2020-09-01から1ヶ月間の記事一覧

削りカスの再生土で鉢を作る

この日は生産性を無視して、ぼんやりとのんびりと作陶することにした。削りカスを水に溶かし、乾かして練った再生土で植木鉢を作る。やはり土練機を通さないと再生土では粒子や固さに偏りがあるので水挽きに難がある気がする。歪んだ指痕のたくさん残る整い…

2020年シルバーウィーク備忘録

シルバーウィークなんてものではなく、単なる中型連休に終わった4日間。まだコロナ禍は継続中でどこかに旅行に出かけられるわけでもなし。 とりわけ他の人からしたらどうでもいいのだろうけれど、何年前の連休は何したっけ、という備忘録はその前後背景をあ…

双頭山羊鉢と釉掛け、新素材で実験的試み

先週作った頭の部品。夏場はムロの中に入れていても乾燥が速く、翌週には作業を続けないと乾きすぎて組み立てられなくなってしまう。前脚が4本。それを組み立てた。両方が前。子供の頃に好きだったドリトル先生という児童書に「オシツオサレツ」という両方…

自由研究 豚は美脚だった

子供の夏休みの自由研究に並走して私も何か取り組んでみようと思い、豚足標本を作ることにした。仕事がえらく忙しかったのだが、親とて仕事を言い訳にして自由研究から逃げてはいけないと思い、自分に追い込みをかける。いざ、出来上がってみると、えもしれ…

素焼き窯入れ手順。

小窯の素焼き手順備忘録。棚板は裏表をハケで綺麗にする。思ったより山羊の角が高さがあり、小窯内寸ギリギリだった。ツクを3点立てて、棚板を載せてさらに二段目を詰め込む。詰め込む。ぎっちぎちまで詰める。素焼きは互いに接触しても問題ない。最悪、倒れ…

牛虻と蜻蛉の混合体

コロナ禍で数ヶ月、作陶から遠ざかっていた後に初めて作ったのがこれ。 蜻蛉を作り始めて、やがてウシアブとボウフラのイメージが流れ込んできた。 水面から立ち上がるように羽化するイメージに従ってぼんやりと作り続けた。水面に見立てた盆は轆轤で水挽き…

コロナ禍に心身痛めつけられた

あまりの忙しさに2ヶ月以上もブログから離れていた。リーマンショックの際にはニュースでは見聞きするものの、実感はなく過ぎ去った。しかしこのコロナは感染せずとも私の実生活に少なからぬ影響をもたらしている。勤め先が随分と大変なことになった。それに…