DIY 階段横壁に本棚を作り込む

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階段の横壁をニッチのようにくり抜いて壁紙を貼っておいてもらっていた。そこをこれまで3年間も全く活用していなかったのだが、今回、ようやく金具とネジを使って棚を作り込んだ。


棚板は反ったり歪んだりして欲しくないのでサーモウッドを使用した。高温処理して防水防腐性能が高められており、水分量が減っているので経年での反りが少ない。色も焦茶色で好みだ。

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長さ1920mm、厚さ15mm、幅130mmの板を追加カット料金はかかるが幅105mmに切り落としてもらった。廊下を通る際に、棚板の角に服が引っかかる恐れをなくしておいたのはよかった。

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下三段を文庫本に合わせて作り、最上段はA4サイズの雑誌を表紙を見せて置けるようにした。文庫本はおよそ180〜200冊ほど入る。さらに端材を棚板の端に接着剤でつけて、雑誌が滑り落ちないようにした。悪くないではないか。ほんのり、カフェの本棚風。

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左側は最下段を大判の本に合わせて220mmの高さ、2段目と3段目を新書に合わせて180mmにすると、都合よく最上段は文庫本にぴったりの高さが残った。こういう時に、とても嬉しくなる。

敢えて最下段だけ全長945mmの板をニッチ一杯に渡し、その上は600mmの長さを2段重ねた。吹き抜けに空いた高さのある空間に縦長の花瓶だとか、置物を置けるようにしてみた。生花とかしたいね。お気に入りのドライプランツを投げ込んでおくのが良さそうだ。

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全体として、なかなかの出来ではなかろうか。自画自賛

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ホコリが溜まらず、取りやすい絶妙な高さ。どや。



合計、9000円ほど掛かった。サーモウッドが板1枚で1800円近くもするのを4枚も必要としたのが主因。金具も8個使用。DIYはけして安くはない。

しかし既製品の化粧合板を使ったような安っぽい棚でも似たような値段がするのだから、無垢板で作り込んでデッドスペースを有効活用できたことを思えばその値打ちはあったのだと思うことにする。


書斎に壁面一杯の本棚を作りたいのだが、その準備運動のようなものだ。