陶蟲夏草鉢の改善 蠅取蜘蛛

f:id:mangokyoto:20230422131836j:image

蠅取蜘蛛を改善。眼をしっかりと穴を開けて埋没させる。

脚の先の節を細くする。

触角を太く節をつけた。
f:id:mangokyoto:20230422131852j:image

脚を逆さハの字に広げるポージングが蠅取蜘蛛らしくて好きだ。
f:id:mangokyoto:20230422131833j:image

f:id:mangokyoto:20230501235950j:image

子実体を加飾。眼は黒く焼き上げてやりたくなってきた。半分、白い釉薬が掛かっている感じはどうだろうか。
f:id:mangokyoto:20230501235947j:image

手を広げたポーズでも粘菌が生えると動きが止まるような気がする。
f:id:mangokyoto:20230501235952j:image

 

f:id:mangokyoto:20230502000131j:image

蝉の幼虫。顔がイマイチな気がする。口吻が大きすぎるのだろうか。
f:id:mangokyoto:20230502000123j:image

脚の関節から粘菌の子実体が生えるとそれっぽくなるように思う。
f:id:mangokyoto:20230502000148j:image

この段階までくると修正は困難。焼いたら雰囲気が変わるだろうか。


f:id:mangokyoto:20230502000120j:image

団子蟲一号。閉じかけの球体ぶりが気に入っている。
f:id:mangokyoto:20230502000143j:image

大きめの子実体を加飾。


f:id:mangokyoto:20230502000133j:image

こちらは新たな試みとして天面のしっぴき跡を露出させたまま焼き上げたいと思っている。毎回、新しい試みがないと向上しない。
f:id:mangokyoto:20230502000140j:image

団子蟲二号も期待のできる経過。


f:id:mangokyoto:20230502000125j:image

団子蟲三号は半開きバージョン。前を作り込み、後ろに開口部を大きく取る形式は気に入っている。
f:id:mangokyoto:20230502000136j:image

蕨やゼンマイの乾燥させたものを挿したい。


f:id:mangokyoto:20230502000117j:image

大和兜蟲の蛹。蛹だと角のY字があまり勇ましくならない。
f:id:mangokyoto:20230502000128j:image

蛹は死に近い存在なのかも知れない。幼虫の組成がドロドロに溶けて再構成される最中の不安定で脆い存在。

 


f:id:mangokyoto:20230502000146j:image

今回の1番の違和感はこの象蟲。前回、とてもよく造形できたのに、今回はすんなりとうまく行かない。

f:id:mangokyoto:20230502000228j:image

脚先のゴツさに執心して作ったのだが裏目に出た。気分で作っているからこうなる。気分で作り続けることが私の作品作りの芯のように思うので、許容していきたい。

 


f:id:mangokyoto:20230502000233j:image

鍬形蟲はカタチのまとまりが良いとつくづく思う。言い換えれば、似たような手間暇で他のモチーフよりも見栄えするものになりやすい。
f:id:mangokyoto:20230502000236j:image

頭部と胸部の境目から生えた子実体が今回のこだわり。
f:id:mangokyoto:20230502000230j:image

鋸鍬形はいくつあっても良い。団子蟲、蝉幼虫、鍬形蟲が昨今のお気に入り。

 

f:id:mangokyoto:20230502005938j:image

蠅取蜘蛛

蝉幼虫

団子蟲三体

大和兜蟲蛹

象蟲

鋸鍬形

8鉢の素焼き待ち。