小窯の素焼き手順備忘録。
棚板は裏表をハケで綺麗にする。
思ったより山羊の角が高さがあり、小窯内寸ギリギリだった。
ツクを3点立てて、棚板を載せてさらに二段目を詰め込む。
詰め込む。
ぎっちぎちまで詰める。素焼きは互いに接触しても問題ない。最悪、倒れた場合にも電熱線に接触して破損しないように気をつける。
ワッシャーに挟まるようにドアロックを閉める。
コンセントを2つ挿す。
窯右手のスイッチを2つともONに。
プログラム、800℃ボタンを押しスタート。
開始時間と温度を記録。
11:30 28℃。
12:30 116℃
13:30 230℃
14:30 320℃
15:30 420℃
16:30 540℃
500℃を超えたら窯上部の開口部に鏡をかざす。水蒸気で曇るとまだ窯内に水分があるということ。
水蒸気が出ないことを確認して窯上部と正面の開口部に栓をする。
栓をした後はプログラム任せ。
窯の番をしながら手捻りで羊鉢を造る。
手紙を口に咥えた羊の頭。
彫りの浅い、のっぺりとした顔つきの羊。
山羊の頭。この角、この耳、軽くぶつけただけで折れそう。釉掛けして焼き終わるまで油断できない。
全て前脚。意図はある。
1週間ばかりムロで緩やかに乾燥させてからでないと柔らかすぎて上手く胴と脚を組めないので続きはまた次回。