顔の造形も気に入っていたにも関わらず、本焼成予後不良となってしまったカシミヤ山羊鉢。
素焼き後に棚にぶつけて角が折れてしまった。素焼用接着剤でくっつけ、施釉したがくっつかず、首に癒着してしまった。もうこうなると取り除くこともできないので始末が悪い。
首を傾げたポーズは気に入ったのでまた脚を太く、角も太くして作り直したい。
一番不出来なこの鉢はどこにも出さないだろうから、そうなると最も目にするところに長く留まる鉢になるのかもな。出来の悪い子供ほど可愛いというやつか。
達磨鉢に植わった株から子吹きした株を背負ってもらった。