2020-03-01から1ヶ月間の記事一覧

大雀蜂鉢 X「仙女の舞」

これまた半年近く、窯場に置かれていた大雀蜂鉢。オオスズメバチバチは声に出すと語感が悪い。 生きた大雀蜂は外で見かけただけで危機感を感じる。こちらを見ながらホバリングし、大顎をカチカチ鳴らされた日には冷や汗が出る。そんな凶悪、獰猛な大雀蜂の禍…

蚕蛾鉢 X「シルバーブルニア」

完成後に振り替えると眼が大きすぎたかもしれない。顔の先がとがり気味に作っていたのだが 焼成後には釉薬が顔の先に垂れてきて埋まってしまった。大きすぎた眼もよくわからなくなっている。素焼きの状態では立ち上がっていた右翅が焼成時に溶けて下がってし…

陶蟲夏草シリーズが棚にずらりと

私が好きなもの。和レトロ。木目。陶。虫。多肉植物。 それら要素が凝縮された空間が書斎の机の上にできた。PCから目線を上げれば虫鉢が並んでいる。連日在宅テレワークとなって3週間になるが、朝から晩まで続く電話会議の向こう側でまくしたてる会話の中身…

山羊頭鉢 X レトロ裸電球

半年間、窯場で本焼成待ちをしていた山羊頭鉢をようやく焼くことができた。釉垂れも変形も破損もなくうまく焼けたと思う。 底には水抜き穴を設けてあるれっきとした植木鉢なのだけれども、意図した別の用途がある。 鉢の中にソケットを仕込み、首の後ろのス…

3連休の作陶 虫鉢釉掛け

三連休最終日。 友人のワイン屋に子供達とお邪魔。不特定多数との接触を避けるために開店前に入れてもらった。 天気が良かったので子供達は庭でテント泊。外泊でも内泊でもない中泊。 夕御飯、朝御飯を庭で食べる。 子供達と窓を水洗い掃除。 子供達に手伝っ…

豆鹿頭骨鉢 X「唐印」

カランコエ属の「唐印」を豆鹿頭骨鉢に植え込んでみた。鉢内の土の量が植物の大きさに比べて少ないので根付かずに枯れてしまう可能性が高い。生き延びても一気に茎が細くなってしまうだろう。 漫画や映画でマッドサイエンティストが人間に遺伝子やら特殊能力…

温室解体 3月の緑道

素晴らしく暖かく長閑な3月の休日。21日の最高気温は24℃に近い。夜間の最低気温は8℃とのこと。 少しばかり寒い日もまだ来るだろうが暖冬でもあるし、温室ビニールシートを取り払うことにした。なかなか面倒くさいが、年に二回の手間と思って頑張ろう。 床の…

ワイン屋に陶器を装飾什器として提供

ワイン屋を営んでいる友人が折角だから私の作品を置いておくれと言うので、山羊、羊、鹿を取り揃えて持ち込んだ。 春だし店頭に華やかさを出すためにも花を載せてみた。 ちょうどよく山羊のエチケットのワインがあったのでそれを中心に山羊鉢と植物で囲む。…

三色円錐鉢 X「福禄龍神木」

青緑色の肌を持つミルチロカクタス「福禄竜神木」。福禄寿と竜神という神様二柱の合わさった縁起のよさそうなサボテン。柔らかい波のような曲線の反復が面白い。女性的な曲線と書こうと思ったらなんだかあれに見えてきた。 真上からみると幾何学的な六芒星。…

象嵌達磨図鉢 X「青雲の舞」

植え替えようとも思ったが、鉢は株に対して十分な大きさだし好調そうなので枯れた下葉を取り除くにとどめた。 鉢は京都で陶芸を趣味にし始めた初期に造ったもので、天龍寺の衝立に仕立てられた達磨画に感銘をうけて象嵌した。本物はもっと顎の部分が長い。最…

伊羅保流し鉢 X「瑠璃殿」 芸術的な螺旋根

春は植え替えの時期。外出型の娯楽がなくとも多肉植物愛好家は自宅で植え替えするだけで喜びを自給自足できるのはなんとも倹しいものだ。 拝見している他の多肉植物愛好家のブログをみても花が咲いたり植え替えの様子を報告していたり見ていて楽しい。 私も…

カシミア山羊鉢 X「青雲の舞」

顔の造形も気に入っていたにも関わらず、本焼成予後不良となってしまったカシミヤ山羊鉢。 素焼き後に棚にぶつけて角が折れてしまった。素焼用接着剤でくっつけ、施釉したがくっつかず、首に癒着してしまった。もうこうなると取り除くこともできないので始…

アイベックス山羊鉢 X「濃緑レツーサ」

アイベックス山羊は太くて立派な角を持ち、角だけで10kg以上にもなるとか。 夕方の陽で撮ったら、えらく渋く写った。アルプスアイベックスは身体も絞られていて急峻な崖を縦横無尽に歩き回る。見た目がなんとも華やかな山羊だと思う。 そんな雄々しい感のあ…

パサン山羊鉢 X「レツーサ」

このパサンが家畜化され、飼われた山羊となったそうな。よって原種山羊と呼ばれたりもする。パサン山羊はノヤギなどとも呼ばれ、比較的没個性的な山羊かもしれない。 その分、姿勢を個性的にしようと思って仰反る態勢にしたら本焼きの過程でさらに後傾にな…

山羊鉢、羊鉢の酸化焼成窯出し

ツクを立てて2段目を作るにも高さが中途半端すぎて他に何も入れられず、贅沢にも山羊と羊鉢だけで小窯で酸化焼成。焼成温度は1230℃。 金曜日昼過ぎに火入れをし、日曜日の朝にはもう11℃まで冷えていた。 体重測定。6鉢で合計2250g。案外、軽かった。 自分の…

コロナウイルス 雑感備忘録3

新型コロナウイルスが広がり社会不安が増している状況。科学者など専門家の見識に基づいた権威ある情報源に従うべきなのだろう。多数の専門機関や専門家を抱える政府の発表が確からしいのだろうけれども、それも時系列を俯瞰するとよくわからなくなってくる…

コロナウイルス 雑感備忘録2

アメリカでコロナウイルスの不安が広がり銃の売れ行きが伸びているとのこと。最悪の事態として略奪しに来る者や諍いを想定し、相手を撃ち殺すことを想定しているのか。 勤め先の株価が12%以上も下落。様々な企業で正社員の雇用を守るための派遣切り、契約社…

還元焼成した鉢に貫入が入らない

一年待った還元焼成が焼き上がった。還元焼成すると釉薬は表現が落ち着いて複雑さを増して味わい深くなる。はずだったがなっていない。真っ白とテカテカではないか。 このままだと物足りないので大鍋に珈琲を入れて煮込み、二晩も漬け込んだ。 パッキパキに…

多肉植物やサボテンを植える陶虫夏草鉢の試行錯誤あれこれ

昨年は虫の体そのものを鉢にして体躯の中に土を入れられるようにした植木鉢をいくつか作った。しかしそうなると土容量を確保するためにはサイズを大きくせざるを得ず、巨大団子虫や巨大蝉幼虫ができるに至った。これでもかなり土が少なく、かなり乾燥に強い…

多肉植物の春

考えてみたら、桜が咲くよりも早く多肉植物の多くは咲くのだな。梅と桜の間に咲くのが春秋成長型の多肉植物たち。春を告げる。 ハオルチアの花。 ちなみにこちらは庭に咲いたばかりの原種ヒヤシンスなのだが、花の形がそっくり。 ユーフォルビアの花は見落と…

貴重な朝ビストロ「イトマ モーニング&ナイト」

朝8時から営業。 朝のスープが美味しい。これを食べておいて体に悪いことはない安心感。 夜の旅先から集めた料理が美味しい。特にムサカ。 こじんまりとした素敵な壁画に包まれた空間。 店主の適度な接客がちょうどよい。 あちらこちらに旅先で収集した陶器…

羊と山羊6頭の素焼き、釉掛け

小窯の空いたスペースにムフロン羊鉢を入れさせて頂いた。 そして大窯の最下層に他5頭の山羊鉢と羊鉢を入れて頂く。 電気窯の熱線の波模様はアートだな、と毎回思う。 不注意が過ぎて棚にぶつけたり、雑に扱って角が折れたカシミア山羊(左)、耳が折れたア…

高円寺の穴場珈琲「ギャラリールイ」

私の中での穴場中の穴場の高円寺の喫茶店。 珈琲の味が好み。しかも350円。 朝7時半頃から開店。 おかみさんの亡くなられた画家の作品を眺めてのんびり。 外の席には犬連れで来られる。 高円寺駅南口の住宅街の中にある、隠れ家喫茶店「ギャラリー ルイ」 店…

DIY 書斎の窓枠に造作する多肉棚

長1829mm、幅130mm、厚18mmのサーモウッド6枚をホームセンター でカットしてもらった。サーモウッドは熱処理して木材の水分量を減らし撥水性と耐久力を向上させた加工木材だ。既に乾燥しているので時間経過後の狂いが少ないのが気に入っている。 床の上で試…

コロナウイルス禍 雑記:危機業界と商機業界

震災の頃の日常がどうだったか思い出せない。コロナウイルス禍に際してどうだったのか備忘録を書きつけておこうと思った次第。 コロナウイルスが猛威を払う中、政府からも換気の悪い密閉空間に行かないよう注意喚起が出されている。 2月27日に政府が公立小中…

唐印の花

単体を見ればクラッスラやエケベリアにみられる筒型というか鈴蘭型の花なのだけれども、それが水平方向に花枝を何層も出しながら高く高く伸びていく花穂。 地味といえば地味なのだけれども、じっくりと眺めると、纏った清々しさに気づく。 紅く染まる唐印か…

大雀蜂の造形、山羊頭の釉掛け、アイベックス山羊の造形

以前作った大雀蜂は何故か壊れてしまっていたので作り直した。肢はさらに細く作りたいところだったが、宙に浮かすとなると多少は太くせざるをえない。腹は前回作ったものを再利用。作りたての胸と頭、肢がまだ乾燥しておらず黒い。このまま素焼きして釉薬を…

1か月後 雑記 何をきっかけに鬱気分を抜け出すか

2020年の2月はここ数年で最低な1ヵ月だった。 久しぶりにハラワタが煮えくり返る思いをしていた。それなりの地位にある者には人格が伴っているべきという私の勝手な期待の押し付けといえばそれまでの話だ。退職願をバーンと叩きつける妄想を脳内で繰り返した…