2016-08-01から1ヶ月間の記事一覧

直射日光の南庭で茗荷の収穫

南側の日照条件の素晴らしい庭、つまり日陰で育てる茗荷には不適切だと思われた環境でも茗荷が問題なく収穫できることがわかった。 赤味が抜けているので、収穫する時期を少し逸しているのだろう。蕾の先が土を破るぐらいで収穫すべき。 摘みたては香りが鮮…

朝起きたらベッドに顔

朝起きると、覚えのない顔が。 何勝手にベッドに乗ってるのさ。 夏に君の体温は熱すぎるから間違ってもくっついてこないでくれ。 その半端な足の開き方、やめい。 キライじゃないよ、君。

掟は角刈り、アイパーの天水連

一際、異彩を放つ連がある。天水連。 男達には一つの掟がある。祭本番では全員、角刈りか、パンチパーマ。気合が入ってらっしゃる。かといって、素性はカタギの勤め人ばかりだとか。 娘がいると、「夏の間のお父さんはキライ」なんて言われてしまうとか。

漲る何か 高円寺阿波踊り

阿呆真面目ってやつですか。踊る阿呆に見る阿呆。同じ阿呆なら踊らにゃ損損。 そこらの祭とはわけが違う、特別な愛着を踊り手から感じる。子供たちにとって阿波踊りを踊って、氷川神社の祭や馬橋の盆踊りで夏は終わるものらしい。 若草色の和楽連。 ぼくもや…

高円寺阿波踊り

初めての阿波踊り。高円寺には50ばかりの「連」と呼ばれる団体があり、それぞれの意匠、振り付けで一群となって踊り過ぎていく。大きい連で100人程度、30から40人ぐらいのものが多いらしい。 素晴らしいのが、踊り子さんが眩しい笑顔なこと。愉しそうな姿に…

幼稚園児に諭された

朝、苦悶の表情で息子に 「お父さん、会社に行きたくないんだよ」 と言ってみたら、 息子は少し困った顔で思案したあと、 ぱっと輝く絵顔で 「だったら幼稚園に行きなさい」 と得意げに諭してきた。 息子に妙な説得力があることにビックリ。 お父さんは会社…

達磨正宗 三年熟成

もう、日本酒で日本酒ならぬものを作ったとしか言いようがない。深みとまろやかさはウイスキーのような蒸留酒に少し近いのか。 岐阜の創業170年近い老舗の酒蔵で、ここ40年ほどは日本酒の古酒作りに励んでいるパイオニアだそうだ。このラベルの意匠も時代に…

陶製ケーキ台制作

鹿風植木鉢が還元焼成待ちなので、すっかり忘れかけていたケーキ台作りを再開する。 前回、台座に霧を吹き掛けてふやかしておいたのを騙し騙し霧吹きしながらなんとか削っていく。乾きすぎているので、えらく削りづらい。やはり湿度管理しながら適度な柔らか…

夢より経済力を優先すべきという判断

若いうちから好きなことをして、満足な収入を得て、家族への責務も果たせられるように身を立てられるのが一番だ。その可能性が多くの人にあることも否定しないし、そう志してリスクの取れる若い人には敬意を表する。私は20代の後半に開業審査を通す当ても付…

中年クライシス 文豪が描く小説内の中年危機

日本のユング研究の第一人者である心理学者 河合隼雄氏が、自らも心を動かされた小説の中に描かれる様々な中年危機を紹介する名著。けして上から目線ではなく、同じく悩んだ者として、あるいはそのような悩みを持つ患者や相談者を如何に救えるかを悩む者とし…

おもちゃのお医者さんという老後の生き甲斐

シャボン玉銃が壊れてしまった。四谷三丁目のおもちゃ美術館で毎月第一と第三土曜日におもちゃ病院が来ると妻に聞いたので赴いた。 ちなみに全国津々浦々、おもちゃ病院は開かれている。 http://toyhospital.org/list おもちゃ美術館で開かれるおもちゃ病院…

初めての「ブラックビート」藤稔✖️ピオーネ

甘みの強い高級品種ピオーネ。段違いの粒の大きさを誇るこれまた甘みの強い藤稔。この二つを掛け合わせた「ブラックビート」という品種があることを知った。 粒の大きさはピオーネより大きく、藤稔よりは小さい。甘みは意外なことにピオーネよりも藤稔よりも…

オオゼキ 激安絶品ピオーネ

全てが安い訳ではない。しかしピオーネが299円とは衝撃的。あの高級品種が、山梨県産で、大粒で、299円。しかも、本当は週末は199円だったやつが美味しかったものだから、また翌日に買いに来たら299円になっていた。それでもまだ安い。 甘くて美味くて、上等…

根津 イングリッシュティーハウス ペコの多肉植物水耕栽培とトイレ

狭い路地のど真ん中に手漕ぎポンプがあるような、典型的な東京の下町、根津。その中に期待通りな古民家を改装したカフェがある。 フォトジェニック。一眼レフをそこら中に向けたくなる写真映えのする店内。 多肉植物の水耕栽培 和と洋のイヤミのない融合した…

次作 多肉植物鉢の構想

兜虫の胸から頭だけが虫に食われることもなく残されていた。 まじまじと見るのは初めてかもしれない。 眼を防護するように目尻に突起があるとは知らなかった。 ツノも頭も凸凹としてマットなのに脚の第一脛だけツルツルテカテカとしていることも知らなかった…

ジブリの大博覧会

広告宣伝やコピーに主題を当てた展示というのが面白い。 背景の深慮や想いが辿れる。コピーの正論でいえば、そんな背景を説明なしに宣伝文句で伝えられないといけない。 ただ、どんな名コピーだろうとも、宮崎駿や高畑勲の深い想いが一行の言葉で伝わりきる…

一番は庭にある。石像 石仏 根津美術館

日本の近代化の時代に東武鉄道で興し、大富豪となった根津氏が収集した美術工芸品。 大層値打ちのありそうなものが並んでいるな、という印象。 期待をよく裏切って愉しませてくれたのが起伏に富んだ広大な日本庭園。あちらこちらに石塔や石仏、石像が景色の…

Neigeの絢爛絶品激安シュークリーム

東高円寺と新高円寺の間、青梅通り沿いに2016年にできた店。 若いお兄さんが、ケーキを焼き、パスタを麺から作り、酒を作ってくれる。注文から提供まで少し時間はかかるが、とても丁寧に作っている印象。お兄さんの接客も、適度な距離感がある。客の話に適当…

父子で江ノ島散策

嫁さんの実家に子連れかつ嫁さん抜きで初めてお泊まり。次男を実家に預け、長男を連れて江ノ島散策へ。石段が多いのでベビーカーでは難しいし、おぶって歩くのもこの初夏ではしんどいので、預かってもらえるととても助かる。 太平洋の景観の良さ、由緒ある神…

テキーラハウス

前から気になっていたメキシカンバーレストラン「テキーラハウス」 実は店内は3階まであり、ルック商店街の角地にあるので2階の窓辺席から往来を眺めながら飲み食いするのも暇潰しに良い。 「デ ロス ムエルテス」、訳すと死者の日と呼ばれるメキシコならで…

偶蹄類鉢の素焼きから本焼へ

一ヶ月ぶりの陶芸。素焼きに出していた偶蹄類鉢が焼き上がっていた。陶芸仲間は鹿と呼んでくれるので鹿だということにしようか。耳は赤土の地が出ており、目鼻は黒土、体は信楽白土が塗られている。 頭頂には二つの穴。ここに直根性の多肉植物を植えるつも…

ミッド ライフ クライシス

結婚し、子供も授かり、仕事も順調で人並みの出世もし、我が家も買った。親も家族も大病もなく健康。一見、何不自由のない人生のように見えるが当事者本人はもんもんと「自分の人生はこれで良いのか」と葛藤し苦しむ。 私の感想ではない。読んでどきりとした…

喪失感と人生折り返し

地上波で再放映される「もののけ姫」を観た。 高校生の頃、登校途中に大きな駅で降り、授業をサボって朝一番の上映回で観た。観客は老人ばかりで、上映後に背後の老婦人が、「生きることって難しいわね」という不可解な感想を述べてたのを覚えている。もやも…

シュワルツカッツ 昼訪

家族では来ずに、私と愛犬マンゴーだけの隠れ家にしようとも思っていたが、息子にここのハンバーグを食べさせたいという思いもあり、初めて昼に訪れた。もはや家出しても、探し出されてしまう可能性が高まったことになる。 古い道具類が垂れ下がる鬱蒼とした…

阿佐ヶ谷の七夕祭り

JR阿佐ヶ谷駅から丸の内線南阿佐ケ谷駅へと通じるショッピングアーケードは七夕祭りで昼から賑わっていた。 残念ながら、幼児連れかつ乳母車では食べ歩きは難しい。座って卓で食べられるところもない。大きな子連れと食べ歩きするなら良いが、我が家には時期…

撮り下ろしセミヌードをゲットだぜの巻

高円寺の蚕糸の森公園を抜けて家に帰ろうとしたら、公園の中はポケモンGOをする人で賑わっていた。拡張現実の世界を愉しんでいる人達は目の前の細部を殆ど見ていないのかもしれない。なんと幸運なことにセミヌード現場に遭遇。でも誰も気にも止めない。 こん…

紅い単眼

薄暗闇から光る紅い眼。 ファンタジー要素に溢れた魔界の生き物のようだ。左右の複眼の間、額に開いた眼というのもそれらしい設定だ。 三個の単眼のうち下の一つで身体の縦揺れを、上の二つで横の揺れを感知して飛行時の姿勢制御をしているのだそうだ。また…

阿佐ヶ谷 神鶏

阿佐ヶ谷の好きな街の一隅。 今週末は阿佐ヶ谷のお祭りだそうだ。七夕飾りのような奴がキラキラと瞬いている。 目に星やらが描かれている達磨の並ぶ博多水炊きの店。 それがなんと、夜には達磨の目が光り、障子には粋な芸妓の影が映る。この装飾と演出は好み…

メキシカンからみた日本の果物

メキシコから大学時代の友人が来た。友人は日本人女性でメキシコ人に嫁ぎ、9歳の息子と5歳の娘を連れてきた。 家に向かいがてら、一緒にオオゼキスーパーに昼飯を買いに立ち寄る。日本に来てから子供達は納豆にはまっているらしく、生の刺身や魚は苦手とのこ…

高円寺麦酒工房

住宅街の中に突如出てくるマイクロブリューワリー。小さなタンクで店を回す程度のビールを作っている。 しかし、美味いんだ。そして悩ましいことに、行くタイミングで同じ銘柄でも味が違う。ジョッキ一杯400〜600円というのも安くて有難い。 前回、オースト…