2014-01-01から1年間の記事一覧

2014年を振り返る

6月の上旬に楽しみにしていた沖縄旅行があったのだがその数日前に二人目を身籠っていた妻が不正出血し、緊急入院する事態となった。それからかれこれ4ヶ月入院することになった。 沖縄に着いてから入院したら沖縄と東京の往復生活になり、費用もとんでもない…

黒豆レシピ

築地の場外市場で丹波の大粒黒豆を買い入れて煮た。店で頂いたレシピが思ったよりも美味しく綺麗にできたので備忘録。もしかしたら土鍋で煮た効果も あるやも。 豆をそっと水をかけてゆすぐ。米のように洗うと皮が割れる 鍋を用意し豆の容量の3から5倍の水と…

ホテルザッハーのザッハートルテ

ううむ。どんなもんだと懐疑的だったが美味いな。オレンジリキュールの主張がなんとも丁度良い。濃厚だけどべったりと甘くなりすぎず。脱帽。

スロバキアの名産、土産あれこれ

旧市街の中心地はクリスマスマーケットが開かれていた。しかしこれもここ10年ばかりのもので観光客誘致と物品販売促進の色合いが強いという。そこら辺の土産物屋に入ってもメイドインチャイナのマグネットやらそんな類しかないので、手作りの品ばかりのクリ…

写真談義

アンドレイは昔から写真が好きで10年以上もナショナルジオグラフィックを定期購読している。ニコン派のようで、昨年に念願のプロ仕様の20万円近いカメラを手に入れた。 そして今年の初めから請け負って写真を撮り始めているらしい。とある知人女性の会社のパ…

スロバキア ガストロミー

日本でも自分で美味しいグヤーシュを作れるようになろう。そう思わせたスロバキア旅行。一応、グヤーシュはハンガリーのスープでスロバキアオリジナルではない。しかし庶民の食事として親しまれている。ローズマリーなどのハーブやガーリックの香が漂い、中…

学ぶべきは何か

友人アンドレイの幼なじみが営むペンションに泊まった。 ドドと呼ばれるその幼なじみは頭も良く、大企業で管理職として順調に出世もしてドイツでも何年か働いていたらしいが突如会社を辞め、何ヶ月も消息を絶っていたらしい。会社に勤めていた頃から出社前や…

ハイタトラス

いろいろあって、スロバキア人観光客も疎らな12月のハイタトラスと言われる中央高地の山を歩く。こんな息抜きを愉しめる気分だった。 仲間とはぐれたら翌日には死んでそうな自分ではどうしようもない異国の荒涼かつ清涼とした場所。旅の効率性だとか、見所だ…

クリスマスマーケット タルナヴァにて

子供達がとても可愛らしい。景色やモノよりも、老若男女、スロバキアの人達を撮りたいのだが不躾にカメラを向けるわけにもいかなくてもどかしい。

久しぶりにバスで国境を越える小旅行

旅は生き返るな。 ウィーンから長距離バスに乗り換えて国境を越えてスロバキアのブラティスラバへ。 12時前にウィーン空港に降りて長距離バスを探す。スロバキアのブラティスラバ空港行きは13時発だと聞いていたし時刻表にも書いているので1時間待ったが来や…

Hotel President Wilson Geneve

北米が寒波に見舞われている中、今のところ欧州は暖冬らしくジュネーブもコートを着れば十分な寒さ。 うーん。悪くないけれども一泊5万円と聞くと、インドは一泊2万円でこれより遥かに豪華なホテルはいくらでもあるのにな、と思ってしまう。 マックチーズバ…

雲海

人生で体験したいことの一つが山頂から見下ろす雲海なのだが、果たして期待する通りに感動できるのだろうか。飛行機から見下ろすこの均一な雲の光景だって雲海なのだよな。 夕陽を浴びて陰影が強調されるシベリヤの山々。 綺麗に一定の高さから上に雪がかぶ…

お盆休みに料理三昧

妻が2カ月の入院の末、先週に退院できた。しかし買物や外出もできない自宅安静でおもったよりもリスクは高いようだ。医者曰く、基本的には家ではベッドに横になっていてほしいとのこと。 土曜日から息子を埼玉の実家から連れ戻して、久しぶりの夫婦と息子の…

つかれている?

疲れているではなく、憑かれているってな話。 6月中旬に2泊3日の沖縄旅行を予定していたのだが、妊娠5カ月の嫁さんが大量出血して緊急入院。 1週間入院した後に退院したものの、出血は続いているそうで再入院。 息子を面倒見てもらわないと出社できないので…

爽快な寺の朝

大徳寺の友人の塔頭に泊めてもらった。茶室の脇の部屋で障子戸の薄い紙一枚だけで庭から隔たれている。いや、紙一枚で外と繋がっていると言うべきか。 朝になると陽の光で5時過ぎにもかかわらず、既に明るい。しかし深い軒のお陰で暑くはならない。鳥のさえ…

若鮎の七輪焼き

最近、全くブログを書かなくなっていたな。何せ、記録しておきたいと思うようなことがなかったもので。 で、10か月ぶりに京都に行ったら写真やら記録しておきたいものがあれこれとある。やはり自分は京都が好きらしい。 大文字の火床まで登って京の都の夜景…

報恩寺

京都に住んでいる3年間で報恩寺には一度も足を踏み入れたことはなかった。今回、ぶらりと迷い込んで、こんなに見事な仏塔があることを知った。 柱の焦茶と漆喰壁の白に生える差し色の鮮やかな碧色が見事。

竹邑庵太郎敦盛 蕎麦

久しぶりに京都を訪ねて食べたい蕎麦と言えば鞍馬口通りの蕎麦「かね井」だが、腹が減りすぎて船岡まで辿りつけないと思って烏丸今出川の路地裏で駆け込んだ「竹邑」という蕎麦屋が存外に美味かった。 冷ザルと熱いやつの二種類しかない。冷は出石蕎麦のよう…

温泉旅館のホームページの過剰美化はすべき

蒼の山荘はホームページを拝見して受ける印象を100とすると、実物を見た印象は40程度だったりして、過剰美化が甚だしい。しかしその代わりにホームページでは想像できなかった苔生す内風呂の素晴らしさがあって、結果としては予想外の満足が得られたのだが。…

廃墟温泉桜

息子をつれて、周辺を散策した。蒼の山荘の先には河鹿荘という廃業した温泉宿があった。宿の軒先の桜が見事で輝いて見えたのでふらふらと誘い込まれてしまった。 玄関先に黒い塊。まだ体温がありそうな毛の塊は土竜だった。裏返してみると蛆も沸いておらず、…

苔の秘湯 蒼の山荘

自家用車を持っているうちでなければまず訪れないだろう場所に行っておきたいので、神奈川の丹沢湖に近い中川温泉に行くことにした。ようは、日本秘湯を守る会の加盟宿である蒼の山荘に泊まってみたかった。 典型的なウェブサイトが美化され過ぎた宿だと思う…

陶芸家 松村英治

陶製の頭蓋骨のお香立てなんぞを創ってらっしゃる愛知県の知多半島の陶芸家、松村英治。 お香立てに使うもよし、使わない時には壁に掛けるもよし、なのだそうだ。いかつい。かっこよい。

陶芸家 大中和典

渋谷青山にある「うつわ謙心」という陶器店を初めて訪れた。数坪のこじんまりとしたお店で、限られた数段の棚に厳選した作品を展示販売している。 そこで錆びた陶肌の器を探している私に店主が大中和典という作家を教えてくれた。山口県で作陶されており、注…

書棚

もし家を建てるならば、余りある程の本の収納を設けたい。 壁面一杯の本棚で、手の届かない高さにはスライド式の梯子で昇る、まさに欧州の書庫のようなやつが夢だ。しかし手に入りそうな家のサイズだと難しいこともわかっている。 ならば隙間を活用して思わ…

利休にたずねよ

空気感や気配の色覚的描写が素晴らしく、谷崎潤一郎の陰翳礼讃に似た読後感。 侘びの中に艶が垣間見えてこその美だという主張は、まさにその通りで自分の好みでもある。 前半から後半にかけての8割型が寝食を忘れて惹き込まれ、読ませるものだった。終盤には…

下町ロケット

サラリーマンが楽しめる、勧善懲悪娯楽。そしてほろりとくる。なんの為に働くのか、どう生きたいのかという中年期の悩みに触れるからこそ惹き込まれる。 海賊とよばれた男が徹底的に主人公を美化しているのに対し、下町ロケットの主人公は離婚した妻に素直に…

海賊と呼ばれた男

海賊と呼ばれた男を読了。永遠のゼロを著した百田尚樹の本屋大賞受賞作。 出光佐三をモデルとし、満州や台湾で成功し社員1000人を抱えるまで成功させたが敗戦で殆どの資産を失いながらも、戦後も石油メジャーに取り込まれて行く他の石油販売会社を尻目に民族…

家に置きたい植物

植木鉢 移動可能なものを季節毎に窓辺に置く 桜: 御殿場、紅一重枝垂れ桜、思い川、 椛: 乙女桜、鴫立沢、珊瑚閣、京都の実生椛 梅: 枝垂れ梅 藤 芙蓉 薄 室内 ベンガル菩提樹 風道 多肉各種 花壇前景 梅花空木、雪柳、銘月 花壇後景 花梨か柚子、朝倉山…

ジージ

父との電話口で初めて息子が「じーじ」と呼んだ。 父は喜ぶかと思ったが、「じーじじゃなく名前で呼ばせて」だと。面倒くさいなあ。呼べないって。

喋らずとも理解

1歳9カ月になる息子はまだ喋らない。しかしかなり私達の言葉は理解している様子。 マンゴーが居間から締め出されてドアをカリカリ引掻いている際に、息子に「マンゴーが入りたいって。ドア開けてあげて」というとドアを開けに行ってくれ、マンゴーが居間に入…