山羊鉢、羊鉢の酸化焼成窯出し

ツクを立てて2段目を作るにも高さが中途半端すぎて他に何も入れられず、贅沢にも山羊と羊鉢だけで小窯で酸化焼成焼成温度は1230℃。

f:id:mangokyoto:20200317092834j:plain

金曜日昼過ぎに火入れをし、日曜日の朝にはもう11℃まで冷えていた。

f:id:mangokyoto:20200317082307j:plain

 体重測定。6鉢で合計2250g。案外、軽かった。

f:id:mangokyoto:20200317082341j:plain

 自分の中で気に入っているマーコール山羊鉢。実物はこんなに首は長くないけれども、自分好みにデフォルメしてみた。腹の白と黒土肌が透けたムラとか土モノっぽさが出て良かった。工業製品のような白の綺麗すぎる造形ではつまらんからな。

f:id:mangokyoto:20200317082412j:plain

顔。何か言いたそうな顔。こうしてみるとふてぶてしい顔をしている。

f:id:mangokyoto:20200317082512j:plain

 アイベックス山羊。

f:id:mangokyoto:20200317082733j:plain

角が立派で想定以上にテカテカ直射日光があたるとゴールドに見えて豪華になる。体がマット気味なのでコントラストになって良いかも。

f:id:mangokyoto:20200317082540j:plain

 ムフロン羊。少し太めの脚と3本脚での接地は鉢として安定するので機能的造形としての出来は一番のような気がする。なかなか変わったポーズだがうまく作れた気がする。

f:id:mangokyoto:20200317082608j:plain

カシミア山羊。脚が細すぎて曲がってしまった。地面に垂直に脚を作っていたら曲がらなかったかもしれないが、前方に斜めに脚を出していたので耐えられなかった。これも腹の下に支柱をつけて焼いたらもっとましだったのだろうな。反省が多い。f:id:mangokyoto:20200317082632j:plain

反対側の角も折れた。素焼接着剤でつけたのだが駄目だった。また、2倍ぐらいの角の大きさでカシミア山羊を作り直したい。

f:id:mangokyoto:20200317082706j:plain

たくさん植えたくて胴の長さを1.5倍に伸ばしたマンクスロフタン羊。角が4本あるが、なかなか異形だな。

 

f:id:mangokyoto:20200317082759j:plain

 驚いたような態勢のパサン山羊。熱に負けてさらに後継にのけぞってしまった。顔が若干気に入らない。

f:id:mangokyoto:20200317082821j:plain

 仰け反った姿勢が植え込んだ植物に日光があたりやすい角度となりそう。

f:id:mangokyoto:20200317083816j:plain

 とりあえず、自宅に持ち帰って窓辺に群がらせてみた。ワイン屋を経営している友人が店に置かせてほしいというのでしばらくは出張にでることになりそう。鉢はどれも地味だし一般ウケするとは思えないよ、と忠告したのだが構わないらしい。バリバリスポーツをしていた友人で、私の陶器を好きなような嗜好を持っているとは全く思っていなかった。

10人に1人ぐらいは気に入ってくれる人がいる不思議。作品を人目に晒すと、趣向の似た人を炙り出してくれるのはありがたいかもな。

f:id:mangokyoto:20200317084026j:plain

直射日光に当てるベランダに出すと不意の突風などで転倒落下の恐れがある。少しばかりデリケートな山羊鉢、羊鉢はハオルチアのような室内窓際で通年管理できるような品種を植えるのがよさそうだ。

 

学び

  • 工房の黒土はおそらくカロリーが低い。マグネシヤ釉薬は思った以上に流れることに留意して角の根元は薄く塗る。
  • 脚は少し太めに作る。
  • 道具土で支柱を立てて焼く。
  • 角は太く大きく作った方が山羊らしさが出る。
  • 脚は垂直棒立ちでも首をねじらせてポーズのバリエーションを付けてもよい。
  • 体躯を白土で作って比較してみたい