陶蟲夏草鉢素焼き。アガベ専用鉢、蟲展示台、シロホコリ鉢造形完成。

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小窯に12鉢を詰め込んだ。800℃で素焼きする。来週には窯出し、釉掛け、素焼きと同じ窯構成で本焼成を一気に進められそうだ。夏までの完成を予定していたがGW前に4〜6個納入できる作品が仕上がりそうだ。
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それにしても、本当に納入しようかまだ悩んでいる。一般ウケしない自覚はあるし、需要も不明だし、梱包もどうしたら良いのか。金に困っていて換金したいわけでもない。すぐ売れる値段で掃きたいわけではない。

 

乾燥しているようで水分はまだ残っている。窯から水蒸気が出なくなるまで1時間毎に窯温度を測定する。気温16℃で着火し、1時間につきほぼ100℃近く上昇していき、そして415℃の時点で水蒸気も出なくなったことを確認して栓を閉めた。


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窯当番のその間にも作業を進める。アガベ専用鉢を作ってみた。我が家のアガベ「雷神」を植え替えようかと思う。台座基部がもったりとしてイマイチだったかも。蓮華座をトルコ青、その下を白釉薬にしたら印象はまた変わるかもしれない。いや、全部白にして鉄釉で縁取るほうが好みかな。
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上から見た姿。目寸法で作った割に幾何学的に上手く収まった。


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こちらは蟲展示台。ここに宝石象虫を飾りたい。


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そして完成させたシロホコリ陶蟲夏草鉢。トキワシノブを植える専用鉢と考えている。
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根っこが這い回るように包み込んでくれたら、なかなか好みの鉢になってくれるのではないか。