない。となりには中国産の剥き栗が売っていたのだけれども、中国産は冷凍保存品か、旬の出なのかようわからんし折角だから国産栗を仕込むことにした。 イガ栗が取り除かれた状…

我が家の居間を南北に隔てる境界線が設けられた。メッシュなので壁のあちら側は覗けるが、息子には越えられない高い壁。 6カ月目にして遂に這うことができるようになった。今までも転がったり、ずりずりと移動する事はできたが、親指の裏を床につけて明らか…

崩れ黒鉢 X 姫麒麟

多肉植物初心者に、玄人がそれらしく「刺があるけれどもサボテンではなくて多肉なんだよ。サボテンは棘座がどうたらこうたら」と蘊蓄を垂れる為にあるかのようなユーフォルビア属。植え替えた際にアンバランスだったものがいつの間にか締まってきた。 悪くは…

iPhone5

ついに我が家にもiPhone5が来た。文明開化だ。今まで我関せずと傍観していたのだが、そろそろ世の中の動きに少しは追いつかなければとも思っていた。巷で騒がれるほどのものなのか、iPhone5で生活がどれだけ変わるのか興味がある。0円のガラパゴス携帯から6…

白蒼市松角鉢 X 青雲の舞 半年後

前回は2012年3月の記録。 2012年10月。半年経っても殆ど変わらず。いや、鉢幅一杯まで実は大きくなっていたのだな。 丸筆で白釉薬を塗ると釉薬の濃淡ができて、淡い箇所が焼かれて飛んでしまう。均一に塗るならば平筆でマスキングした上を一気に塗るなりスプ…

残るもの

形あるものは全てなくなるのかもしれんが、自分を確かめたり満足感を得る為には自分のような凡人には形あるものが必須だったりする。何も形に残らないと、無為な時間を過ごしてしまったかと後悔する。 仕事や他の深刻なことをここに書く気は無い。多肉植物と…

座禅

週末のほうが起床時間が早いというのは職業人としてどうなのだろう。禅寺へ友人を二人連れてお邪魔した。 一人は天文学を研究しているスロバキア人で、学生としてではなく嘱託研究員として京都大学で働いている若い男で、以前から禅に興味を持っていると言っ…

七宝樹の目覚め

七宝樹が動き出した。5月末に葉が落ちて以降5ヵ月。しかし昨年の12月初旬よりも2ヶ月ばかり早い芽吹き。葉を落として以降、冷暗所に放置していたのが都合のよいように季節感を狂わせたのだろうか。 こういうのを見ると季節の移り変わりだけでなく、時の速さ…

山本壮平氏の器

清水焼団地の陶器祭を覗いてきたのだけれども、なんだか去年ほど心は躍らなかった。五条坂の陶器市に比べると出店数は遙かに少ないし若手作家の店も少ない。いわゆる「清水焼」に一般的な極彩色のものは数万円して手が届かない上にそもそも好みではない。か…

植物店

白川の路地裏にある数坪の小さな植物店。花屋でもなく、シダとか苔とか一般的には地味で少数にはたまらない分野の植物を売っている。 もう、本人の好みの植物だけを置いているというような店で好感が持てるのだが、収入と生計を考えたとき、背筋がそら寒くな…

ぎっくり腰

嫁さんがぎっくり腰になってしまった。原因は疑いもなく9kgの息子を恒常的に抱き抱えていたこと。悪化させると息子を外に連れ出したりできなくなるので非常に困る。 それにしても、「ぎっくり腰」という症状名はなんとかならんものか。痛みや生活への支障の…

困った新聞社

11日付の読売新聞が「iPS心筋移植 初の臨床応用」という記事を掲載し、その後森口氏の詐称が判明すると13日付の紙面で検証記事を掲載し「それ(ウソ)を見抜けなかった取材の甘さを率直に反省し、記者の専門知識をさらに高める努力をしていきます」とささ…

ママ友地獄

ママ友による会合を禁ずるよう指導する学校があるらしい。私立学校によっては学校を通じないランチや誕生日会なども禁じてたりするのだそうだ。あほかと思ったが、案外そう学校に指導されるのを好意的に受け入れる人が多いほどママ友付き合いというのはスト…

ハゼとマンゴー

櫨(ハゼ)として売られているのは大抵、ハゼではなくヌルデ。いずれもウルシ科なのだがハゼは酷くかぶれることがあるのに対し、ヌルデは比較的安全なのだという。どちらも秋になると綺麗に紅葉する。 ウルシ科ということはマンゴーと縁戚ということになる。

庭先の目立たぬ脇に花も実もつけない草木が生えている。造園時に植えたのだろうが、随分と地味だと思っていた。そいつが今、葉が色づいて随分と粋なことになっている。 楓やハゼの綺麗な均一の紅と違い、染みて滲んだ緑、赤、黒の混ざる葉色。こんなのも汚い…

嵐山

息子を連れて嵐山へ。竹藪を見せたら反応するかと思ったら、ベビーカーを覗きこむと寝ていた。料理屋かなんかでじっとしていると泣く癖に、外の景色を楽しませてやろうと動き回ると気持ち良くて寝よる。 空に雲は高く、落柿舎に柿が実り、目の前を赤蜻蛉が飛…

冬虫夏草 団子蟲風鉢

もう季節は秋。食欲の秋といまさら言わなくても通年で食べ過ぎなので、食欲よりも芸術の秋を志向しようかと思う。 しかし芸術的とは何だろう。創造的であることか。創造的とは何だろう。世に出た誰かの作品の模作ではなく、周囲の評価から完全に自由な作品造…

名も知らぬ多肉

名も知らぬ多肉植物。多肉度はあまり高くないが乾燥には強い。 前回撮影 半年での成長の度合いはこいつが一番かもしれない。名も知らないのでこの調子で延々と分岐し続けながら大きく育ち続けるのか、15㎝程度で頭打ちとなるのかよくわからない。そもそも植…

油滴鉢 X 宇宙の木 

前回は3月初旬撮影。 7か月経ってもさほど樹勢に変化なし。葉は多少は密になったかもしれない。これから真っ赤に染まっていくはず。いっそのこと大きな鉢に移して栄養も与えれば一気に大きくなっていくのかもしれない。そもそも50cm程度に大きくなる種類な…

白鳳筒重鉢 X 青柳

前回撮影は5月28日。打ち上がった線香花火を思わせる、展開に期待させるような動き。 4か月でさらに打上花火の華が広がっていくようになった。今後はどう展開していくのか。垂れていくのだろうか。多肉植物は形態が多様で成長した姿が想像つかないのが楽しい…

黒土素焼鍾乳鉢 X 榕樹

鍾乳洞のような溶けるような植木鉢を造った。植えたかったのは榕樹。溶ける鉢に榕ける樹という趣向。 黒土に釉薬を掛けず焼く。もっと滑らかに造ったらよかったかもしれないが、習作としては満足している。次回はもっと丁寧に作る予定。また似たようなのを造…

伊賀、モクモク手作り牧場

息子を三重は伊賀にあるモクモク手作り牧場というところへ連れて行った。車で1時間、京都北部へ足を延ばすよりも新名神高速で行けるので所要時間は思いのほか短い。甲南インターを降りた前後の車も吸い込まれるように牧場へ。牧場の近くまで来ると第二駐車場…

高校生による漆工芸作品

美術高校生による屏風の漆芸作品。「鳩派の鳩」という政治的含意のありそうなタイトル。胸元あたりの色の滲ませ方など、この完成度、高校生のものとは思えない。 海イグアナ。漆芸への先入観を覆す鮮やかな色彩。 院展を観に行ったのだが、そのついでに覘い…

円錐鉢 X 古紫 ないし シャビアナ

平面にゴロゴロと転がす円錐鉢を作った。黒土で円錐を造り、緑の化粧土を少し塗った上に釉薬をかけてみた。鈍く、くすんだ感じにしたかったのだが難しい。理想的には青銅のようにしたいのだが。 多肉植物は土も水もさほど必要としないので、通常の植木鉢より…

トルコ青丼鉢 X リラシナ 半年後

前回3月28日撮影に対し今回10月5日撮影、ほぼ半年で多少は大きくなった。いや、本当にわずかだが。多肉植物の成長はじれったいほどに遅い。 直射日光のあたる庭先に置いてはいるものの、水が多いのか季節ゆえか葉が開いてしまっている。11月中旬頃から水を絞…

洋風台形鉢 X ペペロミア 

ペペロミア・プテオラタという名前で200円程度で売られていたのを植えてみた。仙人掌や多肉植物ばかりでは潤いにかけるのでせめてもと思って比較的乾燥に強そうなやつを植えた。仙人掌も多肉植物も日差しが重要で室内の半日蔭における植物が欲しかったという…

10月の妄想計画

妄想リスト。妄想は制約がありませぬ。 6頂いた招待券で院展を見に行く。息子とTawawaのビュッフェへ。 7三重のモクモク手作り牧場。木造校舎を利用したカフェへ。 8窯で作陶。夕食を作る。 13 14小川顕三陶工房 20清水焼団地陶器市。夕食を作る。 21スロバ…

崩れ鉢 X 姫麒麟

これまた市販品に無いような手作りならではのものを、と思って暴走してしまった一品。がらくた風だけれどもあくまで「風」であってがらくたではないと自分では思っている。 隙間や割れ目だらけのようでいて、きちんと水漏れはしないようには作った。市販品に…