長野オリンピックセンター夢の跡

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長野オリンピックの象徴とも言うべきジャンプ台を訪れた。見た目の上でもシンボリックだし、競技成績の上でも日の丸飛行隊はシンボリックだった。
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スキー場にあるようなリフトで上に登り、そこからタワーの上へと階段もしくはエレベーターで登る。しかしスタート台へは最後に長い階段を登らないといけない。下が金網で景色が透けて見え、高所恐怖症の人にはなかなか怖い。
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生身の体で足を固定されこの高さから滑り降りて滑空するなど狂気に思える。恐怖に打ち勝つ競技。
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シンプルで美しいデザイン。
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ドラマの数々があったことを思い出させてくれる。

 

そして東京オリンピック2020は何を残したのかを考えると悲しくなる。汚職まみれでなんとも盛り上がらない五輪だった。その流れで大阪万博も強行しようとしている。五輪と万博さえやれば高度成長期の熱気を取り戻せると神頼みしているかのような印象を受ける。
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戦後の混沌から高度成長期の迎え、終え、倫理や社会的道徳のようなものも進歩した。私たちは昔よりも分別が付き賢くなった。。なんてことは全くなかったことを証明してしまったかのような東京オリンピック2020後の醜聞尽くしだった。
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希望的観測は捨て、進歩なんてものは積まれては崩れる賽の河原だと思うべきなのか。