今までで一番大掛かりなDIYに挑戦。 2週間前に注文した大量の資材が届いた。書斎まで10往復以上の手間だったが廊下や階段を通せてホッとした。
- 2x4 水性ステインでウォルナット色に塗装済み、2305mmにカット済みの柱材10本
- 赤松集成材 L800mm*W25mm*D300mm 8枚
- 赤松集成材 L400mm*W25mm*D300mm 10枚
- 赤松集成材 L3900mm*W25mm*D300mm 4枚
- 有孔ボード H800mm*W800mm 1枚
- ラブリコ アジャスター ブロンズ 10個
- L字金具 52個
- 檜材 L800mm*W15mm*D15mm 2本
- 3.1*20㎜ 黒色木ネジ 20個入 10パック
- ステンレス棚柱3mm厚、1820mm厚 4本
- 棚受け金具 28個
さらに島忠ホームセンターでダークブラウンの水性塗料1.6Lと塗るためのローラーを購入。我が家の幼稚園児に塗ってもらった。そんなわけでムラだらけなのを、あえてそれを受け入れてみる。
集成材は白身や赤身、柔らかい部分や固い部分が混ざっていて塗料の染みこみ方が均一ではない。場合によっては2回塗りながら一通り、裏と表に塗った。
一晩乾かす。密室だと揮発する塗料の刺激臭で頭がくらくらする。この寒さの中で扇風機を回した。
2X4材は厚み38㎜。金具を挟むと長さ20㎜の木ネジだと両側から締め付けても干渉しないことを確認。
精確な位置に下穴を開けていく作業が一番面倒だった。IKEAで980円で買った電動ドライバーはコンセントにつないでいてもすぐ動かなくなる。休ませ休ませ、騙し騙し作業をしていく。やはりマキタのインパクトドライバーが欲しい。4万円弱するので手が出ない。島忠で1日数百円でレンタルできるそうだが、あまり外出したくないので我慢した。
ラブリコのアジャスターを嵌めて2X4柱を立ててみる。天井に下地が入っている箇所にあたるようにしないと固く締め付けると天井を突き抜けてしまうので注意が必要。
縦方向には無垢材が天井まで伸び、本棚に転倒防止のつっかえ棒が組み合わさったような構造。4点で各棚板の荷重を受け止められるようにしてあるので、そうとう大容量で安定性の高い壁面収納を壁などに穴を開けることなく作り付けられる。水平方向には各高さで分厚い3mm厚のL字鋼板と各点3本の木ネジで固定されているので全体として随分とがっしりとした印象。さらに安全性を高めるならば、壁面には下地材をいれているのでそこにL字金具でネジで固定したら鉄壁となる。
柱に15㎜の檜材を有孔ボードの下地として取り付ける。有孔ボードは金具を挿し込む際に後ろに空間が必要だ。
5年前に新築した際に壁に塗ったROOMBLOOMの水性ペンキを引っ張り出してみたら問題なく使えそうだったのでアクセントに有孔ボードを塗った。それを下地に木ネジで固定した。白い壁に黒い木材だけだと味気ないので、そこにブルーグレーを差してみたが、悪くないかもしれない。
実は有孔ボードの下の棚板は床から720mmの高さに設計しており、机としても使えることを意図した。奥行が300㎜なので机としては浅いので、蝶番を付けて手前に天板を広げられるように拡張することも考えている。
H800mm*W800mmという大スペースに縦横無尽に金具をかけられるようにした。ハサミやテープ、ペンチなど工具を並べることもできるが私としては自由な飾り台として使いたい。海外からの収集物を壁に掛けて並べたり、植物をつるしたり。気分に応じてダイナミックに模様替えできるのは良い。そのうち子供に勉強スペースとして譲るようなことがあれば、棚にしたり文具をひっかけたりして使える。ちなみに本棚の中には電源コンセントも備わっているので照明も付けられる。
真ん中にステンレスの棚柱を4本入れた。薄さ3mmで黒塗装済みのもの。1820mmの長さそのままを取り付けた。これでかなりの範囲に自由な高さに棚板を嵌めることができる。
棚受け金具もシンプルで良い。これでも60kgの耐荷重才能がある優れもの。
横から見た様子。3mm厚だと隙間がごく僅かしか出来ず、すっきりとする。合計8枚の棚板をステンレス棚柱に乗せることができた。
大容量な壁面収納となった。
左は勉強机に転用できるスペースで有孔ボードで遊べる区画。
中央は20mm間隔で1820mmの範囲で自由に棚板の高さを調整できる区画。
右は800mm幅でがっしりと作り込んだ背の高い書籍を大量に収容できる区画。
さあ、何をどう並べて行こうか。