DIY 書斎の窓枠に造作する多肉棚

長1829mm、幅130mm、厚18mmのサーモウッド6枚をホームセンター でカットしてもらった。サーモウッドは熱処理して木材の水分量を減らし撥水性と耐久力を向上させた加工木材だ。既に乾燥しているので時間経過後の狂いが少ないのが気に入っている。

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床の上で試しに組んでみる。いけそうな感触。適当な設計と計算だったが上手く組み合わさりそうだ。

 

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長さ13mm、太さ2.1mmの釘螺子と連結金具で組んでいく。水平の棚は枠板の外側から長さ25mm、太さ3.5mmの釘螺子をドリルで開けた下穴に打ち込んで固定。

 

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窓枠の中に収めたのだが上下に4mmほど隙間が空いており、棚が水平方向に揺れてしまう。地震が来ると鉢が棚ごと落ちかねない。そこで2mm厚、3mm厚の薄い木板を買ってきて楔のように挟み込んだ。これで窓枠に釘で打ち込まずとも棚を固定することができた。

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古い日本家屋のガラス戸のような見た目にしたかったので縦に棒を嵌めた。棚の荷重を縦棒でも支えてくれるので、少しばかり重い鉢も気兼ねなく置ける。色も雰囲気もレトロ風に仕上がってまずまずだ。

 

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丈の低い鉢も高い鉢も置ける。それぞれの鉢の上部に充分に空間が無いと陽が当たりにくくなるので、この縦の配分は丁度良い。窓辺だと低い鉢を並べがちだが、背丈の高い植物も置けるのが気に入った。おかげで机の上に何も置かずスッキリとさせることができた。

 必要を感じたらカーテンレールを取り付けようかと思う。カーテンを閉めても棚がカーテンよりも外側にあるので陽を浴びられるのが利点。

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薄闇の中でも良い感じ。

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総費用は板、螺子釘、固定用の薄板の合計14,000円ほど。けして安上がりとは言えないけれど、既製品ではここまで丁度よく嵌らないので良しとしよう。

 

山羊と羊の鉢を最下段に一列に並べても良いかもしれない。冬にはユーフォルビアなど寒さに弱い鉢を避難させ、夏には窓系ハオルチアなど遮光気味に育てたい鉢を並べよう。また、理想的な多肉植物生活に近づけたように思う。