ただ、終わりを感じた

巨匠の作品だから

難解な作品だから

 

褒めないといけないのか

 

あの人の墓標だと思った。

走馬燈のようにあの作品、この作品のあのシーン、そのシーンを思い出す栞が散りばめられたような作品。

 

誰がどれだけ遠くまで深読みできるか。

より深読みした人ほどあの監督作品群を愛しているという証にはならない。深読みという拡大解釈と二次創作に嵌まり込みたくはない。

 

老いていつかは死ぬ。時間は有限。できることは少ない。全てに意味を求める必要もない。