唐印の花

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単体を見ればクラッスラやエケベリアにみられる筒型というか鈴蘭型の花なのだけれども、それが水平方向に花枝を何層も出しながら高く高く伸びていく花穂。

 

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地味といえば地味なのだけれども、じっくりと眺めると、纏った清々しさに気づく。

 

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紅く染まる唐印から伸びる、冬の冷気を写したような白い花茎。モミジの紅は12月で終わってしまうけれども、春まで長く楽しめるのは多肉植物の紅葉の魅力。

 

深い黒の漆塗りの板壁の前に置いて撮りたい。紅も白も映えるに違いない。