2016-02-01から1ヶ月間の記事一覧

矮小菖蒲 の開花

地面すれすれから葉が割れ、いきなり花が咲いてくる。花茎もなく、蕾もなく。 奇妙な花だ。咲いてから花茎が伸びてくるのだろうか。しかもまだ2月。菖蒲は5月以降だろうに、温室育ちで狂ってしまっているのか。それとも矮小化する過程で開花期も変わったのか…

冬虫夏草鉢の釉掛けと本焼き窯入れ

素焼きが終わっていた。灰色だった見た目の赤土は素焼きになってようやく赤くなった。信楽白土はなんだか黄色い。 さて、蝉の幼虫の目玉だけをやすりがけし、さらに細かなバリを取る。 菌糸部分の白土に白マット釉を筆塗りし、さらに撥水剤で保護する。 そこ…

牡蠣土鍋御飯にズワイ蟹汁

近くのスーパーで立派な島根産頭矮蟹が一杯500円だった。なんでこんなに安いのだろう。既に茹でられているからだろうか。 身の肥えた牡蠣も売られていたので蟹味噌汁と牡蠣土鍋ご飯にした。 素材も調理も簡素だが美味い。蟹は身がぎっしりと詰まっていて何故…

流行り廃りと有意義なコト

フェイスブックは親の使うSNS化したと言われて久しい。確かに書き込みが盛んなのは若者以外や新しいアプリに敏感ではなさそうな人の印象を受ける。 ツイッターがもう落ち目らしい。 LINEは未だ使いこなせていない。連絡取りたいからWhatsAppを入れてくれと言…

神社の餅つき

最寄りの神社は創建から1000年に迫る古く由緒ある神社だ。そこで町内会の餅つき大会が催され、餅と豚汁が振る舞われた。 なんと無料で搗き立ての餅が餡子、黄粉、擂り胡麻で振る舞われる。さらには豚汁まで。搗き立ての餅はとても柔らかく、上の子に細かく箸…

季節の移ろいが楽しみ

矢車菊の青が美しい。ありそうで真っ青な花は案外、少ない。どちらかというと紫や青紫の方が多く、この矢車菊も紫に寄った青だ。 植物が好きらしい。庭仕事が好きらしい。 月日の経つ早さに嫌になることが増えてきた人生だが、こと植物に関しては季節の移り…

住みたい街 No1 吉祥寺

吉祥寺は今年も住みたい街1位だそうだ。いつも週末は人で溢れかえっていて、物価も高く、住みたいとはとてもではないが思えない。 そう思っていた。先週にジブリ美術館に行き、昨日は井の頭公園自然文化園に行くとナルホドな、と思う。 これだけ充実した公園…

加藤清正公 北村西望作

北村西望さんの彫刻には心動かされるものがあった。 ディフォルメされた作風のものも多いが、写実的な作品も多い。 この加藤清正公の像など、勇ましくて惚れ惚れする。鎧兜の再現性も高く存在感がある。立ち姿が清々しい。何気に腰に手を当て、腰を入れての…

北村西望

井の頭公園の中にある北村西望の銅像。畏怖を感じさせる鬼が何かを投擲せんとする瞬間を切り取っている。鬼にはカッコ良さや親しみやすさはなく、理解し得ない、対話もできない、制御もできない何かを思わせる。緑溢れる公園の中でこの作品だけ異質だった。 …

プラレール遊び

息子は今でも電車が大好き。週末には長いプラレールを一緒に作ろうとせがんでくる。あまり複雑なものはまだ作れない、と思いきや父を真似て日増しに上達している。 最近はテーマを決めて作る。直角交差パーツを使ったものや、グルグルしたやつ、などとお題を…

冬虫夏草鉢の制作

着々と気持ちの悪い植木鉢が出来つつある。冬虫夏草のセミタケに着想を得た植木鉢。陶虫夏草。前回は団子虫を作った。ツノゼミ、百足、蜂などシリーズ化したい。 蝉の抜け殻の実物を見ながら造形したかったが、あいにく冬では見つからない。写真を参考にして…

三鷹の森 ジブリ美術館

初めてジブリ美術館に行った。 人生で初めて独りだけで観た映画は「風の谷のナウシカ」で30年経ってもあれを超える世界観と熱量を持ったジブリ作品は出てきていないと思っている。宮崎駿さんの願望や鬱屈が長年澱のように積もった作品なのだと思う。 子供を…

庭仕事

先週末、まとめて届いた苗木を庭に植えた。随分と沢山買ってしまった印象だが、いざ植えてみると花壇はスカスカのままで一向に埋まらない。緑溢れる花壇はそれなりに金がかかるのだな。数年かけて繁殖させながら拡充していくしかない。 居間の窓辺の花壇を補…

寿司学校

千代田寿司が経営する国際寿司学校。職場の部署の企画で印度人と中国人を連れて行ったのだがかなり楽しかった。 案外、ベジタリアンの寿司も多いもので、飾り寿司は印度人も食べられるモノだった。 所要時間は90分ほどで、最初に飾り巻き寿司を二つほどデモ…

秋鹿 槽搾直汲 仕込十二号 純米吟醸

やられた。 秋鹿の『純米吟醸秋鹿 槽搾直汲』 。 槽(お酒を搾る装置)で搾られたお酒を一切、何の調製も加えずにそのまま直に瓶詰めされたものらしい。 中味は、まだガスも若干残っており、泡感とマスカットのような甘酸っぱい爽やかな香りが絶品。 開栓し…

食卓の誂え

テーブルウェアフェスティバルってことで、テーブルコーディネートも幾つか見た。 なるほど、壁からテーブルから器からカトラリーから総合芸術なのだな。掛軸や匙、水指、茶碗など総合的に揃えるのと似ている。それの現代版か。 椿の掛軸から赤、青を展開し…