シアトルの博物標本店「Ballyhoo Curiosity Shop」

バスに乗って40分の距離にあるBallyhoo Curiosity Shopへ。ネットを見ると品揃えはそんなに良いわけではなく、天気は大雨なので行くべきか迷った。店はとても小さいかもしれないしバス停から10分ほど歩かないといけない道中が安全なのかもわからない。

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しかし実際についてみたら来て良かったと思える広さと品数だった。
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私と気が合いそうなシアトルのアーティストによる作品。蛙から原種ヒヤシンスの花のようなものが生えている。根の生えっぷりから冬虫夏草感があって良い。プリントで$40もしたので諦めたが原画で$100だったら即買いしていたと思う。
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ウォーターバックやインパラの頭骨が充実していた。
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Kuduって和名は何だろう。クーズーはウシ科のレイヨウの一種だそうだ。

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展示の仕方も良い。
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オオツノヒツジの頭骨。
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羊のベンチ。
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なんとカブトガニが無造作に置かれている。蟹と同様に繊細で薄く割れやすい。
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ホルマリン標本、レジン標本、透明骨格標本も並ぶ。
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昆虫はそこまでの品揃えはない。日本の昆虫熱が過剰なのかもしれない。

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ガラスドームに入ったアライグマ頭骨とニジイロクワガタ、苔のジオラマ標本は日本でも人気がありそうな品だ。15,000円ならば余裕で売れるだろう。

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ヤマアラシの棘はなんともアメリカ的で良い。
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ワニも良いね。どれを持ち帰るか大いに悩む。
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ガラス細工のようなホヤの一種の骨格。とても綺麗に漂白されている。
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少し呪術的な図案のポスター。
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塩ビ製のよくわからない怖い人形の頭。
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猫の全身骨格標本
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店頭のショーウィンドウは赤子の頭がゆっくりと360°回転し続けていて軽いホラーだ。

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服用注意なドクロマークの看板が目印。
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なかなか楽しめる店だった。刺青だらけの店員さんも話しかけるまでは少し怖そうだったが実に親切で気持ちが良かった。