4月初旬に植え込んだ巨大な鸞鳳玉柱を模した植木鉢のその後。
天辺に植え込んだ「青の渚」はしっかりと根が張ったようだ。いつのまにかこんなにも毛むくじゃらな花穂を出していた。紅と黄の色彩の強い二色でなかなか個性的。
花穂の茎も紅色というのは珍しくないだろうか。茎が紅くても葉はやはり緑色なのだな。この穂先だけでも見応えがある。そして蕨のようにくるりと巻き込まれた、続々と控えている新しい蕾たち。
どうやらこの巨大な陶鉢の天辺を気に入ってくれた様子。青みがかかった毛むくじゃらの葉も調子がよさそうだ。
アエオニウム「レモネード」もなんとか折り合いをつけて活着してくれたらしい。葉が短くなり、色味も黄色が弱まり緑が濃くなっているのは日照不足だろうか。もう少し様子をみたい。
クラッスラ「銀揃」は少し徒長気味だが状態は良さそうだ。その左下の「虹の玉」も新葉を出していることが確認できる。無事に根が張ってほしいばっかりに水をやりすぎたのかもしれない。
良型に育てられると美しいエケベリア「フロスティ」は産毛が密な新葉がでてきているが、矮小化し形も歪になっている。根は張って枯れる心配はなさそうだが適応に苦労している様子。
「美尼王妃晃」も葉の厚みを見る限り、しっかり根差したようだ。土容量が少ない陶器の枝先に植えてあるので心配していたが大丈夫そうだ。もしかしたら水捌けが悪いかもしれない。
オーロラは少し弱々しい様子。ヒダの裏で陽が当たりにくいので徒長気味だ。
理想的には鉢が回転して各方向に植えられた多肉植物が均等に日照を得られれば良いのだろうけれども、いかんせん鉢が大きすぎるし日々、回転する手間はかけられない。日陰気味の場所には硬葉ハオルチアなど耐陰性の高い株を植えるべきだったようだ。