蠅取蜘蛛を改善。眼をしっかりと穴を開けて埋没させる。
脚の先の節を細くする。
触角を太く節をつけた。
脚を逆さハの字に広げるポージングが蠅取蜘蛛らしくて好きだ。
子実体を加飾。眼は黒く焼き上げてやりたくなってきた。半分、白い釉薬が掛かっている感じはどうだろうか。
手を広げたポーズでも粘菌が生えると動きが止まるような気がする。
蝉の幼虫。顔がイマイチな気がする。口吻が大きすぎるのだろうか。
脚の関節から粘菌の子実体が生えるとそれっぽくなるように思う。
この段階までくると修正は困難。焼いたら雰囲気が変わるだろうか。
団子蟲一号。閉じかけの球体ぶりが気に入っている。
大きめの子実体を加飾。
こちらは新たな試みとして天面のしっぴき跡を露出させたまま焼き上げたいと思っている。毎回、新しい試みがないと向上しない。
団子蟲二号も期待のできる経過。
団子蟲三号は半開きバージョン。前を作り込み、後ろに開口部を大きく取る形式は気に入っている。
蕨やゼンマイの乾燥させたものを挿したい。
大和兜蟲の蛹。蛹だと角のY字があまり勇ましくならない。
蛹は死に近い存在なのかも知れない。幼虫の組成がドロドロに溶けて再構成される最中の不安定で脆い存在。
今回の1番の違和感はこの象蟲。前回、とてもよく造形できたのに、今回はすんなりとうまく行かない。
脚先のゴツさに執心して作ったのだが裏目に出た。気分で作っているからこうなる。気分で作り続けることが私の作品作りの芯のように思うので、許容していきたい。
鍬形蟲はカタチのまとまりが良いとつくづく思う。言い換えれば、似たような手間暇で他のモチーフよりも見栄えするものになりやすい。
頭部と胸部の境目から生えた子実体が今回のこだわり。
鋸鍬形はいくつあっても良い。団子蟲、蝉幼虫、鍬形蟲が昨今のお気に入り。
蠅取蜘蛛
蝉幼虫
団子蟲三体
大和兜蟲蛹
象蟲
鋸鍬形
8鉢の素焼き待ち。