飽きてきた。陶蟲夏草鉢を作ることには飽きないのだが、毎日陶蟲夏草鉢のことを書くことに飽きた。日常の気づきや見つけた心に残るものを備忘するためのブログではなかったのか。
団子蟲の鉢を三鉢焼いた。もうまとめて書く。
鉢だけだと少し寂しいかもしれないが敢えて加飾しない団子蟲の陶蟲夏草鉢。
開口部を大きめにとった。
これ、いいな。団子蟲を苗床に腹から無数に伸びた粘菌の表現ができたと思う。この絵面を求めてこの鉢を作ったと思える。
粘菌の子実体は花火のようだ。粘菌が這って摂食できる表面の栄養を糧に爆発的に成長してふっと消える。
子実体の加飾が多めの団子蟲鉢。
ヒスイホコリと名付けた粘菌子実体がミルククラウンのようにも見える。
レースフラワーを挿すと微かで儚げで静かで良い。
空間が足らない。
こちらも粘菌子実体の多めな団子蟲の陶蟲夏草鉢。