試して失敗するのが1番の近道。
波が来た。工房に朝から籠り6時間は粘るも寒過ぎて身体の芯まで冷えてきてこれ以上留まると風邪を引く可能性が高そうに思えたので退散。もう一個ぐらい作りたかったが2鉢の造形を完了させて退室。
勝手な想像生物ではなくて実在する蟲。
ダンゴムシにも突起が生えたトゲトゲのダンゴムシがいる。トゲトゲを作るだけで作業時間が一気に増える。とはいえ蟲1匹に数週間もかけるようなディテールではなく2〜3時間ぐらいか。鉢の造形も合わせると轆轤挽きと削りで30分は追加でかかっており、やはり創作スピードは遅い。
そんな陶蟲夏草。カランコエファングを何となく植え込みたい。最近は販売の容易さを優先してしまっていた傾向があるが、やはり植え込んで世界観を提示したい。
販売するにしろ、しっかり植え込んで販売したい。
こちらの鉢はメタリフェルホソアカクワガタに捧ぐ。
紫や青のメタリックにしたいところだけれどもスタイルを守って白にする。
とはいえ、いつかは楽焼でラスター金属光沢のメタリフェルも作ってみたいとは思っている。
売りやすさを考慮していないものをまた作りたい気持ちに任せて作ってしまった。右顎はどう考えても破損しやすい。売るとしても現物対面持ち帰り限定だろうな。間違ってもオンライン販売はしてはならない。
とりあえず焼き上がりが楽しみな鉢が2つできたので良しとする。ちなみに例え完売しようとも値段を上げたくはない。値段は変えずに昨日より明日作るものをより良くしたい。何十万円で売れるものを作れるようになりたいわけではなく、今の価格から変えずに短時間でより良いものをたくさん作れるようになりたい。
まずいな、残り8個を3月中旬までに完成させられるだろうか。さもなくば4月までに完成させるのは厳しい。