新旧 信三郎帆布鞄

嫁さんが使い倒した一澤信三郎帆布の鞄。風雨に曝され、擦れ、息子二人にも齧られて流石にボロボロになった。4年ほど使っただろうか。帆布製の頑健な鞄でなければこんなにも持たなかっただろう。


信三郎帆布は修理も扱っている。こんなにボロボロに破れるまで使い込んだ鞄でも修理できるのかもしれないが、全く同じ型番を新調することにした。それぐらい嫁さんは気に入っているらしい。今年で1905年に創業して以来110年。こんな愛好家を多く抱え、支えられている鞄屋なのだろう。



色は今回も青鼠色。経年変化後は全く異なる色になってしまったが。


こんなにも型が崩れるものなのだな。新品はノリの効いたシャツのようにパリッとしている。角が立ち、布も堅い。


一見、サイズが異なるようにも思えるが底を見ればもともと同じサイズだったことが確認できる。



新しい鞄のロゴにはKYOTOの文字が加わっていた。これ、要らんとちゃうのかな。