息子を連れて工房へ。削った鉢に陶蟲を載せるところまで作業できた。息子の面倒を見ながらにしてはなかなかの進捗。
まずは黄金虫。
変形粘菌の子実体は敢えて加飾しなかった。
触角がいつ折れるのか。
ぶつからないような場所につけるべきなのだろうか。
お次は蝉成虫。
蝉の腹は空洞なのだが、それをその通りに再現してみた。
今回の冒険はこの翅。とても繊細でいつ壊れてもおかしくない、厄介なシロモノ。
子実体を周囲にニョキニョキ生やして防護柵のようにすべきなのだろうな。実用性をもう少し考慮すべきかもしれない。
鋸鍬形と見せかけて鹿鍬形。
頭部と胸部だけの死骸。
鉢からはみ出した大顎がリスキーこの上ない。
今回のお気に入り、タランチュラ。
胴の真ん中が食い破られている。
可憐な一輪を挿してやりたい。
菌糸に侵された感を強めた蝉の成虫。
小さい子実体をたくさん加飾するのもありだと感じる。
蝉の顔は冬虫夏草によく合う。蝉の抜け殻と蝉の成虫がともに馴染み深く変態する印象が強いことと関係あるだろうか。
鉢に対して団子蟲が大きいかもしれない。
もう少し大きな鉢にしても良かったかもしれない。
開口部を大きめにとったのだから、鉢も大きくしてあげれば良いのだ。
息子の作品でインドの木版を押し当てたもの。こういうやつは釉薬が溜まると綺麗だろうと思われる。
プリミティブな大ぶりのマグカップと板作りのペン立て。
次は轆轤に挑戦させてあげようか。