友人のルーフトップテント付きジムニーでキャンピングさせてもらった。
このテントの素晴らしい点は屋根が斜めに開くのだが、低い方にも高さがあって圧迫感が少なく、電気カーペットや薄いマットレス、寝袋や枕をセットしたままで屋根を閉じられる点。
もう開くとベッドが現れてくれる。しかも換気扇が付いており、横と正面にメッシュ窓が5つもあるので通気性が大変良い。
高さがあるので熊や猪が出ても怖くない。
安全に停められる絶景ポイントでテントを開けばそこが極上の休憩お昼寝スポットとなる。
カフェやなんかでくつろぐのと、暖かい毛布に包まれてベッドで寝転んで自然の風に当たるのでは次元が違う気持ち良さ。
こんな絶景を見つけては、眺めながらゴロゴロできてしまうなんて。
信州だけあって至る所に蕎麦畑がある。
夜は焚き火をしてウイスキーを飲みながら22時まで語らった。外は0℃近くまで冷え込んだはずだが車載バッテリーと電気カーペットのお陰で6時ごろまでぐっすりと寝れた。
早朝の冷たさも気持ちが良い。
テーブルと椅子を出して朝食を作る。
目玉焼き。
陽が昇ると靄は晴れ、突き抜けるような青空となった。
白馬の南、青木湖に車を乗り付けてテントを開く。
おお、この絶景。
日本の絶景スポットで停車し、時にくつろぎ、時にキャンプして旅していけたらどんなに楽しいことだろう。
人生の楽しみ方をまた一つ知った。