2012-09-01から1ヶ月間の記事一覧

曼珠沙華

もう曼珠沙華の咲く季節になった。鴨川の曼珠沙華の写真を撮ったのがもう一年前になるとは。 日本に存在する曼珠沙華は全て遺伝的に同一であるそうな。全ての種子が異なる遺伝子とされる蓮とは対照的だ。種子で増えることができないので、中国から伝わった球…

マンゴー

柵に嵌る犬。 小躍りする犬。

狩猟民族

コスモスの咲く季節、嫁さんと息子を連れて府立植物園へ。乳児である息子はもちろん、嫁さんの分も入場無料になる。あちらこちらを乳母車が行き交う少し涼しい長閑な光景の中、局所的に物騒な一角に遭遇。 巨砲を構えて一斉掃写。狩猟民族だな。黒砲を援護す…

亜熱帯

熱帯花の美しさは熟しきって腐って匂い立つ果物のよう。えげつない。 花の色鮮やかさと華美さに照れて敬遠し、仙人掌や多肉植物の地味さを好む輩は多いらしいが、そのくせ小さな花が咲くとやたらと嬉しい。多肉植物愛好家は基本的にどこか屈折していると思う…

113番目の元素

新元素にはやはりジャポニウムとつけて欲しいな。 京都大学教授のABC問題の証明に続いての快挙。全くわけのわからない世界だけれども誇りに思えることだ。 過激な最先端技術とアナログな自然美が同居する国であってほしい。

コブ

息子が生まれると好みのカフェの条件も変わる。 適度に賑やかでうるさい。赤子の奇声に神経質にならずにすむ お座敷がある。赤子を床に転がせ、落ちる心配もない キッズスペースや絵本がある 健康的で薄味の食事 そんな好みなカフェが湯の山温泉にある。ちと…

息をのみ込むというやつ。

仏教は斜陽産業らしい

昨日、寺に朝の参禅に行き、他の客が皆帰られたので友人の若住職と暫く話していた。お寺の業界も斜陽産業で大変なんだとおっしゃっていた。現代の人には禅宗は必要ではないのかもしれん、と。超常の奇跡など一切なく、自分に厳しく向かい合うことを求める禅…

池田満寿夫 陶仏

湯の山温泉にあるパラミタミュージアムの池田満寿夫氏作品の常設展示。 前衛的すぎてなんだこりゃ、と思ったが見れば見るほどなんだか凄いものに見えてくる。これも無作為の作為というのか。自然の岩の形状を利用して岸壁に彫った中国西部の岩窟の仏のような…

犬まみれ

愛息は今日も元気に犬まみれ。 マンゴーや、子守御苦労。眺めていて心温まる光景。

九月の月兎耳

明らかな徒長株なんだけれども、これはこれでありかもしれない。葉と葉の間が密になっていれば一応、さまにはなる。 マダガスカル原産らしい。バオバブの国。随分と遠くから来たのだな。原産地では50センチほどの低木になるらしいが日本ではどの程度に育つの…

御在所岳と鹿の湯

嫁さんの誕生日を祝いに三重は「湯の山温泉」へ。京都から高速道路で四日市まで1時間程度。さらにそこから15-20分と直線距離以上に近く感じる。 鹿の湯ホテルの裏の坂道から数分でロープウェイへ。開設当時はいくつもの世界一記録を樹立した50年経っても壮観…

九月の蘇鉄麒麟

やはり完全に夏型生育種。冬に比べてこの元気。これもあと1か月もすれば葉を落とし、腐ったのかと不安に思うほどに萎れてくる。

陶蟲

陶器で昆虫ときたもんだ。あの節足類の細い足を表現できるわけがないと思ったら、かなり高度に模倣している。 参ったね。

尖閣 IN A BETTER WORLD

思い知らせてやるだとか報復してやるだとか後悔させてやるだとか。 何をしようが相手がそうなるわけがない。せいぜい相手も同じように報復しようとするだけ。 実効支配されても日本が全く竹島の領有権を諦めるつもりはないのだから、実効支配したところで尖…

広州 陶芸術

陶器でこんなものまで造れるのか、と眼から鱗。やはり中国は凄いわ。 衣服の質感を出す為やアクセントに釉薬を使い分けているのが流石。しかも造形が細かい。乾燥段階で亀裂が入らないものなのか。それとも特殊な陶土を使っているのだろうか。 酒盃を片手に…

広州の地下鉄

地下鉄に乗った。ガイドブックも何もなしに迷わずに切符を買って目的地を目指せるほど仕組みが分かりやすい。 20分の乗車中、目の前で席を譲り合う光景を四度見た。 若い女が妊婦に席を譲った。 男が幼児連れの男に譲った。 女が大きな荷物を持った男に譲っ…

陳氏書院

広州一帯の陳氏族の財を募って建てたという陳氏書院。建造物だけでなく展示物も素晴らしかった。広州タワーやら豪華絢爛なホテルや商業施設などよりもよほど心が躍る。無理して足を伸ばした甲斐がある。 灰色の煉瓦というのも渋くて趣がある。彩度が抑えられ…

どうしたもんだか

中国生活が4年になる陽気なラテンアメリカ人の友人と久々に食事をした際の話をいくつか。 友人の部下の中国人が給与が望んだほどに上がらなかったことに不満を持ち、月250元高く払ってくれる他社に転職したという。その彼には今後も社内で成長の機会があると…

広州の魑魅魍魎玩具

万菱というところの8階まで玩具や家具で埋め尽くされたデパートに古い馴染みの先輩に連れて行ってもらったのだが、魑魅魍魎としていてとても楽しかった。特徴を捉えた似顔絵のようなもので、オリジナルが何なのかはわかるけれどもだからといって同じではない…

ウェスティンホテルから

ベッドから風呂場を覗けるのが最近の高級ホテルの潮流というか標準らしい。ラブホテルとビジネスホテルの間の境界線は証明できないという説を提唱したい。

太極拳

食は広州に有り

辛い 旨い 辛い 旨い 辛い 旨い 辛い 旨い

近未来都市 広州

近未来的な建物の夜景は漲る「金とエネルギー」を誇示しているかのようで。。。昔の東京もそうだったのだろうけれども勢いはもはや感じない。 ターバン纏イシ印度人上司写リケリ。

ジャズピアノ

東福寺にてフォープレイのボブジェームスの一夜限りのプレミアムコンサートがあり、幸運にも招待者席に招いてもらった。 ボブジェームスはアメリカのジャズの一時代を担ったジャズピアニストでミシガンの自宅に石庭を作り、震災後には宮城で特別に書き下ろし…

鬼灯

ほおずきの根は子宮収縮作用があり、昔は堕胎剤として用いられていたらしい。しかし最近は南米原産の甘酸っぱい食用ほおずきが輸入栽培されて出回るようになってきたので、中途半端な知識で妊婦が日本のほおずきの実を食べるなんてことが起きないか心配。日…

京都路地裏 晩夏の花

京都は路地がせせこましい分、みな工夫して軒先に緑を飾る。こんな綺麗に咲かすには手入れを欠かさないのだろうな。我が家には仙人掌だの多肉だのばかりで花を咲かすものが殆どないので路地を歩くのは目に楽しい。 朝顔という奴も無数の品種のある愛好家の多…

かわらけ土器鉢 X パキボディウム デンシフローラム

息子の誕生記念に器を焼いた。せっかく自製しているのだから市販の品には無さそうな、手間暇のかかる紐造りで大き目の植木鉢を造ろうかと思い立つ。なんとなく造りたくなったのは古のかわらけのようなどっしりと武骨な形。古代土器のようなやつだ。それを黒…

奥さんにお会いしたことありませんが、お父さんにそっくりですね。と、幾度も言われた。より母親似である可能性を否定して断定するその物言いに困惑する。 可能性1。あまり考えていない。とりあえず似ていると言えば無難な誉め言葉になると思っている。 可…

泣き

泣いて笑って泣いて笑って一日が過ぎる。「喜怒哀楽」の「怒」はまだなさそうだ。「怒」は自我が芽生え、その自我や大切にしているものを蔑ろにされた時に湧く感情だということを振り返ればまだ「怒」の感情が無いのも納得がいく。 お腹が減ってひもじい時は…