京都のお菓子は大抵、東京で買えてしまう。何を買って帰ろうか、という時にこれも買えるしな、あれも新宿伊勢丹で売っているしな、となる。何せ京都の友人宅へのお土産の菓子折りを新宿伊勢丹に買いに行き、京都のものだらけで困ったぐらいだ。
北野天満宮学業御守護札。
長五郎餅という美味しいお餅が北野天満宮の境内にあり、これは東京ではまだ買えないのだがあいにく日曜日で営業していなかった。
東京で見かけたことのない滋賀の新酒の地酒「鶺鴒鳴(せきれいなく)」
玉乃光、玉川、神蔵、まつもと、英勲と大抵の京都の銘柄は東京で買えてしまう。立ち寄った西陣の酒屋で東京で見かけなさそうな京都の地酒で美味しいおすすめはないかと聞かれて勧められたのがこの「鶺鴒鳴」だった。
そして今回の一番の発見が和久傳による山椒香油。山椒の爽やかな香りが鼻腔に抜ける絶品な味変アイテム。
そして晩御飯用に551の豚饅を買って帰った。
残念なことに中村藤吉の抹茶ソフトクリームはテイクアウトが無くなってしまったので栗ゼリーを家族人数分購入。
ちりめん山椒の名店「はれま」のお徳用パック、一保堂のほうじ茶のお徳用パックなど味は変わらずお買い得な商品があって昔はよく買っていたが、それらは見つけられなかった。
それにしても金閣寺、銀閣寺を連続して訪れたことはこれまでなかった。銀閣寺は金閣寺と似た寸法なのかと思っていたが遥かに小さく、金閣寺が三層建築に対して二層でしかなく、対にして語るほどの類似性を感じなかった。間違っても銀閣寺は金閣寺の色違いなどではなく、「ナイアガラの滝」と日本人だけが東洋のナイアガラと呼ぶ「吹割の滝」ぐらい異なる。
それにしても拝観チケットをお札にするのはとても良いアイデアだと思う。京都の全ての寺がそうしたら多くの人の収集癖に火をつけると思うのだが。